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2014年8月31日 (日)

H41、(エサウvsヤコブ)の争い、イサクの心の成長(戦争回避)

 創世記第25章 7節~
【 アブラハムの生きながらえた年は175である。アブラハムは高齢に達し、老人となり、歳が満ちて息絶え、死んでその民に加えられた。
 その子イサクイシマエルは彼をヘテびとゾハルの子エフロンの畑にあるマクペラのほら穴に葬った。これはマムレの向かいにあり、アブラハムがヘテの人々から、買い取った畑であって、そこにアブラハムとその妻サラが葬られた。
 アブラハムが死んだ後、神はその子イサクを祝福された。イサクはベエル・ラハイ・ロイのほとりに住んだ。】
【 サラのつかえめエジプトびとハガルがアブラハムに産んだアブラハムの子イシマエルの系図は次の通りである。 シシュマエルの子らの名を世代にしたがって、その名をいえば次のとおりである。すなわちイシマエルの長子はネバヨテ、次はケダル、アデビエル、ミブサム、ミシマ、ドマ、マッサ、ハダデ、テマ、エトル、ネフシ、ケデマ。
 これらはイシマエルの子らであり、、村と宿営とによる名であって、その氏族による12人の君たちである。 イシマエルのよわいは137年である。
 彼は息絶えて死に、その民に加えられた。イシマエルの子らはハビラからエジプトの東、シュルまでの間に住んで、アシュルに及んだイシマエルはすべての兄弟の東に住んだ。】

【 アブラハムの子イサクの系図は次のとおりである。アブラハムの子はイサクであって、イサクは40歳の時、パダンアラムのアラムびとベトエルの娘で、アラムびとラバンの妹リベカを妻にめとった。イサクは妻が子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。
 主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。 ところがその子らが体内で押しあったので、リベカは言った、「こんなことでは、私はどうなるのでしょう」。彼女は行って主に尋ねた。 主は彼女に言われた。
  「二つの国民があなたの胎内にあり、
  二つの民があなたの腹から分かれて出る。
  一つの民は他の民より強く、
  兄は弟につかえるであろう」。
彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった。先に出たのは赤くて全身毛ごろものようであった。それで名をエサウと名づけた。
その後に弟が出た。その手はエサウのかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた。リベカが彼らを産んだ時、イサクは60歳であった。】

【 さてその子らは成長し、エサウは巧みな狩猟者となり、野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で、天幕に住んでいた。 イサクは、しかの肉が好きだったので、エサウを愛したが、リベカはヤコブを愛した。
 ある日ヤコブが、あつものを煮ていた時、エサウは飢え疲れて野から返ってきた。エサウはヤコブに言った、「わたしは飢え疲れた。お願いだ。赤いもの、その赤いものをわたしに食べさせてくれ」。 彼が名をエドムと呼ばれたのはこのためである。
 ヤコブは言った、「まずあなたの長子の特権をわたしに売りなさい」。 エサウは言った、「私は死にそうだ。長子の特権など私に何になろう」。 ヤコブはまた言った、「まず私に誓いなさい」。彼は誓って長子の特権をヤコブに売った。
 そこでヤコブはパンとレンズ豆のあつものをエサウに与えたので、彼は飲み食いして、立ち去った。このようにしてエサウは長子の特権を軽んじた。】 

第26章 ~
【 アブラハムの時にあった初めの飢饉のほか、また飢饉がその国にあったので、イサクはゲラルにいるぺリシテびとの王アビメレクに所へ行った。 その時、主は彼に現れて言われた、「エジプトへ下ってはならない。私があなたに示す地にとどまりなさい。
 あなたがこの地にとどまるなら、私はあなたと共にいて、あなたを祝福し、これらの国をことごとくあなたと、あなたの子孫とに与え、私があなたの父アブラハムに誓った誓いを果そう。 またわたしはあなたの子孫を増して天の星のようにし、あなたの子孫にこれらの地をみな与えよう。
 そして地のすべての国民はあなたの子孫によって祝福を得るであろう。 アブラハムがわたしの言葉にしたがってわたしのさとしと、いましめと、さだめと、おきてとを守ったからである」。 こうしてイサクゲラルに住んだ。】

 これは、繰り返しの文章です。真にしつこいし読み難い。しばらくは我慢して読み進めましょう。(こういうケースではえてして筆者や為政者の思惑が入り込む場合が多いので、注意しつつ読み進む必要があります)。

