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2014年9月14日 (日)

H53、裏切り者ユダは、創世記でも金?弁舌は達者

 創世記 第43章 33節 ~
【 こうして彼らはヨセフの前に、長子は長子として、弟は弟としてすわらせられたので、その人々は互いに驚いた。 またヨセフの前~、めいめいの分が運ばれたが、ベニアミンの分は他のいずれの者の分よりも五倍多かった。こうして彼らは飲み、ヨセフと共に楽しんだ。】

 創世記 第44章 ~
【 さてヨセフは家づかさに命じて言った、「この人々に袋に、運べるだけ多くの食料を満たし、めいめいの銀を袋の口に入れておきなさい。 また私の杯、銀の杯をあの年下の者の袋の中地に、穀物の代金と共に入れておきなさい」。 家づかさはヨセフの言葉のとおりにした。 夜が明けると、その人々と、ろばとは送り出されたが、町を出て、まだ遠くへ行かないうちに、ヨセフは家づかさに言った、「立って、あの人々のあとを追いなさい。追いついて、彼らに言いなさい、『あなたがたはなぜ悪をもって善に報いるのですか。なぜ私の銀の杯を盗んだのですか。 これは私の主人が飲む時に使い、またいつも占いに用いるものではありませんか。 あなたがたのした事は悪いことです』」。】
【 家づかさが彼らに追いついて、これらの言葉を彼らに告げたとき、彼らは言った、「わが主は、どうしてそのようなことを言われるのですか。しもべらは決してそのようなことはいたしません。 袋の口で見つけた銀でさえ、カナンの地からあなたの所に持ち帰ったほどです。どうして、 我々は御主人の家から銀や金を盗みましょう。 しもべらのうちのだれの所でそれが見つかっても、その者は死に、また我々はわが主の奴隷となりましょう」。】
【 家づかさは言った、「それではあなたがたの言葉のようにしよう。杯の見つかった者はわたしの奴隷とならなければならない。ほかの者は無罪です」。そこで彼らは、めいめい急いで袋を地におろし、ひとりひとりその袋を開いた。家づかさは年長から捜し始めて年下に終わったが、杯はベニヤミンの袋の中にあった。 そこで彼らは衣服を裂き、おのおの、ろばに荷を負わせて町に引き返した。】
 見てはおれないような小学校的な劇ですが、ヨセフはいったい何をしたいのでしょうか?
【 ユダと兄弟たちとは、ヨセフの家にはいったが、ヨセフがなおそこにいたので、彼らはその前で地にひれ伏した。 ヨセフは彼らに言った、「あなたがたのこのしわざは何事ですか。私のような人は、必ず占い当てることを知らないのですか」。ユダは言った、「我々はわが主に何を言い、何を述べ得ましょう。どうして我々は身の潔白をあらわし得ましょう。我々と、杯を持っていた物とは共にわが主の奴隷となりましょう」。】
【 ヨセフは言った、「私は決してそのようなことはしない。杯をもっている者だけが私の奴隷とならなければならない。ほかの者は安全に父のもとへ上って行きなさい」。
 この時ユダは彼に近づいて言った、「ああ、わが主よ、どうぞわが主の耳にひとこと言わせてください。しもべをおこらないでください。あなたはパロのようなかたです。わが主はしもべらに尋ねて、『父があるか、また弟があるか』と言われたので、我々はわが主に言いました、『我々には老齢の父があり、また年寄り子の弟があります。その兄は死んで、同じ母の子で残っているのは、ただこれだけですから父はこれを愛しています』。 その時あなたはしもべらに言われました、『その者を私の所へ連れてきなさい。私はこの目で彼を見よう』。 我々はわが主に言いました。『その子供は父を離れることが出来ません。もし父を離れたら父は死ぬでしょう』。 しかし、あなたはしもべらに言われました、「末の弟が一緒に下って来なければ、おまえたちは再び私の顔を見ることは出来ない』。】
