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2011年9月

2011年9月28日 (水)

KJ法( 難題を解決する方法 )、100枚書き出してみる意味

「一人KJ法」のポイントは、100枚のラベルを書くことです。
(1)、数学的に見た100枚の意味は、『 書き出しミスの1枚が存在する確率を、1%以下にする。』 という事です。
(2)、心理的に見た100枚の意味は、『 最初の20枚には、無意識の内に避けている重要事項も、100枚を無理矢理書き出す内に、自然の内に絞り出されて来る。』 という事 らしいです。 

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2011年9月26日 (月)

現代版[ロミオとジュリエット]の解決策( 大人のイソップ )

 窓口対応に当っていた市役所職員が不思議そうな顔で二人を見比べていた。
『どう見たってこの二人、離婚書類提出者の顔ではない。ひょっとして偽証離婚 ではないか』と疑う目だった。

 二人は言った。「ちょっと変ったケースでしょう?普通の離婚提出者は二人揃ってここに現れないのではないですか?」
「確かにそうです。通常は男性がハンコを押し、妻が一人でこの市役所窓口を訪れて来ます。偽証離婚ではないかと一瞬、疑いました。」

「複雑な事情があって、二人の実家双方から『離婚すべきだ。離婚しなさい』と強い圧力がかかって来たのです。二人は38年間、喧嘩しつつも仲良く暮らして来ました。子供達二人は30を過ぎています。孫も2人います。それでも両家から『離婚すべきだ。離婚しろ』と迫られて、やむなく離婚書類をここに持って来たのです。10年か15年後には、縁があれば再婚することになるかもしれません。」

「婚姻届書類も渡しておきましょうか?」
「ええ、いいですね。下さい。」
窓口の男性が近くに置いてある白紙の婚姻届書と説明文を手渡し、白髪頭のロミオ(63才)が受け取る。もうじき61歳になるジュリエットの表情は少し明るくなった。

「奥様は旧姓に戻られますか?」
「離婚後の経費や生活のやり易さからは、これまでの夫の姓を名乗り続けた方がいいのですが、妻が実家に帰ってからやり易い方を選ぶのが良いと考えています。」
「奥様、どうされますか?」
「実家の姓の方を選びます。そうさせて下さい。変に勘ぐられるのは嫌です。」
運転免許証 は(面倒なので、次の更新日まで)書き換えたくないのですが、、」
「私も、引っ越し後、何年間か住所変更は提出しませんでした。事故さえ起こさなければ、違反さえ起こさなければ、大丈夫ですよ。」(話の分かる事務員だ)

健康保険証 は奥様分が自動的に切り離されます。お父様がまだ生きておられますが、そちらの扶養家族に入られますか?」
「100才近い父の扶養家族になるのはおかしいので、私一人の健康保険証にして下さい。」
「保険証を分離すると、妻の保険証は月当たりでいくら位になるのですか?」
「約2100円/月です。もちろん、旦那様の負担額は減額となります。」
「分かりました。」

 手続きが終り、二人はどっと疲れを覚え、同時に空腹を感じた。
「早いけど、昼飯を食うか?ここに食堂があるが、、」とロミオ。
「もっと綺麗なレストランに入りたいけど、それよりも空腹を満たす方が先ね。」とジュリエット。

 二人は、まだ誰も客の居ない市役所内食堂のドアを押して、入って行った。

「現代版[ ロミオ と ジュリエット ]の解決策」
 大人のイソップ(大山宏)   ( 続く ) 

 

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2011年9月22日 (木)

秋風の吹く 短歌 俳句 狂歌 (あだち充)の世界

昨年は 母がまだいたこの母屋
      今年は一人、秋風の吹く

還暦を 過ぎて未だに我妻は
      少女マンガの世界に遊ぶ

妻去りて 一人『タッチ』や『H2』の
       (あだち充)の世界を学ぶ

丸頭(がんとう) 2011/10/10 大山宏

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2011年9月20日 (火)

どちらに転がるか予測不能の女狐性格( 大人のイソップ )

 伏せた料理ボウルの上に卵を乗せたような性格って分かりますか?
そうです。どちらに転がるか予測不能の女狐の性格なのです。
何故か?
 実際に実験してみれば、すぐに分かります。やってみましょう。
料理用ボウルを底が上になるように食台(キッチンテーブル)の上に置きます。次に、冷蔵庫の中から卵を一個こっそり(お母さんに内緒で)出して来て、伏せたボウルの上に乗せてごらんなさい。

 上手く卵を乗せることが出来ましたか?
非常に難しかったでしょう?
かろうじて卵を安定させられたとしても、ちょっとしたはずみで、卵は転がり落ちて、割れてしまったでしょう?

 どちら方向に転がり落ちるか予測不可能ですね。
更に悪いことに、一旦転がり始めると加速度的に卵の落ちるスピードが早くなって行くから本当に始末が悪い。卵が壊れるとママゴンに叱られますので実験はその位にしておきましょう。

 このような性格「どちらに反応するか予測不可能な性格」の人が貴方の周りにもきっといますね。漫画(まんが)の世界でも頻繁に現れます。特に少女漫画に頻繁に現れてきませんか?

 そうなんです。男性より女性の方がこの性格を色濃く持っているのです。
「女心と秋の空」という言葉を聞いたことがあるでしょう?あれですよ。
「女心と秋の空」をより強烈にしたのが「伏せたボウルの上に乗せた卵」の性格なのです。
 イソップ物語の中で登場人物(動物)を探すと、女狐がピッタリだとは思いませんか?

 対策を考えてみましょう。
1案、卵にセメダイン(接着剤)をちょっと塗ってボウルに張り着ける。
2案、「コロンブスの卵」よろしく、卵をコツンと割って(凹ませてから)乗せる。
3案、小さな輪ゴムを置いた上に、卵を乗せる。
4案、転がらないように、両手で卵を注意深く支えている。
5案、ボウルの中心部に穴を開けて、その穴の上に卵を置く。

 いくらでも対策案は浮かぶでしょう?貴方の頭が柔らかい証拠です。理科系の人はこれが良く出来る。将来有望です!

