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2015年3月 2日 (月)

ヨ4、将(天使?)が出現。盗賊集団行為?

ヨシュア記、第五章、13節~
【 ヨシュアがエリコの近くにいたとき、目を上げて見ると、ひとりの人が抜き身の剣(つるぎ)を手に持ち、こちらに向かって立っていたので、ヨシュアはその人のところへ行って言った、「貴方は我々を助けるのですか。それとも我々の敵を助けるのですか」。 
彼は言った、「いや、私は主の軍勢の将として今来たのだ」。
ヨシュアは地にひれ伏し拝して言った、「我が主は何をしもべに告げようとされるのですか」。
すると主の軍勢の将はヨシュアに言った、「あなたの足のくつを脱ぎなさい。貴方が立っているところは聖なる所である」。 ヨシュアはそのようにした。】

 私は50年間聖書は手元に置き、事ある毎に読んでは来ていたが、うっかりこの「将として来た」人の記述文は見逃していました。
神父様も牧師様も、この人物の事は一度も仰いませんでした。
新約聖書では、このヨシュア記の「将として来た天使」を天使とは認める訳にはいかなかった模様です。
 そう言えばヤコブと相撲を取った神様は「天使だった」としぶしぶ認められていましたね。どうも、マタイによる福音書の「天使」という記述の信憑性がぐらついて来たのですが・・・。 まあ、その新約聖書に関しての科学的調査は、後日の検討として、ヨシュア記を読み進めてみましょう。
 一つ心配なのは、「将として来た天使」が後で何処に登場するのか、もしくは、影の参謀として背後でどういう振る舞いをなさるのかなのです。
 影で参謀として振舞うにしては、抜き身の剣を手に持っての登場はちと胡散臭い大仰な登場ではありますが。

第六章、1節~
【 さてエリコは、イスラエルの人々のゆえに、かたく閉ざして、出入りするものがなかった。主はヨシュアに言われた、「見よ、私はエリコと、その王及び大勇士を、貴方の手にわたしている。貴方がた、いくさびとは皆、町を巡って待ちの周囲を一度回らなければならない。六日の間そのようにしなければならない。七人の祭司達は、おのおの雄羊の角のラッパを携えて、箱に先立たなければならない。そして祭司達が雄羊の角を長く吹き鳴らし、そのラッパの音が、貴方がたに聞こえる時、民はみな大声に呼ばわり、叫ばなければならない。そうすれば、町の周囲の石垣は崩れ落ち、民はみなただちに進んで、攻め上ることが出来る」。ヌンの子ヨシュアは祭司達を召して言った、「貴方がたは契約の箱をかき、七人の祭司達は雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立たなければならない」。そして民に言った、「貴方がたは進んで行って町を巡りなさい。武装した者は主の箱に先立って進まなければならない」。
 ヨシュアが民に命じたように、七人の祭司達は、お羊の角のラッパ七本を携えて、主に先立って進み、ラッパを吹き鳴らした。主の契約の箱はそのあとに従った。
武装した者はラッパを吹き鳴らす祭司達に先立って行き、しんがりは箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。
 しかし、ヨシュアは民に命じて言った、「貴方がたは呼ばわってはならない。貴方がたの声を聞こえさせてはならない。また口から言葉を出してはならない。ただ、私が呼ばわれと命じる日に、貴方がたは呼ばわらなければならない」。
 こうして主の箱を持って、町を巡らせ、その周囲を一度回らせた。人々は宿営に帰り、夜を宿営で過ごした。】
【 翌朝ヨシュアは早く起き、祭司達は主の箱をかき、七人の七人の祭司達は、雄羊の角のラッパ七本を携えて、主の箱に先立ち、絶えず、ラッパを吹き鳴らして進み、主の箱に先立ち、絶えず、ラッパを吹き鳴らして進み、武装した者はこれに先立って行き、しんがりは主の箱に従った。ラッパは絶え間なく鳴り響いた。その次の日にも、町の周囲を一度巡って宿営に帰った。六日の間そのようにした。
 七日目には、夜明けに、早く起き、同じようにして、町を名などめぐった。町を七度巡った。町を七度めぐったのはこの日だけであった。七度目に、祭司達がラッパを吹いた時、ヨシュアは民に言った、「呼ばわりなさい。主はこの町を貴方がたに賜わった。この町と、その中の全てのものは、主への奉納物として滅ぼされなければならない。】