【 それであなたのしもべである父のもとに上って、わが主の言葉を彼に告げました。 ところで、父が『おまえたちは再び行って、我々のために少しの食糧を買ってくるように』と言ったので、我々は言いました、「我々は下って行けません。もし末の弟が一緒であれば行きましょう。末の弟が一緒でなければ、あの人の顔を見ることができません』。】
【 あなたのしもべである父は言いました、『おまえたちの知っている通り妻は私にふたりの子を産んだ。 ひとりは外へ出たが、きっと裂き殺されたのだと思う。私は今になっても彼を見ない。 もしおまえたちが この子をも 私から取って行って、彼が災いに会えば、おまえたちは、白髪の私を悲しんで陰府(ヨミ)に下らせるであろう』。 私があなたのしもべである父のもとに帰って行くとき、もしこの子供が一緒にいなかったら、どうなるでしょう。父の魂は子供の魂に結ばれているのです。 この子供が我々と一緒にいないのを見たら、父は死ぬでしょう。そうすればしもべらは、あなたのしもべである白髪の父を悲しんで陰府(よみ)に下せられるでしょう。 しもべは父にこの子供の身を請け合って『もし私がこの子をあなたのもとに連れ帰らなかったら、私は父に対して永久に罪を負いましょう』と言ったのです。どうか、しもべをこの子供の代りに、わが主の奴隷として留まらせ、この子供を兄弟達と一緒に、上り行かせてください、この子供を連れずに、どうして私は父のもとに上り行くことができましょう。父が災いに会うのを見るに忍びません」。】
・・・ どうしてどうして、キリストを裏切ることになるユダが神代の時代には良い役を頂いているではありませんか。話も実に上手いし、交渉も上手です。金銭扱いにも長けていたことが伺えます。では何故、キリストを金で売ることになったのか、新約聖書も読み直してみたくなります。ただ、このヨセフを売った時の首謀者の一人であったのは間違いありません。
 創世記 第45章 ~
【 そこでヨセフはそばに立っているすべての人の前で、自分を制しきれなくなったので、「人は皆ここから出てください」と呼ばわった。それゆえヨセフが兄弟達に自分のことを明かした時、ひとりも彼のそばに立っている者はなかった。 ヨセフは声をあげて泣いた。 エジプトびとはこれを聞き、パロの家もこれを聞いた。 ヨセフは兄弟達に言った、「私はヨセフです。父はまだ生きながらえていますか」。兄弟達は答えることが出来なかった。彼らは驚き恐れたからである。】
【 ヨセフは兄弟達に言った、「私に近寄ってください」。彼らが近寄ったので彼は言った、「私はあなたがたの弟ヨセフです。あなたがたがエジプトに売った者です。 しかし私をここに売ったのを嘆くことも、悔やむこともいりません。神は命を救うために、あなたがたより先に私をつかわされたのです。】
【 この2年の間、国中に飢きんがあったが、なお五年の間は耕すことも刈り入れることもないでしょう。 神は、あなたがたのすえを地に残すため、また大いなる救いをもってあなたがたの命を助けるため、また大いなる救いをもってあなたがたの命を助けるために、私をあなたがたより先につかわされたのです。 それゆえ私をここにつかわしたのはあなたがたではなく、神です。神は私をパロの父とし、その全家の主とし、またエジプト全国のつかさとされました。】
【 あなたがたは父のもとに急ぎ上って言いなさい、『あなたの子ヨセフが、こう言いました。カミが私をエジプト全国の主とされたから、ためらわずに私の所へ下ってきなさい。 あなたはゴセンの地に住み、あなたも、あなたの子らも、孫たちも、羊も牛もその他のものもみな、私の近くにおらせます。 飢きんはなお五年続きますから、あなたも、家族も、その他のものも、みな困らないように、わたしはそこで養いましょう』。】
・・・ 物凄く詳細に書かれています。ヨセフが話した言葉(口承伝説)を、一語一句残らず書き表したのだと思われます。 神業的なヨセフの技(天才的超人的)な能力です。 モーセと同様に、ヨセフは数百年にひとりかふたりしか生まれて来ない人物だったのでしょう。 神のなせる業と信じるに値する文章です。