 さて、「女狐対策」です。しょっちゅう失恋している人は真剣に考えて下さい。

大山宏の女狐対策案
1案、心の接着剤で、完全固着してしまう。(これが出来るなら苦労しない)。
2案、女狐の頭をコツンと叩いて(凹ませてから)アプローチする。
3案、ゴム紐かロープで縛りつけておく。(これじゃSMだな)。
4案、全神経を巡らせて、ちょっとの動きも見逃さず、手を差し伸べる。
5案、ボウルをひっくり返したような包容力の中で、卵を遊ばせてあげる。

 いずれも負けず劣らずの有効な案が出て来ますが、取って置きの対策案があります。
それは、そういう性格の女狐には(魅力はあっても)初めから近づかないことです。
 不幸にして、貴方の結婚した相手がそういう女狐性格だったならば、早めに離婚に応じる方が利口かもしれません。

 ああ、男って苦労するように出来ているのですね。悲しい!

[どう反応するか予測不能の女狐性格(大人のイソップ)]
 -- おしまい --  大山 宏

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2011年9月19日 (月)

生ける屍(しかばね)になった狐「大人のイソップ」

 生ける屍とは、正常な心身作用を失って、ただ生きているだけの人(三省堂)だそうです。

 昔ある村に、キツネの家族が住んでいました。日ごろは仲良く暮らしているのですが、嫁姑同士、嫁と夫の間、夫とその兄弟姉妹の間で、たびたび取っ組み合いのけんか が絶えませんでした。

 ある日、嫁キツネは愛想が尽きて、出て行ってしまいました。夫キツネは離婚したくはありませんでした。一生懸命、努力し引き留めようとしましたが、無駄でした。

 自暴自棄になって、夫キツネは、
「母さんも母さんだ、いい加減にしてくれ。私は旅に出る。」と言い放って、田畑仕事をホッポリ投げ、家出して行きました。
残された兄弟姉妹のキツネ達は、田畑仕事をぶつぶつ言いながら続けていました。

 ある日ひょっこり、夫キツネが帰って来ましたが、みんなそっぽ を向いています。食事も与えられないし、寝る場所も与えられません。どんなにしっぽを振っても(愛嬌をふりまいても)、許してはもらえません。

 終いには、兄弟姉妹や母キツネから、「アンタはもうここには顔を出さないでくれ。アンタは生きていてくれるだけでいい。」と、追い出されてしまいました。

 野原の片隅で、夫キツネは、つぶやきました。
『”生きているだけでいい”とはどういうことだろう?』 頭が混乱した夫キツネには分かりませんでした。正常な心身作用を失っていたのでしょうね。

 何日か野宿をしている内に、やっと気が付きました。
『なんだ。 ”生きているだけでいい”ということは、”生ける屍(しかばね)になれ。” ということなのか。”(身体は生きていても)精神的には死ね ”ということなのか。廃人になれということだな。』と、納得したのでした。

 『確かに(三省堂の辞書によると)そういうことだ。』と、納得した夫キツネは、さみしそうにその村を去って行きましたとさ。

「生ける屍(しかばね)」[大人のイソップ]
    おしまい  大山 宏

PS,似て非なる話が、聖書の中に
 「放蕩息子(ほうとうむすこ)」 として登場します。
何処が違うのでしょうか?貴方に分かるかな?

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2011年9月17日 (土)

NHK朝ドラ編集者様へ(世の中に迎合するのは如何なものかと。)

 ”おひさま”を毎日楽しみにしていた一人でしたが、今日の展開(かずなり が安曇野を捨てるらしい場面)を見て、うんざりすると同時に、原作者とNHKの編集者に対して、激しい憤り(いきどおり) を感じました。

いくら表現の自由であっても、あの展開は許されるはずはありません。視聴者の心を弄ぶ(もてあそぶ)なにものでもありません。視聴者全員が憤りを感じ、現在、ジャンジャンとNHKに抗議の電話やファックスが入っていることでしょうが、もしそれが、視聴率を稼ぐための手段 であったなら、それは大変な間違いではないでしょうか?

 何を書いても何を放送しても自由だとお考えなのでしょうが、民間放送ならまだしも、NHKまであの展開をやるとは、めちゃくちゃ です。真面目に生きて行こうとしている人々の神経を逆なで(さかなで)するような展開は止めて下さい。世の風潮に迎合するような展開は如何なものかと思います。

 何が一番困ったことかと言うと、メロドラマとか悲劇物語を見て、多くの視聴者は涙を流すのですが、その物語の同じ事を自分自身が日常生活の中でやっていることに気が付かない(反省にしない)人間の悲しい性(さが)が助長されるからなのです。

 今、NHKで放送中の大河ドラマ「江姫」も迎合型(世の中の流れに迎合する型)に属すると思います。この迎合型(「長い者には巻かれろ」式の物語展開、泣き寝入りを勧める物語展開)は、止めて頂きたい。
大河ドラマ「篤姫」は素晴らしかったです。あの篤姫のような生き方が、人類全体に(世界に)広まって行くことを望んでいます。

 大山 宏より
NHK朝ドラ編集者様、”おひさま”原作者様へ、2011, 9,16

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2011年9月15日 (木)

ダーウィンが「大人のイソップ」を書いたなら -2 If Darwin wrote "Aesop in the adults', I'm sure this adult fairy tale would.