【 但し遊女ラハブと、その家に共におる者はみな生かしておかなければならない。我々が送った使者達をかくまったからである。 また、貴方がたは、奉納物に手を触れてはならない。奉納に当り、その奉納物をみずから取って、イスラエルの宿営を、滅ぼされるべきものとし、それを悩ますことのないためである。 但し、銀と金、聖堂と鉄の器は、みな主に聖なる物であるから、主の蔵に携え入れなければならない」。
 そこで民は呼ばわり、祭司達はラッパを吹き鳴らした。民はラッパの音を聞くと同時に、みな大声をあげて呼ばわったので、石垣はくずれ落ちた。
そこで民はみな、すぐに上って町に入り、町を攻め取った。そして町にあるものは、男も、女も、若い者も、老いた者も、また牛、羊、ろばをも、ことごとく剣(つるぎ)にかけて滅ぼした。】

 考えられない暴挙ですね。これが唯一神の為さることとはとてもじゃないが思えません。
このイスラエルを偏愛している氏神様は、悪魔に近い神様としか思えません。勝手に先住民無視で「カナンの地をイスラエルの民に与える」と宣言して、そこの先住民を牛、羊、ろばに至るまで滅ぼすなんて、いくら神様だって許されることではありません。これが「愛の神様」とはどう逆立ちしたら出てくるのでしょうか。
 行きがかり上、この後に書いてある遊女達を助け出す話も書き写しては起きますが、改めて腹が立ってきました。

【 その時、ヨシュアは、この地を探ったふたりの人に言った、「あの遊女の家に入って、その女と彼女に属する全てのものを連れ出し、彼女に誓ったようにしなさい」。斥候となったその若い人達は入って、ラハブとその父母、兄弟、そのほか彼女に属する全ての者を連れ出し、その親族をみな連れ出して、イスラエルの宿営の外に置いた。
 そして日で町とその中の全ての物を焼いた。ただ、銀と金、聖堂と鉄の器は、主の家の蔵に納めた。しかし、遊女ラハブとその父の家に一族と彼女に属する全ての者とは、ヨシュアが生かしておいたので、ラハブは今日までイスラエルの内に住んでいる。これはヨシュアがエリコを探らせるために遣わした使者達をかくまったためである。】

いいかげんにしなさい。と改めて言わざるを得ません。これじゃ強盗行為としか言えないじゃあないですか。『手引きした遊女の家族は生かした』・・これが何だと言うんですか、強盗の手引きした者を味方として生かすなんてのは、よっぽど頭の悪い強盗でなければ生かしておきますよ。当たり前の行為でしょう?
こんなイスラエルに加担した氏神様の行為を正当化しつつ、唯一神を説こうとされるキリスト教の神父様・牧師様方々が哀れに思えてきました。そのイスラエルの民に考え方を改めるため、苦労なさったイエスキリストの苦しみと苦労を改めて思い出し、敬意を表します。

【 ヨシュアは、その時、人々に誓いを立てて言った、「おおよそ立って、このエリコの町を再建する人は、主の前にのろわれるであろう。
 その礎をすえる人は長子を失い、その門を立てる人は末の子を失うであろう」。
 主はヨシュアと共におられ、ヨシュアの名声は、あまねくその地に広がった。

【 第七章  しかし、イスラエルの人々は奉納物について罪を犯した。即ちユダの部族の内の、ゼラの子であるカルミの子アカンが奉納物を取ったのである。それで主はイスラエルの人々に向かって怒りを発せられた。】

 何やら、変な話になって来ましたね。
それにしても、「将として来た」ってのはどういう役目を果たしているのでしょうか。
 長くなりますので続きはまた明日にでも。

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