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2015年2月27日 (金)

ヨ1、ヨシュアのリードでヨルダン川を渡る

ヨシュア記、第一章から「カナンの征服」の過程を、独断と偏見(実は科学の目)の解説付きで転記させて頂きます。
【 主のしもべモーセが死んだ後、主はモーセの従者、ヌンの子ヨシュアに言われた、「私のししもべモーセは死んだ。それ故、今貴方と、この全ての民とは、共に立って、このヨルダンを渡り、私がイスラエルの人々に与える地に行きなさい。
 貴方がたが、足の裏で踏む所はみな、私がモーセに約束したように、貴方がたに与えるであろう。貴方がたの領域は、荒野からレバノンに及び、また大川ユフラテからヘテびとの全地にわたり、日の入る方の大海に達するであろう。貴方が生きながらえる日の間、貴方にあたることの出来る者は、一人もいないであろう。
 私は、モーセと共にいたように、貴方と共におるであろう。私は貴方を見放すことも、見捨てることもしない。強く、また雄々しくあれ。貴方はこの民に、私が彼らに与えると、その祖先達に誓った地を獲させなければならない。
 ただ強く、また雄々しくあって、私のしもべモーセが貴方に命じた律法をことごとく守って行い、これを離れて右にも左にも曲がってはならない。それは全て貴方が行くところで、勝利を得るためである。この律法の書を貴方の口から離すことなく、昼も夜もそれを思い、その内にしるされていることを、ことごとく守って行わなければならない。
 そうするならば、貴方の道は栄え、貴方は勝利を得るであろう。私は貴方に命じたではないか。強く、また雄々しくあれ。あなたが何処へ行くにも、貴方の神、主が共におられるゆえ、恐れてはならない、おののいてはならない」。】

 多少イスラエルびいきが気になりはするものの、素晴らしい名文の申し渡しです。ここまで神様からの宣託があれば、誰だって奮い立ちます、後ろにこれだけの神の保証付きなれば。

【 そこでヨシュアは民の司たちに命じて言った、「宿営のなかを巡って民に命じて言いなさい、『糧食の備えをしなさい。三日のうちに、貴方がたはこのヨルダンを渡って、貴方がたの神、主が貴方がたに与えて獲させようとされる地を獲るために、進み行かねばならないからである。』」。
 ヨシュアはまたルベンびと、ガドびと、及びマナセの半部族に言った、「主のしもべモーセが貴方がたの為に安息の場所を備え、この地を貴方がたに賜わるであろう』と言った言葉を記憶しなさい。貴方がたの祭司と家畜とは、モーセが貴方がたに与えたヨルダンのこちら側の地に留まらなければならない。
 しかし、貴方がたの内の勇士はみな武装して、兄弟達のさきに立って渡り、これを助けなければならない。そして主が貴方がたに賜わったように、貴方がたの兄弟達にも安息を賜わり、彼らも貴方がたの神、主が賜わる地を獲るようになるならば、貴方がたは、主のしもべモーセから与えられた、ヨルダンのこちら側、日の出の方にある、貴方がたの所有の地に帰って、それを保つことができるであろう」。
 彼らはヨシュアに答えた、「貴方が我々に命じられたことをみな行います。貴方がつかわされる所へは、何処へでも行きます我々は全てのことをモーセに聞き従ったように、貴方に聞き従います。
 ただ、どうぞ、貴方の神、主がモーセと共に居られたように、貴方と共に居られますように。誰であっても、貴方の命令に背き、貴方の命じられる言葉に聞き従わないものがあれば、生かしてはおきません。ただ、強く、また雄々しくあってください」。】
第二章

