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2009年10月24日 (土)

第64話、宇宙人の鳩山由紀夫殿 貴方には分かる理数科問題(CO2と気温の関係)

 この「宇宙人の鳩山由紀夫殿・・・」のお話しは、
2009年、10月24日 10:10 に、ブログ上にオープンしたものです。
以降、2014年、6月までの約15年間に、日本国内はもちろん、多くの海外の方々からも根強くアクセスされ、読み続けられるという栄光を頂きました。感謝です。

 易しい光技術のお話しとしての番号付けをこれまで行ってはおりませんでしたが、このたび、タイトルの最初に、【第64話、】と追記させて頂きました。

 この15年の間に、私(大山宏)は、悩みつつも、皆さまに「光世界の事をやさしく伝えるお話」を、書き貯めて来たつもりでした。
非ユークリッド幾何学が、ようやく自信をもって易しく語れるようになったのを機に、それらを第65話~83話に整理・統合してみました。
  早々 大山 宏
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 宇宙人であり、理工学博士でもある鳩山首相なら「グラフ分析」はお得意なはずですね。少々お付き合い下さい。

 先日、皆で「CO2と温暖化、どっちが先?」というグラフ遊び(分析)をやりました。
その時分かった事は、『地球が温暖化した後で、CO2は(1,2年遅れて後追いで)増えている。』という事。その理由は、『地球表面の7割は海で占められており、その海が空気中のCO2量をコントロールし調整してくれているため。』という事でした。
”海”は本当に有難い存在なのですね。

 地質年代を通してもその通りなのでしょうか?
調べてみましょう。
Co2
 南極ボストーク基地の表彰コアの分析から得られた過去17.5万年の気温と二酸化炭素濃度の変化(Barnola ほか、1987)と、注釈があります。

 「CO2と温暖化、どっちが先?」を考える前に、一つ注意です。
横軸タイトルが”現在からさかのぼった年数となっていますので、過去15万年前が”右端”であり、左端が現在です。
 通常は(一般的には)時系列変化の場合、左端が過去、右端が現在(未来)という並べ方をしますが、この図では逆になっています。
 余談ですが、経済成長などで、右肩上がりの経済成長という表現は、「時系列グラフが左から右に向かって時間経過を取る常識の上で成立っているから」、成立する言葉なのです。その常識が守られていない(不親切な?時系列変化を読み難い)グラフという事です。

 その点に注意して、「CO2と温暖化、どっちが先?」を検討してみましょう。

1)、14万年前に温度とCO2とがほぼ一緒に急上昇しています。
2)、その直後、気温は急降下していますが、CO2濃度は、もたもたと275ppmv辺りでもたついた後、温度変化に引きずられるように降下しています。
3)、7万5千年前にも、気温の急降下に対して、CO2量が5千年ぐらい遅れて降下するという現象が認められます。

 この目で見ると、最初の14万年前に関しても、それ以前のレベルがCO2(点線)が高く、気温レベル(実線)が低いということは、気温変化の方が傾きが厳しくて、CO2はその9割程度の上昇率が低いということに気が付くでしょう?
《 上昇カーブに於いても、
 グラフから受けるイメージとは異なって
 気温変化の方が激しく、CO2が後追いしている!》

 先日の「CO2と温暖化、どっちが先?」は、過去30年間の気温とCO2濃度との時系列変化でした(根元順吉著「超異常気象」中公新書 P.213より)。
Photo
 今回は、17万5千年間の気温とCO2濃度との対応変化を調べてみたのですが、やはり、CO2の濃度は、気温を追っかける(後追いする)形で変化していたのでした。
 この傾向は地質年代に関して成立つ傾向と見て間違いないでしょう。

 CO2温暖化説は、間違っているのでした。
最近30年間のみならず、過去17万年間のデータで調べてみても誤りだと分かりました。

 自民党政権が犯した判断ミスの政策(地球温暖化対策の間違い)を、今また民主党政権が実態を知らない(知らされない?)まま、世界に鳩山首相は宣言し、間違い政策をより強烈に実行しようとしておられるのです

 経済界も、その温暖化対策には頭を痛めているのですが、この経済人達も、知らない(知らされていない、気が付いておられない)らしいです。京都議定書は間違っていた。

 もっとも、気が付いている人達はいるのです。少なくとも欧米の科学者/政治家は気が付いていて、それを知っててああいう事を言っているのです。酷い話だと思いませんか?
鳩山首相、貴方がこの事実を知ったなら、もっと違った政策(経済効果のある政策)をきっと打ち出されることでしょうね。
 あっという間に、数兆円の投資先が変わり、世界に果す日本の役割が変わるのではないでしょうか?