 2018/09/24 rewriten
2 ダーウィンが「大人のイソップ」を書いたなら、If Darwin wrote "Aesop in the adults', I'm sure this adult fairy tale would. -2
「種の起源(ダーウィン著)」に大変ショッキングな事例が乗っていました。それは、[本能] 編の中の「奴隷を狩るアリ という項目内でした。ちょっと引用させて頂きます。
 On the origin of species (written by Darwin) was riding very shocking case. It hunts the slave Ali [instinct] part of the items. We will quote a little.
 奴隷狩りの本能---この驚くべき本能をアマゾンアリ で初めて発見したのは、著名な父より更に優れた観察眼をもつピエール・ユベールである。このアリは、完全に奴隷に依存した生活を送っていることから、奴隷がいなければ確実に1年で絶滅してしまうことであろう。・・・
 Slave hunting instinct---this amazing instinct was discovered for the first time in the Amazon are in with observant even better than his famous father Pierre Hubert. Should have slaves from living fully dependent on slavery, this Ali is certainly extinct in one year. ... 私は『まさか?』と思いつつ読み進んで、衝撃を受けました。
そこには、古今東西の地球上で繰り広げられて来た人間社会の縮図(戦争・闘争・権力支配・殺戮・虐殺・隷属・奴隷に飼いならされる過程・反抗闘争・組織にあぐらをかく蟻・・・)が展開されていたのです。実際にそれがアリ社会の観察記録 として詳述されているのでした。
 物凄い衝撃でした。これを世に知らしめる(公表する)ダーウィンの心境(苦悩)は、想像に余りあります。 同時に、
 I "believe it or not, and while’ I read, I was shocked. The epitome of human society, there are unfolding on the planet of all ages came (ants anyway the Agra process be tamed in the war, struggle, power control, slaughter and genocide, slavery, slaves in rebellious struggle and organization...) is expanded.
 Actually it has detailed observations of Ant society as it was. It was tremendous shock. This world famous Darwin (public) get feelings (distress) has too much to imagine. At the same time,・・・
千年前に、この「人間を含めた生物の本能」を知ったキリスト釈迦・・・らが、『後の世に、世界最大のペテン師だ。』と、呼ばわれようとも、悔い改めさせなければならない。」と、決意した可能性を否定出来ませんでした
 ここからが「大人のイソップ」です。
上記の事を妻に話したところ、
「ああ、その話(アリ奴隷社会)なら、知ってる。テレビで見たこともある」と、いとも簡単に答えた
 から、衝撃は倍増しました。
 Found this biological instincts, thousands of years before Christ and the Buddha... et al, "in the world after the world's largest swindler.' And must be repentance without being ridiculed. "And did not deny the possibility determined. Here is the "Aesop in the adults". Told the things above my wife, "Oh I know talk about Ali's slave society. As seen on TV; "And easily answered from shock was doubled.
 『なんだ、知らなかったのは私だけか。
日本人億人の約30%かは知っていた、世界の人口数十億人の10%(~20%)かの人は知っていて(無視して・知らんぷりして)殺戮(さつりく)や戦争をしていたのか(無責任にも本能に任せて!
 と、悟ったのです。
"What I didn't know, I just do. Japanese 100 million who is or what the 10% number % of world population 1 billion people (percentage) or of know who (ignore, pretending to) rely on instinct (also irresponsible) of massacre and war! ' and realized.
 怒り・憤りは、いよいよ倍加してきませんか? さて、小中学/高校生諸君、貴方ならどうする? 殺戮の片棒をかついで行くか、傍観を続けるか、それとも、だめもと(駄目で元々)で,立ち上がって行くか?
 未来は貴方達のものなのですよ!
ダーウィンが「大人のイソップ」を書いたならおわり》 2011915日記
 2018/09/24 rewriten by Hiro. Oyama
 Anger and resentment are not finally doubled? Now, small junior high school and high school students would you gentlemen, what to do? Well or don't go carrying the killing hand, keep on the sidelines, and (no original), or get up and go? Those guys are the future! If Darwin wrote "Aesop in the adult" (END) 9/15/2011 Oyama Hiro. Oyama

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ダーウィンが「大人のイソップ」を書いたら -1

 もし、ダーウィン(「種の起源」の著者)が大人のイソップを書いたなら、きっとこんな物語になるでしょう。

 キツネとタヌキが共生する社会がありました。どちらも本音(ホンネ)と建前(タテマエ)をうまく使い分けて生きて行くよう神様から能力を与えられていました。

 ある夫婦に、12匹の子供が生まれました。男の子供には日本語流儀で[ポンタ(狸1)][ポンジ(狸2)][ポンゾウ(狸3)][ポンヨン(狸4)][ポンゴ(狸5)]、女の子供にはフランス語流に[アンネ(1狐)][ドゥーネ(2狐)][トゥーネ(3狐)][カトルネ(4狐)][シスネ(5狐)]と名前をつけました。

 12匹の中には変り種も生まれて来ます。[ポン純(純な狸)][純ネ(純な狐)]と名前を付けられました。
確かにポン純(純な狸)は変わっていました。本音でしか話が出来ないのでした。 純ネ(純な狐)も変わっていました。建前でしか話さない性格を持っていたのです。

 そんな家族がどんどん(ネズミ算式に)増えて、その地域内であふれ返るほどになっていきました。食糧も不足していきます。生存競争が日増しに激しくなって来て、家族内外でケンカが絶えなくなって来ました。

 その様子を天空から眺めながら、天地創造の神様は思いました。『その環境に一番適した能力を持った者達が生き残っていけばいい。それが自然淘汰という私の意思なのだ。』

( 続く ) 大山宏

 

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2011年9月13日 (火)

「種の起源」における(ダーウィン)の苦心So far in the origin of species, Darwin had taken pains.

種の起源(ダーウィン) を読みながら、『 この苦心の痕は「灼熱の氷惑星(高橋実)」 と同じじゃないか 』、と感じました。
 何処がか?