 「出エジプト記」執筆の前に、モーセは、特にこのヨセフの箇所を書いておく必要があったので、創世記をまず執筆したのでしょう。

【 あなたがたと弟ベニヤミンが目に見るとおり、あなたがたに口ずから語っているのはこの私です。 あなたがたはエジプトでの、私のいっさいの栄えと、あなたがたが見るいっさいのことを私の父に告げ、急いで私の父をここへ連れ下りなさい」。 そしてヨセフは弟ベニヤミンのくびを抱いて泣き、ベニヤミンも彼のくびを抱いて泣いた。 またヨセフはすべての兄弟達に口ずけし、彼らを抱いて泣いた。そして後、兄弟達は彼と語った。】
【 時に、「ヨセフの兄弟達が来た」といううわさがパロの家に聞えたので、パロとその家来たちとは喜んだ。 パロはヨセフに言った、「兄弟達に言いなさい、『あなたがたは、こうしなさい。獣に荷を負わせてカナンの地へ行き、父と家族とを連れて私のもとへ来なさい。私はあなたがたに、エジプトの地の良い物を与えます。あなたがたは、この国の最も良い物を食べるでしょう』。また彼らに命じなさい、『あなたがたは、こうしなさい。幼な子たちと妻たちのためにエジプトの地から車を持って行き、乳を連れてきなさい。 家財に心を惹かれてはなりません。エジプト全国の良い物は、あなたがたのものだからです』」】
・・・ エジプト王パロはなんという高潔な人物だったのでしょうか。 このような王様がいるなら、その国は滅びる訳はありません。しかし、栄枯盛衰とはよくいったもので、数百年後かに、モーセに導かれつつエジプト脱出劇が起こるのですね。その時、紅海の水が真っ二つに分かれ、海をモーセ達ユダヤ民族が渡る話が出て来ます。 科学者の目で、その話が真実であることも、『早く解き明かしてみたいな』と、はやる思いを抑えつつ、
創世記の続きを読み進めましょう。

【 イスラエルの子らはそのようにした。ヨセフはパロの命に従って彼らに車を与え、また途中の食糧をも与えた。 まためいめいに晴着を与えたが、ベニヤミンには銀300シケルと晴着五着とを与えた。また彼は父に次のようなものを贈った。すなわちエジプトの良い物を負わせた雌ろば十頭。 こうしてヨセフは兄弟たちを送り去らせ、彼らに言った、「途中で争ってはなりません」。】 
微に入り、細に入る指導ですね、元々ヨセフを他国に奴隷として売り飛ばしたほどの大悪党だった兄弟達なのですから、この配慮は当然でしょう。ヨセフも苦労人です。
【 彼らはエジプトから上ってカナンの地に入り、、父ヤコブのもとへ行って、彼に言った、「ヨセフはなお生きていてエジプト全国のつかさです」。 ヤコブは気が遠くなった。彼らの言うことが信じられなかったからである。 そこで彼らはヨセフが語った言葉を残らず彼に告げた。父ヤコブはヨセフが自分を乗せるためにおくった車を見て元気づいた。 そしてイスラエルは言った、「満足だ。我が子ヨセフがまだ生きている。私は死ぬ前に行って彼を見よう」。】
 第46章
【 イスラエルはその持ち物をことごとく携えて旅立ち、ベエルシバに行って、父イサクの神に犠牲をささげた。 この時、神は夜の幻のうちにイスラエルに語って言われた、ヤコブよヤコブよ」。彼は言った、「ここにいます」。神は言われた、「わたしは神、あなたの父の神である。エジプトに下るのを恐れてはならない。私はあなたを大いなる国民にする。私はあなたと一緒にエジプトに下り、また必ずあなたを導き上るであろう。 ヨセフが手ずからあなたの目を閉じるであろう」。そしてヤコブはベエルシバを立った。イスラエルの子らはヤコブを乗せるためにパロの贈った車に、父ヤコブと幼な子たちと妻たちを乗せ、またその家畜とカナンの地で得た財産を携え、ヤコブはその子と、孫および娘と孫娘などその子孫をみな連れて、エジプトへ行った。】
・・・ イスラエルと言ったり、ヤコブと言ったり、実に紛らわしい。後後都合の良くないことは、ヤコブと呼ぶ。イスラエルと使う場合は、氏神様の忠実なしもべという場合で、正統性を主張し易い場合に使う。 イスラエルと記述する場合に神が出て来やすいので用心する必要があります。