 大山宏

追記、2014 6月28日 10:10 大山宏

 この「易しい光技術のお話し」は、2009年、10月24日 10時10分に、ブログ上にオープン
したものです。
以降、2014年、6月までの約15年間に、日本国内はもちろん、多くの海外の方々からも根強くアクセスされ、読み続けられるという栄光を頂きました。感謝です。

 易しい光技術のお話しの番号をこれまで付してはおりませんでしたが、このたび、タイトルの最初に、【第64話、】と追記させて頂きました。

 この15年の間に、私(大山宏)は、悩みつつも、皆さまに「光世界の事をやさしく伝えるお話」を、書き貯めて来たつもりでした。
非ユークリッド幾何学が、ようやく自信をもって易しく語れるようになったのを機に、それらを第65話~83話に整理・統合してみました。
合わせてお読み頂けるなら幸いです。

 2014年、6月28日、
 感謝しつつ、敬具  大山 宏

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コメント

大山様、ブログにコメントありがとうございます。
最近は地球温暖化の原因(自然変動以外に温暖化しているとして)はもっと単純に人類の人口が増えたのと(人間一人は約100Wほど熱を発するらしい)、その人類が年間石油換算で111.0億トン(数値はエネルギー白書より)も消費していることによる単純な加熱によるものではないのか?と思うようになりました。
もっとも、このままの消費が続けば、100年後の温暖化を心配する以前に、経済的にとれる石油が無くなり、鉄器・石器・セラミック時代になり、ナウシカの世界になるかもしれません。

投稿: 札幌生活管理人NAO | 2009年10月25日 (日) 21時18分

NAO様、コメント有難うございます。人間一人は約100Wではなくて、一般的には約500Wの熱を発するという認識だと思います。それはともかく、人間がいかに多量の熱を出そうが(削減努力しようが)、”海”の調整機能の方が遥かに大きくて、意味がないというのが槌田敦氏の主張であり、論が通っていると思います。
 CO2削減の為に、例えば風力発電に切り替えると装置・設備維持などを考えると、火力発電コストの倍以上になる(CO2総量は増えてしまう)。 太陽電池でも同じ事なのです。あの太陽電池の装置寿命は20年も保障されていないでしょう?
 欧米諸国は「日本がCO2削減で苦しむ事」を政治として楽しんでいるのが癪なのです!

投稿: 小山広雄 | 2009年10月25日 (日) 23時26分

大山様、こんばんは。

>欧米諸国は「日本がCO2削減で苦しむ事」を政治として楽しんでいるのが癪なのです!

私もそう思います。
米国はともかく欧州各国と比べると、日本は国民一人当たりのCO2排出量ではあまり差がありません。ただ排出の総量が多いのです。
そのことを考えると本当に頭に来ます。
IPCCの設立にイギリスが大きく関わったのも最初からうさんくさいです。
鳩山政権には見栄を張るのではなく、実利を取れるようにしっかりと理論武装してもらいたいです。

投稿: 札幌生活管理人NAO | 2009年10月27日 (火) 22時02分

「・・・鳩山政権には見栄を張るのではなく、実利を取れるようにしっかりと理論武装してもらいたいです。・・」
全く同感です。NHKの高間大介殿などにもこのブログで訴えているのですが、反応なしで、どうやって鳩山政権に伝えるべきか、悩みつつブログ発信していました。同じ意見の方(NAO様)にめぐり会えて嬉しいです。根元順吉先生や、槌田敦先生などと共同戦線が張れれば、民主党の誰かが動き出してくれるかも知れませんね。草の根運動として、”ブログの価値”が高まれば、それはそれで素晴らしいことではないでしょうか?

投稿: Oyama | 2009年10月28日 (水) 01時02分

>草の根運動として、”ブログの価値”が高まれば、それはそれで素晴らしいことではないでしょうか?

残念ながら現時点ではブログは草の根運動として見た場合、まだまだレベルの低い段階に留まっていると思います。しかし、今までの草の根運動と比べ、ブログははるかに広まりやすく、個人の意見表明というツールと考えると非常に有用だと思います。遠からず民意を推しはかる目安になるのではないでしょうか。

ところでEUが温室効果ガスの削減目標を30%に強化する案を先送りしました。(なぜかこのニュースあまり積極的に報道されていないと思います)
どうやら本音が出てしまったようです。それまで鳩山政権の打ち出した25%削減にもろ手で賛成していた態度はいったいなんだったのでしょうか。

投稿: 札幌生活管理人NAO | 2009年11月 6日 (金) 15時09分

~Hiroo(^o^)ooyamaA~
札幌市民生活のNAOさん、お久しぶりです。
「光世界の冒険」の大山宏、本名は小山広雄(H.Oyama)です。
私のブログ上で2~3回意見交換させて頂いた者です。
あれから、既に15年ぐらいの年月が流れたようですね。お元気でお過ごしですか?
地球温暖化対策(京都議定書)問題は下火になったようですが、今はもっぱら原子力発電所の放射能問題の矢面に日本は立たされているという状況に陥っている様子ですね。
NAOさんの御意見・活動をお聞かせ願いたく思っております。
我々、まだまだ、のんびりと年金生活をしておれない状況下にありますね。
 私、婚活にはあくせくしない心境に至り、最近は数占いに凝っております。占い師さんの示唆を(無料で)受けながら、アインシュタインの一般性相対論を子供達に一瞬で分かるように伝えることに熱意を燃やしています。
 また、ブログ上ででも、お話(意見交換)できれば幸せです。
早々、敬具 2014年7月6日
 ~Hiroo(^o^)ooyama~

投稿: 小山広雄 | 2014年7月 4日 (金) 21時14分

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