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2012年2月 3日 (金)

環太平洋事変と地震波トモグラフィーとの対応。For the trans-Pacific event and seismic tomography. ‘The Ice Planet’, scorching... came out quite good evidence seismic tomography.

灼熱の氷惑星殿へ、・・・ 地震波トモグラフィーとは全く良い証拠資料が出てきたものです。有難いです。
今日は締めくくりとして、ポリネシアに頭突きを喰らわせられ、太平洋プレートとフィリピンプレートの両方の移動のきっかけとなった事変(環太平洋事変と今後は呼びましょう、その事変)に関して、地震波トモグラフィーデータ を使って お話しましょう。

Photo_10 どうです、見事に太平洋プレートが日本列島の下に潜り込まされているでしょう?
潜り込まされている(or潜り込んでいる)の議論は後回しにして、まずは昨日同様に、この「地震波トモグラフィーデータ」から得られる情報を学習してみましょう。

【1】、日本列島は、真っ赤っか ですね。火山まで噴火しています(私が描いた絵ではありませんよ。あくまでも真面目な測定データであり、火山を付け足したのは酒井治孝氏です)。
【2】、突っ込んだ太平洋プレートの下も、真っ赤ですね。その更に下も赤くて温度の少し低い赤いマントル塊がありますし、更にその下にも赤みの塊があります。

【3】、青黒い(温度の低い)地殻が突っ込んでいるのは確かなのですが、どうもこれ、マントル内で、何回かに折れ曲がっていますね。上から順番に見て行きましょう。
1)、海溝という字があるところから青黒い帯を追って行くと、この青黒い区間だけで見ても、少なくとも3か所の折れ曲がりというか、先に突入した地殻の上に乗り上げているように、層序学的には見えますね。
多分この3段になった部分が突っ込んだ時に、日本列島は「付加体」として浮き上がらされたのでしょう。
2)、青黒い塊が出来ている所で、浮き上がり加減に一枚在りそうですし、それらと直交するように垂直に回転させられている地殻ピースが一つ、
3)、そのピース下端から斜め下方向に長さ約1000Kmの地殻ピースがあり、勢いからみて、だいぶ昔に地底(コアマントル境界)辺りに沈み込められた様子の”青い塊帯”が寝そべっています(太平洋プレートの一部として過去に突っ込んだのでしょう。
 多少は沈んだかもしれませんが、太平洋プレートの進入が急激だったのでしょうか(私の眼には)斜め下に向かうピースから置いてきぼりを喰らった格好に見えますが、
如何ですか?
【4】、W(西)という文字が描かれている辺りにも、ヒョウタン状の高温部が存在しています。
  昨日用いたデータ:地震波トモグラフィー図は、小笠原という近い場所でしたので、再掲載し、比較してみましょう。
Photo_11
やはりそうですね。北朝鮮辺りの山脈か黄海の深みを作った地熱の塊だったのですね。

 それにしても、見事ではありませんか。!
両図をくっ付くけて見ると、一番近世に(最後に)太平洋プレート全体を動かしたもの、それが、天体Mであった事。
現在も10㎝/年で動いている現象は、突っ込んだ後の後遺症(事後事象)であったということが明確でしょう!?!?!!

 多分ですが、この時「恐竜が全滅したのでしょうから、7000万年前ということになります。その温もりが地下【400Km】の深さに広範囲に残っていた。
 「ではその下の深さ【800Km】辺りの高温部(温もり)の帯は?」 ⇒ 多分2億年位前の直接衝突の時の後遺症(まだまだ冷え切るには至っていない)でしょう。
 少し東よりに赤みの帯が位置している模様ですね。 後日検討結果を明らかにしますが、多分これは インドネシア沖のスンダ(ジャワ)海溝 が出来た時のものだと思います。
 「じゃあその下の1200Km辺りの帯は?」
    ⇒ 多分3億年前 という比例計算になります。
「じゃあ【核-マントル境界】にほとんど届きそうなほどの位置にある帯は?」 ⇒ 計算してみないと分かりませんが、5~6億年前の焼け残りというところですかね。 最初に掲げた「地震波トモグラフィー」データを用いて、ある方はプルームテクトニクス理論の一部として次のような「説明図」を描いておられます。
Photo_12

 この絵の意味する形状(物質分布)と、実測データである最初に掲げたデータ「日本列島下の沈み込み地震波トモグラフィーデータ」(下に再録)とを見比べてみて下さい。
 この「沈み込み部に関してのプルームテクトニクス説明図」にも無理があるようには思えませんか?
Photo_13  折れ曲がっったり、折り重なったりしている地殻プレートの長さ を合計すると、この図の中だけでも、マントル部の厚さ[2900Km]の2倍以上あります。
 従って、押し込まれた合計長さは、6000Km以上です。
この6000Kmは、【ハワイ島⇔天皇海山】の距離(太平洋ホットスポット移動距離)よりも長い!
 その長い距離(広い面積)の太平洋プレートが日本列島下に押し込まれている事実が、このデータで判かります。Photo
 この図は、中央アメリカのデータです。
ナスカプレートが長さ2900Km以上、押し込まれているイメージですね。 押し込まれた時代は少々古くて、4億年ぐらい前でしょうか? 現代に近い時点で押し込まれ(現在も押し込まれ)続けているならば、地表まで青い帯が繋がっていてしかるべきでしょう? 

 いやあ、全く予想もしていなかったデータが得られました。
 高橋実氏が「灼熱の氷惑星」を執筆なさったのは約40年前ですが、高橋氏も夢想だにされなかったであろう好都合なデータです。
地震波トモグラフィー最初に考え・実行された方々に改めてお礼の言葉を申し上げます。
 有難うございました!
   Hiro. Oyama
メールアドレス:orohimayao3041@ezweb.ne.jp

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T 大陸プレート瞬間強制移動説」カテゴリの記事

コメント

改めて読んだけど、これやっぱり凄い。説得力あるよ。天体M説に惹かれちゃう。がんばれー。

投稿: | 2015年9月28日 (月) 23時18分

太平洋プレートが年当り10cm づつアジア大陸の下に潜り込んでいる。➡100年間で1m潜り込む。➡100,000年間(10万年間)で1Km潜り込む。➡10,000万年間(1億年間)で1,000Km潜り込む。➡海は若い。∵2億年が最も古い海底だから。2億年間では2,000Km巾の海底が潜り込んだ計算になります。
これだけでも、どうやって潜り込んだのか、いささか不思議に思っていました。地震波トモグラフィーの観測データはすごい事を発見をもたらしたのですね。
 でも、更に驚くべき不思議があります。太平洋の巾は地球を1/4周する以上もあるのです。=1万Kmですよ。
2億年間では、2,000Kmどころか、その5倍の1万Km巾の太平洋海底がアジア大陸下に潜り込んでいないと計算に合わないです。
 潜り込んでも付近のマグマと溶け合っている暇はないから、テープレコーダーのように折りたたまれていたのですね。
ハワイ諸島のホットスポット移動の速度との関係はどうなるのかな?
 天皇海山列の並びは、〔オーストラリアプレート移動+大西洋プレートが広がるスピード〕の合算速度ベクトルを示しているのではないか?

投稿: 宏 | 2017年6月13日 (火) 22時05分

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