【 その所の人々が彼の妻のことを尋ねたとき、「彼女は私の妹です」。と彼は言った。リベカは美しかったので、その所の人々がリベカのゆえに自分を殺すかもしれないと思って、「私の妻です」というのを恐れたからである。
 イサクは長らくそこにいたが、ある日ぺリシテびとの王アビメレクは窓から外をながめていて、イサクがその妻レベカと戯れているのを見た。 そこでアビメレクはイサクを召して言った、「彼女は確かにあなたの妻です。あなたはどうして『彼女は私の妹です』と言われたのですか」。
 イサクは彼に言った、「私は彼女のゆえに殺されるかも知れないと思ったからです」。
 アビメレクは言った、「あなたはどうしてこんな事を我々にされたのですか。民のひとりが軽々しくあなたの妻と寝るような事があれば、その時あなたは我々に罪を負わせるでしょう」。それでアビメレクはすべての民に命じて言った、「この人、またはその妻にさわる者は必ずしななければならない」。・・・】
 全く同じ話でしょ。アビメレク先述の(アブラハム時代の)アビメレクと同一人物なら、こんな滑稽な話が展開される訳はありません。他民族をばかにするのもいいかげんにしてもらいたいですね。
【・・・ イサクはその地に種をまいて、その年に百倍の収穫を得た。このように主が彼を祝福されたので、彼は富み、またますます栄えて非常に裕福になり、羊の群れ、牛の群れ及び多くのしもべを持つようになったので、ぺリシテびとは彼をねたんだ。】

ねたんだ”」という表現はおかしい。「アブラハムとその氏神との横暴なやり方と同じ方法で、またまた利己主義を繰り返す様に辟易し、『”いい加減にしろ”と周囲の人々は思った』。と記述するのが適当でしょう。

【 またぺリシテびとは彼の父アブラハムの時に、父のしもべたちが掘ったすべての井戸をふさぎ、土で埋めた。 アビメレクはイサクに言った、「あなたはわれわれよりも、はるかに強くなられたから、我々の所を去ってください」。】
 アビメレクの処置は適正です。しかたなく、イサクは、
【 イサクはそこを去り、ゲラルの谷に天幕を張ってその所に住んだ。 そしてイサクは父アブラハムの時に人々の掘った水の井戸を再び掘った。 アブラハムの死後、ぺリシテびとがふさいだからである。 イサクは父がつけた名にしたがってそれらに名をつけた。
 しかしイサクのしもべたちが谷の中を掘って、そこに湧きでる水の井戸を見付けたとき、ゲラルの羊飼いたちは、「この水は我々のものだ」と言って、イサクの羊飼たちと争ったので、イサクはその井戸の名をエセクと名づけた。彼らが争ったからである。
 彼らはまた一つの井戸を掘ったが、これをも争ったので、名をシテナと名づけた。
 イサクはそこから移ってまた一つの井戸を掘ったが、彼らはこれを争わなかったので、その名をレホボテと名づけて言った、「いま主が我々の場所を広げられたから、我々はこの地に増えるであろう」。】

 民を率いるイサクの心境が良く伝わってきます。さぞや苦しかったでしょう。
【 彼はそこからベエルシバに上った。 その夜、主は神に現れて言われた、「私はあなたの父アブラハムの神である。あなたは恐れてはならない。 私はあなたと共におって、あなたを祝福し、私のしもべアブラハムのゆえにあなたの子孫を増すであろう」。
 それで彼はその所に祭壇を築いて、主の名を呼び、そこに天幕を張った。 またイサクのしもべたちはそこに一つの井戸を掘った。】

【 時にアビメレクがその友アホザテと、軍勢の長ピコルと共にゲラルからイサクのもとにきたので、イサクは彼らに言った、「あなたがたは私を憎んで、あなたがたの中から私を追い出されたのに、どうして私の所に来られたのですか」。
 彼らは言った、「我々は主があなたと共におられるのを、はっきり見ましたので、いま我々の間、すなわち我々ととあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います。
 我々はあなたに害を加えたことはなく、ただ良い事だけをして、安らかに去らせたのですから、あなたは我々に悪い事をしてはなりません。まことにあなたは主に祝福されたかたです」。
 そこでイサクは彼らのためにふるまいを設けた。彼らは飲み食いし、あくる朝、早く起きて互いに誓った。 こうしてイサクは彼らを去らせたので、彼らはイサクのもとから穏やかに去った。】
 イサクの民の側に立った記録ですが、戦争を回避したイサクは(今度は)賢明でした。
【 その日、イサクのしもべたちがきて、自分たちが掘った井戸について彼に告げて言った、「わたしたちは水を見付けました」。 イサクはそれをシバと名づけた。これによってその町の名は今日にいたるまでベエルシバといわれている。】

 この辺りの話の展開は、登場人物名と地名とを別にすれば、中国古代(6000年前~3000年前)の歴史物語の展開と同じ匂いプンプンです。 場所は違えど、各地で同じ事件が起こり、それぞれの地域で、人間の成長があったのが分かります
  2014 8/13 H.Oyama


 

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