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2015年4月24日 (金)

使15、パウロの警告を無視して、あわや大船が難破か。

【 数日たった後、アグリッパ王とベルニケとが、フェストにきた。
ふたりは、そこに何日間も滞在していたので、フェストは、パウロ
のことを追うに話して言った、「ここに、ぺクリスが囚人として残し
て行ったひとりの男がいる。私がエルサレムに行った時、この男
のことを、祭司長達やユダヤ人の長老達が、私に報告し、
彼(パウロ)を罪に定めるようにと要求した。・・・

 そこで私は彼らに答えた、
『訴えられた者が、訴えた者の前に立って、告訴に対し弁明する
機会を与えられない前に、その人を見放してしまうのは、ローマ
人の慣例にはないことである』。それで、彼らがここに集まって来
た時、私は時を移さず、次の日に裁判の席に着いて、その男を
引き出させた。訴えた者達は立ち上がったが、私が推測していた
ような悪事は、彼について何一つ申立てはしなかった。
 ただ、彼と争い合っているのは、彼ら自身の宗教に関し、また、
死んでしまったのに生きているとパウロが主張 しているイエス
なる者に関する問題に過ぎない。これらの問題を、どう取り扱っ
てよいか分からなかったので、私は彼に、『エルサレムに行って、
これらの問題について、そこで裁いて貰いたくはないか』と、
尋ねてみた。
 ところがパウロは、皇帝の判決を受ける時まで、このまま自分
を留めておいて欲しいと言うので、カイザルに彼を送り届ける時
まで留めておくようにと、命じておいた」。】
・・・ これまでの事件のあらましの、説明になっています。
【 そこで、アグリッパがフェストに「私も、その人の言い分を聞い
てみたい」と言ったので、フェストは、「では、あす彼から聞き取る
ようにしてあげよう」と答えた。
 翌日、アグリッパとぺルニケとは、大いに威儀を整えて、
千卒長達や市の重立った人達と共に、引見所に入って来た。
すると、フェストの命によって、パウロがそこに引き出された。
そこで、フェストが言った、「アグリッパ王、並びにご臨席の諸君。
ご覧になっているこの人物は、ユダヤ人達がこぞってエルサレム
においても、また、この地においても、これ以上、生かしておく
べきでないと叫んで、私に訴え出ている者である。 しかし、
彼は死に当ることは何もしていないと、私は見ているのだが、
彼自身が皇帝に上訴すると言い出したので、彼をそちらへ送る
ことに決めた。
 ところが、彼について、主君に書き送る確かなものが何もない
ので、私は、彼を、諸君の前に、特に、アグリッパ王よ、あなたの
前に引き出して、そり調べをした後、上書すべき材料を得ようと
思う。 囚人を送るのに、その告訴の理由を示さないということは
、不合理だと思えるからである」。】
【 翌日、アグリッパとぺルニケとは、大いに威儀を整えて、
千卒長達や市の重立った人達と共に、引見所に入って来た。
すると、フェストの命によって、パウロがそこに引き出された。
そこで、フェストが言った、「アグリッパ王、並びにご臨席の諸君。
ご覧になっているこの人物は、ユダヤ人達がこぞってエルサレム
においても、また、この地においても、これ以上、生かしておく
べきでないと叫んで、私に訴え出ている者である。 しかし、
彼は死に当ることは何もしていないと、私は見ているのだが、
彼自身が皇帝に上訴すると言い出したので、彼をそちらへ送る
ことに決めた。
 ところが、彼について、主君に書き送る確かなものが何もない
ので、私は、彼を、諸君の前に、特に、アグリッパ王よ、あなたの
前に引き出して、そり調べをした後、上書すべき材料を得ようと
思う。 囚人を送るのに、その告訴の理由を示さないということは
、不合理だと思えるからである」。】
【第26章】
【 アグリッパはパウロに、「おまえ自身のことを話してもよい」と
 言った。そこでパウロは、手を差し伸べて、弁明をし始めた。
「アグリッパ王よ、ユダヤ人から訴えられているすべての事に関
して、きょう、あなたの前で弁明するこをになったのは、私の幸せ
に思うところであるます。
 あなたはユダヤ人のあらゆる慣例や問題を、よく知り抜いて
おられる方ですから、私の申すことを、寛大なお心で聞いて頂き
たいのです。
 さて、私は若い時代には、初めから自国民の中で、またエルサ
レムで過ごしたのですが、その頃の私の生活ぶりは、ユダヤ人
がみんなよく知っているところです。
彼らは私を初めから知っているので、証言しようと思えば出来る
のですが、私は私達の宗教の最も厳格な派に従って、パリサイ
人としての生活をしていたのです。今私は、神が私達の先祖に
約束なさった希望を抱いているために、裁判を受けているので
あります。私達の12部族は、夜昼、熱心に神に仕えて、
その約束を得ようと望んでいるのです。王よ、この希望のために
、私はユダヤ人から訴えられています。
神が死人を甦らせるということが、貴方がたには、どうして信じら
れないことと思えるのでしょうか。
 私自身も、以前には、ナザレ人イエスの名に逆らって、反対の
行動をすべきだと、思っていました。そして私は、それをエルサ
レムで敢行し、祭司長達から権限を与えられて、多くの聖徒たち
を獄に閉じ込め、彼らが殺される時には、それに賛成の意を表し
ました。それから、至るところの会堂で、しばしば彼らを罰して、
無理矢理に神を汚す言葉を言わせようとし、彼らに対してひどく
荒れ狂い、ついに外国の町々にまで、迫害の手を伸ばすに至り
ました。
 こうして私は、祭司長達から権限と委任とを受けて、ダマスコに
行ったのですが、王よ、その途中、真昼に、光りが天からさして
来るのを見ました。 それは、太陽よりも、もっと光り輝いて、
私と同行者達とをめぐり照らしました。

