« E01、原因と結果(プルームテクトニクスに異議有!) | トップページ | E03、火傷直後の皮膚がめくれただけ(褶曲山脈・大海嶺) »

2012年1月 6日 (金)

E02、ヒマラヤ褶曲山脈は「氷惑星」が造った!

 中学校の理科の教科書に「ヒマラヤの褶曲山脈」の絵が載っていて、感動し50年経った今でも鮮明に覚えています。大きな山脈ですが、地層がまるで何枚も重ねた布団を上から抑えつつ横から押しつぶしたような”説明図でした(勿論、侵食は受けています)。
大陸移動説の根拠の一つとして示されており、現在もなお数センチずつヒマラヤ山系は高くなっていると聞いています。

 しつこい性格なもので、『大陸がぶつかったとしても、何故、あんな褶曲形状になるのか?』と20年間、考え続けてきて、「灼熱の氷惑星」「氷惑星の謎」(高橋実著)に接し、「氷のブルトーザー説」で、やっと納得したのでした。

 非常にセンセーショナルな本で、一時は海外向けに翻訳本も出されたようで、『これが定説になっていくのだろう。』と、漠然と思っておりました。しかし、現実には”単なるSF扱い”となった感があるのを、極最近知りました。

 その理論が、プルームテクトロニクスとのことで、早速その本を図書館やインターネットで調べてみたのです。
 驚きました。
「マントル対流がプレート(大陸)を動かしている(あの褶曲山脈を造った)」とのお話が展開されていました。
 私のイメージと全く合わないのです

 関連したことで、「地球が出来る過程で、何度も大きな衝突があり、月は大衝突の派生として出来た」という説明にも『さもありなん。』と受け入れられるにもかかわらず、
「マントル対流でヒマラヤ山脈も出来た」というのが、イメージに合わない。

何故か?
 それは個体と液体のイメージ差です。マントルは流動性を持つ個体とは解説されていますが、「流動性をもつ個体」とは液体のことでしょう?
100歩譲って、「大陸は流動性を持たない個体。マントルは流動性をわずかに持った個体」としましょうか。

 流動性を持つもの(マントル)の上に流動性を持たないもの(大陸)を乗せて、マントル対流で大陸を褶曲させることは可能だと思いますか?
--(牛乳を温めた後で自然冷却すれば、表面に薄皮が出来、多少は"しわ"も出来ますが、あの褶曲山脈とは程遠い形状です)--

 しかし、「薄皮(大陸)の方を強制的に動かせば、内部の液体(マントル)はつられて動きます。その動きの履歴(残留現象)がマントル対流だ」と考えるなら、極自然な解釈だとは思いませんか?

灼熱の氷惑星
を書かれた高橋実先生は、こんな感覚も含めて地球の最終的な"お化粧"を考えられたのではないでしょうか?

|

« E01、原因と結果(プルームテクトニクスに異議有!) | トップページ | E03、火傷直後の皮膚がめくれただけ(褶曲山脈・大海嶺) »

a プレート・テクトニクス⇒ 新地球物理学・新地学の創設へ」カテゴリの記事

コメント

面白い代わった記事ですな。新しい試みですか?展開を期待してます。

投稿: 山内 | 2009年6月18日 (木) 04時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: E02、ヒマラヤ褶曲山脈は「氷惑星」が造った!:

« E01、原因と結果(プルームテクトニクスに異議有!) | トップページ | E03、火傷直後の皮膚がめくれただけ(褶曲山脈・大海嶺) »