科学する者としての姿勢  です。
一方は、地球物理に関する本、他方は生物学に関する一般大衆向けの本であり 分野が天と地ほど大きく異なっているにも関わらず、同じ匂い がするのです。
 わずかですが、共通する背景がありました。
1) 世のほとんどの人が『そんなことあるはずがない あって欲しくない。』と思っているという時代背景。
2) 各自の身の回りには、ごまんとその証拠は転がっているのだが、これまでの思想・考え方・偏見などによって、見ても見えない状態 に世の人々いるという時代背景。
 今でこそ、ダーウィンの進化論は、当り前として受け入れられていますが、(その現代においても)キリスト教会の日曜礼拝では「進化論は間違です。神が全ての生物を創造なさったのです」と聞かされ、「アーメン(その通りです)」と唱和させられます。
 それが郷に入っては郷に従え ということなら、私(大山宏)には受け入れ難い事です。同時にそれは、ユダヤ教世界でのイエス・キリストでさえも拒否 されたことではなかったか。
 おひさま(NHK朝ドラマ)に「いく子:信じた所を貫き通していく女傑」が登場します。彼女は郷に入っては郷に従え に反発しているように私には見えました。
 続きはまた明日、大山宏

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2011年9月12日 (月)

初版本が一番分かり易い、 ダーウィン / ワーグナー This is easier to grasp the best first published book (first edition).

3Darwin Wegener 初版本が一番分かり易い。
 高橋実様(灼熱の氷惑星の著者)へ、お久しぶりです。暇ですから図書館から「種の起源(ダーウィン) 渡辺政隆訳」を借りて来て読んでます。
 驚きました。1859年というから今から150年前に書かれた本にも関わらず、「陳腐化した論文」とはちっとも思えない、まことに説得力のある本でした貴方も その筋の専門家 なので、きっとお読みになっていることでしょう。
 To the real Mr. Takahashi (author of Planet of Ice) is for a long time. Come with the "origin of species" (Darwin) ‘Watanabe Masataka’ translation" from the library is free from the reading. I was surprised. Even though the book was written 150 years ago from now on in 1859, and from "paper cliché" I do not think the truly convincing. Your expert in that field, so I'm sure you read that?
 私はワーグナー(ウェゲナー)の「大陸移動説」 初版本を読んだ経験はありませんが(手に入って読んだなら)似たような感銘を得ることでしょう。
小中学校の教科書とはえらい違いですね。今度(ゆっくり酒でも飲みながら)「種の起源」「大陸移動説」を酒の肴に『科学する者の姿勢』について議論してみましょう。会える日を楽しみにしてます! 敬具
 I wouldn't get the impressed looks like (in the hands, if you read) but I have no experience of reading the continental drift theory of Wagner (Wegener) first edition. It is a helluva difference between primary and secondary school textbooks. Now (slowly drinking cup), "the origin of species", "continental drift" Let's discuss about the attitude of the science of drinking. Look forward to seeing you! Kind regards
  2011912 () 大山宏 Hiro. Oyama
後で高橋実氏が20世紀末にお亡くなりになっている事実を知りました。真に残念です
 
Did the fact after Minoru Takahashi died at the end of the 20th century. It is a true shame!
   2018/09/24 rewriten by Hiro. Oyama

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2011年9月11日 (日)

9.11テロで全世界のキリスト者が叫ぶべきだった言葉Encountering terrorist 9.11 incident, Christians around the world was shouting words

   2018/09/24 rewriten by Hiro. Oyama 4
 9.11あの悲惨な事件から10年が経過しました。私にとっても非常にショッキングなテロ事件でした。以降10年間の歴史の流れに関しては御承知の通りです。自分の反省も含めて、結果論になるかとは思いますが、述べさせて頂きます。
 10 years have passed since that harrowing 9.11 incident. For me it was a very shocking terrorist attacks. Since consent regarding the 10-year history were as follows. I think she the hindsight, but let me say.
 欧米各国の多くの国民は、熱心なキリスト教信者だと認識していました。勝手ながら私は思います。
9.11事件の直後に、真のキリスト者、キリスト教国であるならば 汝の敵を愛せよ。今こそ我々の敵を愛せよ! と、叫び声をあげるべきではなかったでしょうか?
 Many people in Western countries is a devout Christian and knew it. I think liberty. If immediately after the 9.11 incident of the true Christ, Christendom, "love your enemies. Love our enemies now.' The cry should, not would you?
目には目を、歯には歯を!』 との 正義(正当防衛) を振りかざしたその瞬間に、イスラム教に敗北したことになったのではないでしょうか?
勿論、牧師の一部には、「今こそ我々の敵を愛そうではないかと,主張なさった方がおられたかもしれません。しかし、その声は日本には届いて来ませんでした
"Eye for eye and tooth for a teeth! ' with or become defeated by Muslims at that moment raised the justice (self-defence)? Of course, on the part of the pastor, "love our enemy now is not." And may he was who he claimed. But whose voice is not reaching Japan.
 期せずして本日、NHK大河ドラマ「江姫」にて「関ヶ原の戦いを前にして細川ガラシャが殉教した場面が放映されましたガラシャはキリストの教えに素直に従って殉教して行ったと思います。
 By chance today, was aired on scene prior to the battle of 'Sekigahara', the Hosokawa 'Gracia' was martyred in the NHK Taiga drama "the river Princess". I think Garcia to the teachings of Christ to so martyred by went.
 江戸時代の初期に長崎で24の殉教者を日本国は出しました。
島原の乱( 九州 天草)でも何万人というキリスト教殉教者を出しています。
太平洋戦争の終わり頃、その九州の長崎に、米国は原爆(ピカドン)を落としたのです。
 大反省をして頂きたいのです。「日本人の方が欧米の人達よりもキリストにむしろ近いのではないか?」なんて宇宙人 にささやかせないで欲しいのです。
辛口の意見になってしまいました。ゴメンナサイ。 大山 
 In the early days of the Edo period issued a Japan country 24-Christian martyrs in Nagasaki. Christian martyrs of the tens of thousands of people out in the Shimabara rebellion (rebellion of the Kyushu-Amakusa district).
 It is toward the end of World War II, Nagasaki on Kyushu, the United States dropped the bomb (pika-don). It is you want to have a great reflection. "Japanese than Western people rather close to the Christ in you?" It is what you want let modest aliens. I have become outspoken opinions. Sorry to say this. Oyama

