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2012年2月22日 (水)

世界の洪水伝説 が示唆するもの

 『地球には水が多すぎる』という着想から、【世界の洪水伝説】の源を探って行くという高橋実の旅が始まる。 以下は著書【灼熱の氷惑星】内で、読む人を知らず知らずの内に引き込んでいった数々の【世界の洪水伝説】 を転載収録したものです。
 2月27日のことであった。
この日、大きな淵の源がことごとく敗れ、
  天の窓が開いて、
   雨は40日と40夜、地にふりそそいだ。
   ( 旧約聖書 創世記 第7章11節~12節 )
 朝、雨が降りに降った。
私はこの眼で、夜も大粒の雨が降りしきるのをみた。
私は頭を上げて、天を眺めたが、
その恐ろしいことと言ったらたとえようがない程だった。
    (数千年前シュメール出土の粘土板に記載)
ギリシャの哲学者ソロン(紀元前6世紀の人)はエジプトを訪問し、エジプトの神官から次のような話を聞かされているという。 ”ソロンよ、あなたは一つの洪水についてしか知って居られないが、このような洪水はその前にもたくさんあったのです。私たちの文明は他国民のそれのように、これまでにしばしば天から降りて来た雨水によって滅び去っているのです。”
シュメールの粘土板
(英国のアッシリヤ学者ジョージ・スミスが1872年12月に発見した)。一連の叙事詩を期した12枚の中の11枚目に洪水の記述があった。
”朝、雨が降りに降った。私はこの眼で、夜も大粒の雨が降りしきるのを見た。私は頭を上げて、天を眺めたが、その恐ろしいことといったら例えようがない程であった。”
”天が地に接近し、一日のうちにすべてのものが滅び去った。山もまた水の中に隠れた。
”[メキシコの古代文書の一つ『チマル・ポポーカ絵文書』の中の記述]

”あるとき天地もとどろくようなものすごい音がした。すべてのものが闇につつまれ、このあと大雨が降り始めた。雨はすべてのものを洗い流し、全世界を水浸しにした
 [あるアマゾン流域のインディオの伝説] このほか、現在グァテマラに居住するインディオであるキチエ族(キチェ族?)や、アラスカのインディアンであるトリンギト族にも、水に襲われて逃げに逃げた恐ろしい記憶を伝える伝説があるという。 ビルマの年代記 に記されているという話である。
《 黒衣の僧 》 ”最高の僧院からやって来た一人の人があった。彼は黒色の衣を身に着け、人々の集まっている所に姿を現わし、国中くまなく歩きまわって、近く起るべきことについて悲痛な声で人々に警告を発した”
とある。 私にはこれが、人類の肺腑をえぐる言葉のように思える。
 大洪水が起こった。・・・あたり一面くらくなり、 黒い色の雨が降り始めた。
 雨は昼も夜もどしゃぶりに降った。・・・
     このようにして 人 は滅びてしまった。

(南米インディオの伝承古文書『ポポル・ヴフ』)より
天の柱が倒れ、大地が根底からゆさぶられた。

 天は北側に倒れ始めた。
  太陽、月、星はそれぞれの軌道を変えた。
   宇宙の組織全体が混乱におちいった。

(マルティーニ『中国新図』に引用された中国の古写本に記載)
そこでわれは、天の諸門を開き水をそそぎ降らせた。
            (『コーラン』 五章・11)
 ・・・、ある者には砂石の暴風を送り、
またある者には巨大な轟音でこれを襲い、
 またある者は大地にこれを沈め、
 またある者をおぼれさせた。
            (『コーラン』 二九章・40)

Photo_4スプラッシュによるシークエンス・オブ・イベンツ(sequence of events:事象の生起順序)は、このようにして、世界各地に伝わる大異変の伝説を見事に説明し直すことができる。『一見、非常にバラバラで、違った時に起こった異変か?』と思われることに、関連がついて来たのである。
ビルマに現れた「黒衣の人(僧)」が悲痛な警告を人々に与えたのも、同じ異変の時のことなのであった。一般に東洋の地域には大異変に対する伝説が少ない。それは直撃地域の真うしろ に居たからであろう。 この点が、ヨーロッパ系諸民族の間にノア洪水の言い伝えが、深く刻み込まれたのとの差である。ただ中国には、それと思わしい言葉が一つ二つ残っている桑田変じて蒼海となる」という言葉が残っており、また、「天が落ちてくる」、と叫んだ「杞憂」という言葉残っている。
天が地に接近し、一日のうちに全てのものが滅び去った。山もまた水の中に隠れた。
( 古代メキシコの『チマルポポーカ絵文書』より )
私達の文明は他民族のそれのようにこれまでにしばしば天から降ってきた雨水によって滅び去っているのです。・・・人類はこれまでに数多くの異変に遭っているのですが、将来においてもまたそうでありましょう。
( エジプトの神官達によるギリシャの哲学者ソロンへの話---前六世紀 )

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