【 こうしてヤコブはその子と、孫および娘と孫娘などその子孫をみな連れて、エジプトへ行った。
イスラエルの子らで エジプトへ行った者の名は次のとおりである。即ちヤコブとその子らであるが、ヤコブの長子はルベン。ルベンの子らはハノク、パル、ヘヅロン、カルミ。 シメオンのこれはエムエル、ヤミン、オハデ、ヤキン、ゾハル及びカナンの女の産んだ子シャウル。レビの子らはゲルション、コハテ、メラル。ユダの子らはエル、オナン、シラ、ベレツ、ゼラ。 エルとオナンはカナンの地で死んだ。 ペレズの子らはヘヅロンとハムル。イッサカルの子らはトラ、プワ、ヨブ、シムロン。 ゼブルの子らはセレデ、エロン、ヤリエル。これらと娘デナとはレアがパダンアラムでヤコブに産んだ子らである。】
【 その子らと娘らは、会わせて33人。 ガドの子らはゼボン、ハギ、シュニ、エズボン、エリ、アロデ、アレリ。アセルの子らはエムナ、イシワ、イスイ、ベリアおよび妹さら。ベリアの子らは、ヘベルとマルキエル。これらはラバンが娘レアに与えたジルバの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。会わせて16人。 ヤコブの妻ラケルの子らはヨセフベニヤミンとである。】
【 エジプトの国でヨセフにマナセとエフライムとが生まれた。これはオンの祭司ポテペラの娘アセナテが彼に産んだ者である。ベニヤミンの子らはベラ、ベケル、アシベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシ、ムッピム、ホパム、アルデ。 これらはラケルがヤコブに産んだ子らである。合わせて14人。 ダンの子はホシム。 ナフタリの子らはヤジエル、グニ、エゼル、シレム。これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハのこらである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。 合わせて人。 ヤコブと共にエジプトへ行ったすべての者、すなわち彼の身から出た者はヤコブの子らの妻を除いて、合わせて66人であった。 エジプトでヨセフに生まれた子がふたりあった。エジプトへ行ったヤコブの家の者は合わせて70であった。】
・・・ エジプトへ移住したイスラエルの民は、わずか70名だったのだ。それがネズミ算式に増えて、出エジプト時点では、百万人規模になっている。エジプトもこれでは支えきれないであろう。イケズも当然発生して来る。難民受け入れの難しさは昔も今も同じである
【 さてヤコブはユダを先にヨセフにつかわして、ゴセンで会おうと言わせた。そして彼らはゴセンの地へ行った。 ヨセフは車を整えて、父イスラエルを迎えるためにゴセンに上り、父に会い、そのくびを抱き、くびをかかえて久しく泣いた。】
【 時に、イスラエルはヨセフに言った、「あなたがなお生きていて、私はあなたの顔を見たので今は死んでもよい」。 ヨセフは兄弟達と父の家族とに言った、「私は上ってパロに言おう、『カナンの地にいた私の兄弟たちと父の家族とが私の所へきました。 この者らは羊を飼う者、家畜の牧者で、その羊、牛および持ち物をみな携えてきました』。もしパロがあなたがたを召して、『あなたがたの職業は何か』と言われたら、 『しもべらは幼い時から、ずっと家畜の牧者です。我々も、我々の祖先もそうです』と言いなさい。 そうすればあなたがたはゴセンの地に住むことが出来ましょう。羊飼いはすべて、エジプトびとの忌む者だからです」。】
・・・ ヨセフはエジプトびとの心理を実に良く先読みしています。この慎重さが重要なのですが、何年もつのか、おごれる者は久しからず、は東洋のことわざでしたでしょうか。 今後、どのような展開が待っているのか。次は第47章です。

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