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左利きの投げ釣り人 初心者・入門者への注意

 多くのスポーツ用具には「右利き」と「左利き」とがありますが、投げ釣り釣り用具にも左利きの人に使えない釣り竿(リール)があるのをご存知ですか?
私は釣り竿をつい最近買って(使ってみて)初めて知りました。砂浜で3日も4日も練習しても、一向に「重り」が上手く飛ばせないのです。友達も何故か分からず、悩みました。
 夕日が沈みかけた頃になって、「試しに右手 で投げて見てはどうか。」となった。簡単に遠くに重りが飛んでいくではないか!
私は左利きだったのだ。野球のグローブだって、ゴルフのクラブだって、右利き専用か、左利き専用かは使ってみれば直ぐに気が付く。しかし、釣り糸のリールの巻き方向が逆 とは気が付きにくい。『 飛ばないのは自分のせいだ。下手だからだ。』と悩んで損した。左利きの投げ釣り初心者の貴方、これで今日から遠くに仕掛けを飛ばせますよ! ちなみに、左利きの人でも右利きの人でも差が出ないリールもあります。それは竿軸とリールドラム軸とが直交している「横置きリール」竿です。ちょっと専門的になりました。

 今後は貴方の夕方の食卓には、大きなお魚さん が並ぶことでしょう、投げ釣りに興味を失っていなければね。左利きの彼氏に、そっと教えてあげて下さい! 大山 宏
( 岡釣りにも、左利き・右利きがあるのかな?)

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テロルの系譜(かわぐちかいじ)

 2.26事件を扱った昭和編「戒厳令 」が圧巻でした。歴史として中学校教科書知識以外には、母が話していた「栗原中尉がカッコ良かった。」というくらいの知識しかありませんでしたが、『なるほど、こういう歴史の見方もあるのか。鋭い!』と、唸らされました。

 (かわぐちかいじ)氏の創出人物らしいようですが、”徳川貴臣(徳川家の末裔)” は、「小説は事実よりも真なり 」と思わせるところがあります。私はこの歳(63才)になるまで不思議でならなかったのです。
『 何故、篤姫以降、徳川家の子孫が歴史から消えてしまったのか?』

 歴史的事実かどうかは別として、この疑問に見事に答えを与えてくれた名作漫画となりました。
ちなみに、テロルとは「テロリズムの略称。元々はフランス革命時のジャコバン派による恐怖政治のことをいった」 そうです。
 マンガのタイトルとしては「テロルの系譜」が適切だと思います。「テロリズムの系譜」だったら私は手に取って読まなかったでしょう。沈黙の艦隊 の(かわぐちかいじ)さん流石です。感謝!
 2011/ 9/ 9   大山 宏

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2011年9月10日 (土)

女キツネとタヌキの離婚騒動 ( イソップ 、マザコンとは?)

 昔、山奥のとある村里 に、男タヌキ 女狐A とが結ばれた夫婦が( 口げんかをしつつも )仲良く暮らしていました。二人の間に出来た子供も成長して嫁いで行き、可愛い孫も数匹生まれて、幸せな家族でした。

 近所には、男タヌキ が生まれ育った実家と、女狐A が生まれ育った実家の両方があり、それぞれの両親共に健在だったのです。しかし、寄る歳波には勝てません男タヌキ の父親は亡くなってしまいました。

 男タヌキ は、自分を生んでくれた年老いた(少々ボケの始まった母親B を放っておく訳にもいかず、母親B の実家で暮らすことになりました。 当然、女狐Aの妻 を伴っての同居生活が始まったのです。

 女狐A を生んだ母親C も、少々ボケが始まっていたのでした。その母親C は、5匹の子供を生んでおり、長男狐D と一緒に暮らしていたのでした。
 もちろん、長男狐D にも妻(女狐E) がいて、孫も出来ていましたが、不幸なことに妻の女狐E は、何年か以前から若年性アルツハイマー (若い内に老人ボケ症状が現れる病気)にかかっていたのでした。

 そんな中で女狐A は、”両方の実家を毎日行き来する”という悲惨な介護生活 が始まったのでした。

 母親B は、女狐A の苦しい立場は理解してはいるのですが、なにせボケが始まっていますから、
「 両方の実家の面倒を見るのは無理です。貴女は私の息子の妻なのですから、私を(心をこめて) 看て下さいな。」と、嫁いびり を始めました。
 その発言は次第にエスカレートしていき、
「 両方の実家の面倒を見るのは無理です。向こうの実家の方が大変なのですから、貴女は向こうの実家の介護に専念して下さい。私の方は一人でも大丈夫!心配しないで。」
 となり、終いには中江藤樹の母の如くに
「 私の前に顔を見せないで下さい。貴女は、あなたを生んだ両親の世話がしたいだけでしょう? それに専念しなさい。」と、突き放してしまった。

 そして、自分が生んだ息子(男タヌキ) に向かって、「あんな嫁とは離婚すべきだ。私のためにお願いだから離婚して下さい。もっと優しいお嫁さんと再婚 しなさい。」と言いだした。 ( 老人ボケとは困ったものである。)

 夫である男タヌキ は困ってしまった。「母さん、よーく聞いてよ。夫婦が離婚するかしないかは、当事者夫婦の決めることであって、それ以外の者が『 離婚すべきだ。離婚してくれ。』なんて事は、たとえ生んだ親であっても 口出しすべきことではないんだよ。私は離婚しないよ。」と、諭した。
 しかし、ボケの進んだ母には通じなかった。

 妻の女狐A からも離婚を迫られ、自分を生んでくれた母親B からも離婚を迫られた男タヌキ 切羽詰まって、しっぽを巻いて雲隠れ してしまった。

 普通は、これで離婚(熟年離婚)成立の運びとなるが、男タヌキは執念深かった。
雲隠れ先から時々ひょっこりと現れては、母親B の世話もするし、女狐の実家にも平気な顔現れて、介護援助の世話もするのであった。

 女狐の実家 に取って必要なのは、実娘である女狐A だけだ。執念深い男タヌキ が出入りするのは、なんとも目ざわり  であった。
しかし男タヌキ は何度追い出されても、追い出されても、カエルの顔にションベンという顔で 出入りし続けていた。