【 第二章 ヌンの子ヨシュアは、シッテムから、密かにふたりの斥候を遣わして彼らに言った、「行って、その地、特にエリコを探りなさい」。
 彼らは行って、名をラハブという遊女の家に入り、そこに泊まったが、エリコの王に、「イスラエルの人々の内の数名の者が今夜この地を探るために、入って来ました」と言う者があったので、エリコの王は人をやってラハブに言った、「貴方の所に来て、貴方の家に入った人々をここへ出しなさい。彼らはこの国の全てを探るために来たのです。
 しかし、女は既にそのふたりの人を入れて彼らを隠していた。そして彼女は言った、「確かにその人々は私の所に来ました。しかし、私はその人々が何処からきたのか知りませんでしたが、たそがれ時、門の閉じる頃に、その人々は出て行きました。何処へ行ったのか私は知りません。急いであとを追いなさい。追いつけるでしょう」。
 その実、彼女は既に彼らをつれて屋根にのぼり、屋上に並べてあった亜麻の茎の中に彼らを隠していたのである。 そこでその人々は彼らのあとを追ってヨルダンの道を進み、渡し場へ向かった。あとを追う者が出て行くとすぐもんは閉ざされた。
 二人の人がまだ寝ないうち、ラハブは屋上にのぼって彼らの所に来た。そして彼らに言った、「主がこの地を貴方がたに賜わったこと、私達が貴方がたを非常に恐れていること、そしてこの地の民がみな貴方がたの前に震えおののいていることを私は知っています。
 貴方がたがエジプトから出て来られた時、主が貴方がたの前で紅海の水を干されたこと、及び貴方がたが、ヨルダンの向こう側にいたアモリびとの二人の王シホンとオグにされたこと、即ちふたりを全滅されたことを、私達は聴いたからです。
 私達はそれを聞くと、心は消え、貴方がたのゆえに人々は全く勇気を失ってしまいました。貴方がたの神、主は上の天にも、下の地にも、神でいらせられるからです。それで、どうか、私が貴方がたを親切に扱ったように、貴方がたも、私の父の家を親切に扱われることを今、主をさして誓い、確かなしるしを下さい。
そして私の父母、兄弟、姉妹及び全て彼らに属するものを生きながらえさせ、私達の命を救って、死を免れさせて下さい」。
 ふたりの人は彼女に言った、「もし貴方がたが、我々のことを他に漏らさないならば、我々は命に掛けて、貴方がたを救います。また主が我々にこの地を賜わる時、貴方がたを親切に扱い、真実を尽くしましょう」。】

 この文章は実に具体的であり、真実味が漂っています。その通りのことがあったのでしょう。
もし神(氏神様)の使い(天使)の働きがあったとすれば、あらかじめエリコの地に噂として情報を流していたのだろうと思われます。斥候活動としては出来過ぎの話です。

【 そこでラハブは綱をもって彼らを窓からつり降ろした。その家が待ちの城壁の上に建っていて、彼女はその城壁の上に住んでいたからである。もハブは彼らに言った、「追手に会わないように、貴方がたは山へ行って、三日の間そこに身を隠し、追手の帰って行くのを待って、それから去って行きなさい」。
 ふたりの人は彼女に言った、「貴方が我々に誓わせたこの誓いについて、我々は罪を犯しません。我々がこの地に討ち入る時、私達をつり下ろした窓に、この赤い糸のひもを結びつけ、また貴方の父母、兄弟、及び貴方の父の家族をみな貴方の家に集めなさい。ひとりでも家の戸口から外へ出て、血を流されることがあれば、その責めはその人自身のこうべに帰すでしょう。我々に罪はありません。
しかし貴方の家の中にいる人に手をかけて地を流すことがあれば、その責めは我々のこうべに帰すでしょう。またあなたが、我々のこのことを他に漏らすならば、あなたが我々に誓わせた近いについては、我々につみはありません」。
 ラハブは言った、「貴方がたの仰せの通りに致しましょう」。こうして彼らを送り出したので、彼らは去った。そして彼女は赤い紐を窓に結んだ。】
【 彼らは立ち去って山に入り、追手が帰るのを待って、三日の間そこに留まった。追手は彼らをあまねく道に探したが、ついに見つけることが出来なかった。こうしてふたりの人はまた山を下り、川を渡って、ヌンの子ヨシュアのもとに来て、その身に起こったことをつぶさに述べた。そしてヨシュアに言った、「本当に主はこの国の住民はみは我々の前に震えおののいています」。】
 物語としては、実に幼稚ですが、まことに読み易い話です。こんな素直な話ばかりが続くと有難いのですが、今日はここまでにしておきましょう。

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