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2013年1月

2013年1月 6日 (日)

YASHA(夜叉)は面白い!吉田秋生著(YOSHIDA AKIMI)

 マンガ、夜叉の1,2巻を読みました。最初は取っ付きにくかったけど、少し読み進むとどんどんと引き込まれて一気に読めました。実に興味深い!

 まだ読んでいない方にはお勧めのマンガです!
何を扱っているか、と言えば、今から20数年前に、まだ遺伝子操作の研究が始まったばかりの頃、双子の兄弟が遺伝子操作を受けて誕生していて、超能力者がに成長し、苦悩しつつ旧人類(我々人間)の中で生きて行く姿を描いている。

 捕え方は極自然で、無理がない。何の抵抗感も無くその遺伝子操作問題の知識も習得できます。
お勧めの漫画です。これから近くの図書館に行き、第3巻~第6巻を借りて来て読みます。
取りあえず、

 その「夜叉」に挿入されている引用文が特に興味深かったので、コピー紹介させて頂きました。

 キリスト教は、イサクとりべカの双子の息子 エサウとヤコブの物語により、双子のタブーの核心に関わっている。聖書には、二人が胎内にいる時から対立関係にあったと描かれているが、これは双子によくあるモティーフである(中略)

 原始的社会の中で双子が生まれれば、双子の一方は常に、超自然界の自然界への介入と見なされる。
超自然的(他者)の際立った登場として、
双子の一方はマナ(魔的な力)に満ち満ちている。
それは接触するには危険すぎるので、排除されねばならないと考えられていた。驚くほど恣意的に、2人の内1人は生かされ、他方(「他者」)は殺される。(中略)

 DNAの二重螺旋はおそらく、われわれ近代の神話における究極の《双子》と言えよう。「対つい」であることは、あらゆる欲望と分離を生じさせる暗号である。
《双子》がわれわれの祖先に大昔このかた畏怖されてきたとすれば、それは今日でも形は違えど同じ事である。

   「双子と分身」-〈対なるもの〉の神話 -
     ジョン・ラッシュ、著
     佐伯順子、訳

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