 ついに、母親B 「有料老人ホームに入る。後は息子(男タヌキ)よ、好きにしなさい。」 と 自ら宣言して、老人ホームに入ってしまった。
一番面喰ったのは、息子の男タヌキ であった。
妻の女狐A 少なからず慌てた。
二人で相談の結果、夫婦一緒に夫の実家に戻り、そこから妻女狐A が実家に介護に通うということになった。

 後日談である。義理の兄にあたる長男キツネ 男タヌキ に向かって言った。「あんたは母親に振り回されてばかりだ。貴方はマザコンじゃないか?」
「冗談きついですよ。ハハハ」

 1月後にも、同じ事「貴方はマザコンじゃないか?」 と言われて、男タヌキ は(心の中で)つぶやいた。
『 そうゆう義兄貴も、老人ボケだね。貴方自身も若年性アルツハイマー じゃないかな?』
 ・・

大人のイソップ「 雄狸と女狐の離婚騒動 」
  2011/ 9/07/   大山 宏

『 みんな多かれ少なかれ、年相応にボケて行くものなのだ。』

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2011年9月 9日 (金)

浜辺のキツネ-7 ( 乞食とボランティアの境目 )

 初老のキツネは時々「けちんぼう」と呼ばれた。青年時代には「吝嗇家(りんしょくか)」「渋ちん」「どけち」・・とも呼ばれた。同じ事である。
 「何でも捨てるのはもったいない。」とまず思う。『何かに活用できないか?』と常に考える。生まれついてからの(物心付いてからの)習性であり、それを製品開発という自分の仕事にも生かして来た。
 今、東北でボランティア活動をしていて当惑したのであった。ともすると自分自身が乞食(こじき)と区分け出来なくなる のだった!
 どちらも収入は零(ゼロ)。生き抜くためにケチケチ戦略を実行する。腐ってない限り、手にした食物は食べる。風呂には”ただ(無料)”でなければいつまでも入ろうとしなくなる。 もちろん、着た切り雀(すずめ)。・・・
 「志(こころざし)が違う!」と言いたいであろう。しかし、被災者の内に見え隠れするもの(エゴ?)が、ともすれば その思いを打ち砕く!
「私はどうしてここ東北の被災地にわざわざやって来たのだろうか?」と、キツネは悩んだ。
『 瀬戸内海の小島に帰ろう。 この辺りがボランティアの限界なのかも知れない。』 そのように 初老のキツネは思った。
 被災地の一つである宮城県亘理町を離れて高速道路に乗った。来る時はつぼみだった辺りの桜の花は散ってしまい、葉桜が緑を競っていた。
磐梯山近くのサービスエリアだったか、初老のキツネは気抜けしたようにぼんやりと辺りを眺めていた。
 その時、放心状態の薄汚い初老キツネを見た中年ウサギ が、声をかけた。
「 ボランティアなさっていたのですか?」
「 ええ、そうですが、、?」
「 それは本当に御苦労さまでした。有難うございました。私の家族も一人、この震災で亡くなりました。でも、私なんかまだいい方です、行方不明であった家族が五体満足な遺体 として見つかったのですから。
 今も行方不明の方々が、1万人近くおられます。その方々に較べれば、私なんかは幸せです。
 遠路はるばるボランティアに駆けつけて下さって、本当にありがとうございました。」
 これを聞いた初老キツネの眼から、おもわず涙があふれ出した。
『 この一言でいい。この一言で私は救われた!』
『遠い瀬戸内海の小島から わざわざ来た甲斐があった!』と思ったのだった。
「大人のイソップ(浜辺のキツネ)」
  通読感謝!2011,9,06 大山宏

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2011年9月 8日 (木)

浜辺のキツネ-6 ( トマトの風評被害 )

 相馬中村神社に「トマトを収穫してくれ」との電話が入って来た。風評被害で出荷できずに困っているとのことだった。
即座に、青年キツネ達 が2台のバンに乗り会わせて出動していく。場所は、福島第一原発事故現場から半径30Km圏内(南相馬市)だ。初老キツネ も少々緊張気味。
 海岸沿いの道々は、まるで戦場跡でも見るが如く であった。訪ね尋ねてたどり着いた広い場所には大きなビニールハウス が10数棟、平行設置されていた。
 蒸し暑いハウスの中で収穫作業が始まる。コンテナ籠10箱は、じきに一杯となった。
ビニールハウス内は家の中と一緒で、放射能の影響はほとんど無いはずなのに、突然福島県産のハウス物トマトまで 売れなくなる。
風評被害に関して薄々は聞いてはいた。しかし、実際に現場で作業をしてみると、生産者の苦渋苦悩は痛いほど伝わって来る。
 過去のトイレットペーパー騒ぎ、災害直後の株価の暴落、放射能被害・汚染を極度に(病的に)避けようとする異常反応に、現代社会のもろさ・あやうさ を、ハウス物トマトを収穫しつつ、初老キツネは危惧した。
 「県外に出荷出来ないものは、県内で消費すればいいじゃないか」との趣旨だった。収穫したトマトは、近所の幼稚園や非難場所となっている小・中学校などに希望に沿って配って歩いた。
 何処でも大変歓迎されたのだった。
 誰かが損をすれば、誰かが得をしているらしいこの世の中。初老狐は『火事場泥棒 や、暗躍する(白昼堂々と歩いている?)死の商人 憎い!』と、改めて思った。
 大山宏「大人のイソップ」 -- 続く --

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2011年9月 7日 (水)

浜辺のキツネ-5 ( いきなりのボランティア活動 )

