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2014年9月16日 (火)

H56、創世記最終章(愛の神を感じつつ) ヨセフ110歳で死去

 創世記 第50章 (最終章)
【 ヨセフは父の顔に伏して泣き、口づけした。 そしてヨセフは彼のしもべである医者たちに、父に薬を塗ることを命じたので、医者たちはイスラエルに薬を塗った。 このために40日を費やした。薬を塗るにはこれほどの日数を要するのである。
 エジプトびとは70日の間、彼のために泣いた。

 彼のために泣く日が過ぎて、ヨセフはパロの家の者に言った、「今も私があなたがたの前に恵みを得るなら、どうかパロに伝えてください。 『私の父は私に誓わせて言いました、「私はやがて死にます。カナンの地に、私が掘って置いた墓に葬ってください」。それで、どうか私を上って行かせ、父を葬らせてください。そうすれば、私はまた帰ってきます』」
 パロは言った、「あなたの父があなたに誓わせたように上って行って彼を葬りなさい」。 そこでヨセフは父を葬るために上って行った。彼と共に上った者はパロのもろもろの家来たち、パロの家の長老たち、エジプトの国のもろもろの長老たち、 ヨセフの全家とその兄弟たち及びその父の家族であった。】
【 ただ子どもと羊と牛はゴセンの地に残した。 また戦車と騎兵も彼と共に上ったので、その行列はたいそう盛んであった。 彼らはヨルダンの向こうのアタデの打ち場に行き着いて、そこで大いに嘆き、非常に悲しんだ。
 そしてヨセフは日の間父のために嘆いた。 その地の住民、カナンびとがアタデの打ち場の嘆きを見て、「これはエジプトびとの大いなる嘆きだ」と言ったので、その所の名はアベル・ミツライムと呼ばれた。これはヨルダンの向こうにある。
 ヤコブの子らは命じられたようにヤコブにおこなった。すなわちその子らは彼をカナンの地へ運んで行って、マクペラの畑のほら穴に葬った。
 このほら穴はマムレの東にあって、アブラハムがヘテびとエフロンから畑と共に買って、所有の墓地としたものである。 ヨセフは父を葬った後、その兄弟たち及びすべて父を葬るために一緒に上った者と共にエジプトに帰った。】
【 ヨセフの兄弟たちは父の死んだのを見て言った、「
ヨセフはことによると我々を憎んで、我々が彼にしたすべての悪に、仕返しするに違いない」。
 そこで彼らはことづけしてヨセフに言った、「あなたの父は死ぬ前に命じて言われました、『おまえたちはヨセフに言いなさい、「あなたの兄弟達はあなたに悪をおこなったが、どうかそのとがと罪を許してやってください』。今どうかあなたの父の神に仕えるしもべらのとがを許してください」。
 ヨセフはこの言葉を聞いて泣いた。やがて兄弟達も来て、彼の前に伏して言った、「このとおり、私達はあなたのしもべです」。
 ヨセフは彼らに言った、「恐れることはいりません。私が神に代わることができましょうか。 あなたがたは私に対して悪をたくらんだが、神はそれを良きに変わらせて、今日のように多くの民の命を救おうと計られました。
 それゆえ恐れることはいりません。 私はあなたがたとあなたがたの子供たちを養いましょう」。 彼は彼らを慰めて、親切に語った。】
【 このようにしてヨセフは父の家族と共にエジプトに住んだ。そして
ヨセフ110年生きながらえた。 ヨセフはエフライムの三代の子孫を見た。
 マナセの子マキルの子らも生まれてヨセフのひざの上に置かれた。
 ヨセフは兄弟達に言った、「私はやがて死にます。神は必ずあなたがたを顧みて、この国から連れ出し、アブラハム、イサク、ヤコブに誓われた地に導き上られるでしょう」。
 さらにヨセフは、「神は必ずあなたがたを顧みられる。その時、あなたがたは私の骨をここから携え上りなさい」と言ってイスラエルの子らに誓わせた。
 こうしてヨセフは110歳で死んだ。
彼らはこれに薬を塗り、棺に納めて、エジプトに置いた。】

 
これを書いたのは、モーセだと言われていますが、素晴らしい文才に感心しました。
 
ヨセフも素晴らしい働きをしていることを、改めて実感した次第です。
 ここまで丁寧に筆読してみてはっきりしたことなのですが、モーセ後の人
〔良かれと思って追加した〕部分が、数か所判ったことでした。
特に、第49章は余分です。これがない方が真実みが感じられます。
追加されたことで
返って、神(唯一神)を低める結果となっているように、私は感じ取りました。関連して他にも数か所明らかに挿入された疑いの箇所には、批判を恐れず正直にコメントさせて頂きました。
〔 これら挿入箇所が無い方が文章流れが良いし、最初から最後までのモーセの主張の一貫性が出て来ます。〕
氏神様に勝手に羽を付けたり、『人の所業を越えているから神に違いない、氏神様と唯一神とは同一なんだ』という飛躍が、唯一神
(愛の神)低めてしまったのではないでしょうか。
 御批判は謹んでお受けいたします。御鞭撻のほどよろしくお願い致します。
  何はともあれ、最後までお付き合い頂き、有難うございました。
    2014年8月末日 H.Oyama (大山宏)

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