 私達はみな地に倒れましたが、その時ヘブル語で私にこう呼び
かける声を聞きました、「サウロ、サウロ、なぜ私を迫害するのか
とげのある鞭をければ、を負うだけ である。』。
 そこで、私が『主よ、あなたはどなたですか』と尋ねると、主は言
われた、『私は、あなたが迫害しているイエスである。さあ、起き
上がって、自分の足で立ちなさい。 私があなたに現れたのは、
あなたが私に会った事と、貴方に現れて示そうとしている事とを
あかしし、これを伝える務めに、あなたを任じるためである。
 私は、この国民と異邦人との中から、あなたを救い出し、改めて
あなたを彼らに遣わすが、それは、彼らの目を開き、彼らを闇から
光りへ、悪魔の支配から神のみもとへ帰らせ、また、彼らが罪の
許しを得、私を信じる信仰によって、
        聖別された人々に加わるためである』。
 パウロがこのように弁明をしていると、フェストは大声で言った、
「パウロよ、お前は気が狂っている。博学がお前を狂わせている」
。パウロが言った、「フェスト閣下よ、私は気が狂ってはいません。
私は、真面目な真実の言葉を語っているだけです。 王はこれら
のことをよく知っておられるので、王に対しても、率直に申し上げ
ているのです。
 それは、片隅で行われたのではないのですから、一つとして、
王が見逃された事はないと信じます。アグリッパ王よ、あなたは
預言者を信じますか。信じておられると思います」。
アグリッパがパウロに言った、
「お前は少し説いただけで、私をクリスチャンにしようとしている」。
 パウロが言った、「説くことが少しであろうと、多くであろうと、
私が神に祈るのは、ただあなただけでなく、今日、私の言葉を聞
いた人も皆、私のようになって下さることです。このような鎖は別
ですが」。
 それから、王も総督もペルニケも、また列席の人々も、みな立ち
上がった。退場してから、互いに語り合って言った、
  「あの人は、死や投獄に当るようなことをしてはいない」。
そして、アグリッパに上訴していなかったら許されたであろうに」。】
  【第27章】
【 さて、私達が、舟でイタリヤに行くことが決まった時、パウロと
そのほか数人の囚人とは、近衛隊の百卒長ユリアスに託された。
そして私達は、アジヤ沿岸の各所に寄港することになっている
アドラミテオの舟に乗り込んで、出帆した。
 テサロニケのマケドニヤ人アリスタコも同行した。次の日、シドン
に入港したが、ユリアスは、パウロを親切に取扱い、友人を訪れ
て歓待を受けることを、許した。
 それから私達は、ここから船出したが、逆風にあったので、
クプロの島陰を航行し、キリキヤとパンフリヤの沖を過ぎで、
ルキヤのミラに入港した。
そこに、イタリヤ行きのアレキサンドリヤの舟があったので、
百卒長は、私達をその舟に乗り込ませた。終日もの間、舟の進み
が遅くて、私達は、かろうじてクニドの沖合いに来たが、
「風 が私達の行く手をはばむので、サルモネの沖、
    クレテの島陰を航行し、その岸に沿って進み、
       かろうじて「良き港」と呼ばれる所に着いた。
                その近くにラサヤの町があった。
 長い時が経過し、断食期も過ぎてしまい、すでに航海が危険
季節になったので、パウロは人々に警告して言った、
「皆さん、私の見るところでは、この航海では、積荷や船体ばかり
でなく、我々の生命にも、危害と大きな損失が及ぶであろう」。
 しかし百卒長は、パウロの意見よりも、船長や船主の方を信頼
した。なお、この港は冬を過ごすのに適しないので、
大多数の者は、ここから出て、できれば何とかして、南西と北西と
に面しているクレテのピニクス港に行って、
                   そこで冬を過ごしたいと主張した。
 時に、南風が静かに吹いてきたので、彼らは、この時と
ばかりに錨を上げて、クレテの岸に沿って航行した。
 すると間もなく、ユーラクロンと呼ばれる暴風が、島から吹き降
ろしてきた。そのために、舟が流されて風に逆らうことが出来ない
ので、私達は吹き流されるままに任せた。
 それから、クラウダという小さな島の陰に、入り込んだので、
私達は、やっとのことで小舟を処置することができ、それを舟に
引き上げてから、綱で船体を巻きつけた。
 また、スルテスの洲に乗り上げるのを恐れ、帆を降ろして流さ
れるままにした。 私達は、暴風にひどく悩まされ続けたので、
次の日に、人々は積荷を捨て始め、3日目には、船具までも、
てずから投げ捨てた。

 幾日もの間、太陽も星も見えず、暴風は激しく吹きすさぶので、
             私達の助かる最後の望みもなくなった。】
・・・ パウロは別に「聖霊が警告してます」とは言っていません。
   彼の経験と直感(大六勘)で、警告を発しているのです。
   結果論的に、「あれは天使のお導きであった」とするのは、
    あとあと、変な信仰を生み出してしまいます。

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