 瀬戸内海の小島から東北被災地までは、高速道路でも1日半はゆうにかかる。ガソリン代はもちろんのこと、高速料金も自前だ。
気の毒がって途中のインターチェンジでは、詳細な全国道路地図を「ただ」でプレゼントされた。
 東尋坊を過ぎ、新潟を目指して走る。日本海沿いに走る東北道は、車も少なく、アウトバーン並みに飛ばせる。海に沈む夕日が美しい!
初老のキツネは、自分の行動力に久々の満足感を感じながら走った。
あの時は自転車だったが、ヨーロッパ大西洋の海を横目に走ったオランダの西海岸や、アイセル湖を仕切る大堤防(ダイク)のことを思い出しつつ走り続けた。
 新潟から福島県に抜ける途中で、夜になった。雨が降っていた。10時過ぎ、誰もいない休憩所近くの空き地に駐車して寝た。
あくる朝起きて見ると、自分の眼の前には雪壁 が連なっていた。付近一帯は銀世界!寒いはずであった。寝袋二枚でなければ凍死 していたかも、、?
 磐梯山を横目に走った。会津磐梯山は雪 に覆われていた。『 そろそろ、ガソリンを補給しなければ、、』と、ガソリンスタンドに立ち寄る。
「今日の分は既に売り切れました。次の補給タンクローリーがいつ来るかわかりません」。
 初老キツネは急にあせった。『 まだ予備タンクにはガソリンが入っていない。被災地に近づけば近づくほどガソリン補給は困難になっていくはずだ。・・・』
 幸いにも、次のサービスエリアで給油はなんとか出来た。
ほっと、胸をなでおろした。
 相馬市に入った。口コミ情報で得た「相馬中村神社」を目指して走る。

『 この辺りのはずだがな、。』と、思いつつ携帯電話をかけてみる。
「今、何処にいる?、そこから何が見える?」
「お堀と、小学校か中学校の建物が見えます」
「ちょっとの間、そこから動かないで待ってて下さい。」
 しばらくして古風な学校らしき建物から、一人の青年キツネ がこちらに向かって歩いて来た。
「今、被災者の集団移転準備 の真っ最中なのです。突然で申し訳ないが、手伝ってくれますか?」 いきなり、ボランティア活動が始まった。
初老キツネは結局、昼食を取り損ねてしまった。
 (むしょうに)熱厚の油揚げ入りうどんが食べたかった。
 大山宏「大人のイソップ」 -- 続く --

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2011年9月 6日 (火)

浜辺のキツネ-4 ( いざ、東北被災地へ2000Km )

 四国八十八カ所巡りのほんの入り口で(否、四国に渡る直前で)、居ついてしまった。実に居心地が良かった。地元のタヌキ達は、皆ニコニコしていた。「玉ねぎ を食え」「ワケギ をあげる。このキャベツ も食べて!」「ジャガイモ は好きか?サツマイモ は?」「缶コーヒーを飲め」・・と、誰れ彼れなく勧めてくれる。
「お主が居てくれるだけで、付近にゴミを捨てる奴(ふとどき野郎)が激減した」とのことだった。
 近所の畑の草抜きも手伝った。タヌキ親父がゴミ捨て場としていた海岸の出っ張りも、片づけさせてもらった。初老キツネの故郷と比べれば、まるで天国と地獄だった。
 そんなある日(3月11日)、東北大震災 が起こった。悲惨な状況が毎日、長時間、テレビやラジオで報道された。
 報道を見る度に、初老キツネは居心地が悪くなった。
『 こんな所でボランティアしてていいのだろうか?どうせ同じボランティアなら、最も必要とされる東北 やるべきではないか?』
一方で報道アナウンサーは、「今、現地にはボランティアに飛び込まないで下さい」と繰り返している。
 悶々とした日々が3週間過ぎた3月末、意を決して準備を始めた。
インスタントラーメン20食分、即席カレーライスパック10食分、大盛り焼きそば10食分、手持ちの白米15Kg、、鍋、フライパン、携帯ガスコンロとガスボンベ缶6本、、寝袋2つ、雨合羽に長靴、ゴム手袋、軍手、熊手、ジョレン、鎌(かま)、、折りたたみ自転車、持ち運び用ガソリンタンク、、、
 タヌキ親父 :「 ワケギ を好きなだけ持って行け!」
有難く、頂戴した。
 あばら家 軒下の桜のつぼみ は、少し膨らみかけ始めていた。
 大山宏「大人のイソップ物語」 -- 続く --

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2011年9月 5日 (月)

浜辺のキツネ-3 ( 刺さった釣り針 )

 すっかりその島が気に入った初老のキツネは、正が日の3日間をその浜辺で過ごした。四国八十八カ所めぐり に改めて旅立つにあたり、何かお礼がしたかった。
やくざでも一宿一飯の恩義 を感じる。ましてや初老の私がしない訳にはいかない』。 改めて周囲を見廻すと、釣り人が捨てて行ったゴミで、海岸 ごみだらけ であった。『 そうだ、これを掃除してあげよう!』
 自分が運転して来た車から草刈り機を取り出し、付近の草を刈り始めた。
ものの5分もしない内に、草刈り機が回転しなくなる?
見れば釣り糸が幾重にも絡まっていた。数分毎に回転が止まり、巻き付いた釣り糸を取り除く。次第に乱暴な取り除き作業になっていく。
 『 痛い!』 鋭い衝撃が手に走った。
見ると小指の付け根に太い釣り針 が食い込んでいた。
『 取れない。困ったぞ。』
 向こうの砂浜に釣り人が数人たむろしていた。走り寄って「抜いてくれ」と頼んだ。
あずってもあずっても釣り針が取れない。終いには「病院に行った方がいい」と言いだす。
「 冗談じゃない。今日は1月4日だぞ。病院なんか開いてない。たったこれっポッチのことで病院なんて勘弁してくれよ。何とか取り除いてくれよ」
 そうこうする内に、軽トラック が通りかかった。 『 しめた。地元の方だ。』
車の中から年配の たぬき親父ヌーっと 現れた。
「釣り針がここに刺さってしまった。何とかなりませんか?」
「・・、ペンチは持っているか?」
「 あります。」と、車の中からペンチを取り出して差し出す。
「 眼をつむってろ!」
 一瞬だった。見事に刺さっていた大きな釣り針は取れていた。
は直ぐに止まる。海での怪我は膿んだりしない。」
「ありがとうございました。」
「何してたんだ?」
「草刈り機に絡まったゴミを取り除いていて、グサリっと刺さったのです」
「ああ、お前か。あそこの海岸に草刈り機を投げてあったので、不審に思っていたのだ」。
「(3日間、お世話になったので)一宿一飯のお礼にと、海岸の掃除をしてました」。
 気を良くしたタヌキ親父は言った。
「何処から来たか?何処に行こうとしているのか?」
「四国八十八カ所巡りに向かう途中です。ここ数日、この浜辺でお世話になりました」
「(急ぐ旅ではなさそうだな)あの部屋を貸してやる。ゆっくりして行け。家賃はいらない。俺の海の家 付近を暇な時に掃除してくれればそれでいい。トイレはあそこだ。水はこの蛇口から使え。電気も自由に使っていい!」
 願ったり叶ったりであった。
  大山宏「大人のイソップ」 -- 続く --

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2011年9月 4日 (日)

浜辺のキツネ-2 ( 大人のイソップ )

 拝殿の中には神社世話役のタヌキ数匹 が上下(かみしも)姿で居並んでいた。御札を押し頂いた後、暇なキツネ は世話役タヌキ連中を相手に、
「昔、この社を訪ねたことがあります、、、」
「世界的に有名となった安芸の宮島(厳島神社)は当神社の分家だと、15年前に聞いた」ことなど、話に花を咲かせたのだった。 昼飯時となった。
「一緒に、弁当を食べませんか?」
「いいですね。御一緒させて頂きます」。
「そのお神酒を、私にも飲ませて下さいませんか?今日は、車は運転しませんので」
 紙コップに注がれたお神酒を皆で楽しんだ。(最近はくまのおまわりさん”がうるさくて、正月の参拝者には、くず湯 が振る舞われるだけだ)。
「向こうの山のお寺( しょうじょう寺 ?)を訪ねてみられましたか?」とタヌキの親分格 が問いました。
「いいえ、まだです。除夜の鐘 は聞こえませんでしたが、お寺もあるのですか?」
「この神社ほどではないが、由緒正しき お寺ですよ。地図を書いてあげましょう」
 初老キツネ は更に尋ねました。
「あの向こうに見事な岩山 がありますが、あそこに登ってみたいのです。どの辺りから登れるのでしょうか?」
 懇切丁寧に、登り口や尾根道 を教えてもらったキツネ は、登ってみました。『 素晴らしい景色、流石は瀬戸内海国立公園!』
 360度の大パノラマであった。北向こうに尾道水道 が横たわり、西向こうの備讃瀬戸水道には、大型船・小型船がひっきりなしに 行き来している。南向こうには しまなみ海道 の因島大橋 が大きくゆったりと横たわっている。
 初老キツネ は、暖かな日差しの中で、感動しました。
『 ここには神様が住んでいる!』 そう思った。
『 日本国はやっぱり神社の神が住む国だ!』 真冬ではあるけれども暖かな日差しの中で、流浪の旅 途中の初老キツネはそう思ったのでした。
  
-- 大山宏「大人のイソップ」 -- ( 続く )

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2011年9月 3日 (土)

浜辺のキツネ-1 ( 大人のイソップ 物語 )

 瀬戸内海のとある小島に、厳島神社 という古い社(やしろ)がある。その小島にタヌキ達が寄り添って住む 小さな集落 があった。夏が来るたびに、ウサギ・ムササビ・ヌートリア・イノシシ・キツネ・・などが海水浴にやって来て、昔は大変にぎやかだった。 今はさびれてしまったが、それでもタヌキの住人達は神社を大切に守りつつ、ささやかに暮らしていました。
 暮れも押し迫ったある年の大晦日(おおみそか:12/31)、一匹の初老キツネ が流れ着いた。明日は正月だというのに、その社には人っ子一人見当たらない。『 さびれたもんだ 』と思いつつ、その夜は近くの海岸で一夜を明かした。野宿だ。
 小雪の舞う寒い寒い夜を明かしたキツネは、朝日を浴びて眼を覚ました。『毎年の恒例だ。初詣をあの神社で済まそう。』と、そのキツネは思った。
 出かけて見ると、その社(やしろ)の境内はウサギ・キツネ・タヌキ・イノシシなど大勢であふれていた。社(やしろ)の前には、大きな焚火が景気良く焚かれている。キツネは冷えた身体を温めようと、その焚火を囲んだ集団に加わって行った。
「・・、年始の御札を頂きたいのですが、いくら位お包みしたら宜しいでしょうか?」
「”3枚”ぐらいでいいんじゃないの?」
キツネはビックリした。『流浪の旅の最中に、”3枚”は痛い出費だ』。
それでもキツネは清水の舞台から飛び降りる思い で、”2枚”を紙に包み、拝殿に上がって行った。
(続く)  2011,9, 5  大山 宏 記

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2011年9月 1日 (木)

キツネとタヌキの争い。( 大人のイソップ )

 仲の良いキツネタヌキがいました。普段は仲良く遊んでいるのですが、時々喧嘩(けんか)になります。どちらが勝つと思いますか?
タヌキの坊やは『10回の内、1,2は、ずるいことをしてもいいんだ』と、教え込まれています。
キツネの坊やの方は『 100回の内、1,2回は、ずるいことをしてもいいんだ』と、親から教え込まれています。
 この2匹の坊や(キツネとタヌキ)は一緒に仲良く遊んでいるのですが、急に取っ組み合いの喧嘩(けんか)を初めるのです。
その頻度(ひんど)は、5日毎に1回 ぐらいの割合なのでした。
 最初の内はタヌキ坊やが謝って仲直りし、また仲良く遊んでいます。その内に大喧嘩になります。タヌキ坊やはキツネ坊やを、許しません。キツネ坊やは結局、遊び仲間から追い出されてしまいました。
 キツネ坊やは、『 あれだけ許してあげたんだから、たまにはいいじゃないか』と思いつつ、さみしそうに去って行きました。
(
大人のイソップ、おしまい)  大山宏

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