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2015年4月10日 (金)

使1、「使徒行伝」内での宇宙人の歴史干渉を追ってみましょう

 ルカによる福音書を最後まで通読吟味しましたが、バプテスマのヨハネに関して「マルコによる福音書」を補う形で、詳細情報が加わったのみで、最初に書かれたマルコ書の方が良かった(科学的だ)と、判りました。
 但し、どちらも十字架以降〔3日目に甦った以降〕の記述が、非常に曖昧です。「マタイ書」「ヨハネ書」を読んで整理してみるべきかも知れませんが、宗教色が色濃くなり過ぎて、いよいよ訳が分からなくなって来そうです。
 我々は、UFOや宇宙人らしき天使の地球人類への干渉を追っかけているのでした。この原点に立ち返って考えると、「マタイ書」「ヨハネ書」は、すっ飛ばして、使徒行伝を通読分析するのが適当だと、思います。
 今日から暫く、復活後のイエスや天使の歴史干渉の事実を「使徒行伝」で追っかけてみましょう。 通読に当り、勝手ではありますが、宗教色を極力排除(割愛)するように努めますので、もう暫く、お付き合い下さい。
【使徒行伝】 第一章~

【 テオピオよ、私は先に第1巻を著して、イエスが行い、また教え始められててから、お選びになった使徒達に、聖霊(精霊)によって命じられた後、天に上げられた日までのことを、ことごとく記した。】
・・・ ルカなのですね、筆者は。 「ルカによる福音書」を書き送った人:ルカが、使徒行伝の〔主な:メインの筆者なのでした。
【イエスは苦難を受けた後、自分の生きていることを数々の確かな証拠によって示し、40日にわたって、度々彼らに現れて、神の国のことを語られた。 そして食事を共にしているとき、彼らにお命じになった。、「エルサレムから離れないで、かねて私から聞いていた父の約束
を待っているがよい。 即ち、ヨハネは水でバプテスマを授けたが、あなた方は間もなく聖霊によって、バプテスマを授けられるであろう」。さて、弟子達が一緒に集まった時、イエスに問うて言った、「主よ、イスラエルのために国を復興なさるのは、この時なのですか」。】
・・ 彼らの頭の中には中近東世界があるだけなのですね。 イスラエルローカル復興にどうしても関心が集中している様子です。
【彼らに言われた、「時期や場所は、父がご自分の権威によって定めておられるのであって、貴方がたの知る限りではない。 ただ、聖霊が貴方がたに下る時、貴方がたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤ全土、さらに地の果てまで、私の証人となるであろう」。】
・・ イエスは「時期(エリヤが再来して神の国が実現する時期)を、『貴方がたの知る限りではない。』と一蹴しています。そりゃそうです、その後、2千年間、待っても来ない神の国なのですから。 皆の関心を近未来に起きることに向けてイエスは話を続けられます。 ただ、『エルサレム、ユダヤとサマリヤ全土、更に地の果てまで・・』と一気に全世界に拡げられていますが、当時の『地の果て』が”中近東の周辺端にある国々まで”と、イエスも捕え、聞いている人々も捕えている事は明白です。
 それを21世紀の現代的解釈で、丸い地球全体とするには、いささか、拡大解釈が過ぎる事には「要注意」です。
 大航海時代が来た時、帝国主義者にキリスト教が利用され、虐殺・殺戮に加担させられた苦い経験があるのですから、キリスト教の信者さん達も、少しは反省しないといけません。
【 イエスは彼らの見ている前で天に上げられ、雲に迎えられて、その姿が見えなくなった。 イエスの上って行かれる時、彼らが天を見つめていると、見よ、白い衣を着たふたりの人が、彼らのそばに立っていて、言った、
「ガリラヤの人達よ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなた方を離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなた方が見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」。】
・・・ 久々に宇宙人〔白い衣を着たふたりの人〕とUFO〔未確認飛行物体〕の登場ですね。さらりと書いてあるところを見ると、その当時までは、天の御使い〔宇宙人〕なんて、恐ろしい存在だけれども、時々(度々)目にしていて、取り立てて詳述する存在ではなかった様子が分かります。
【それから彼らは、オリブという山を下ってエルサレムに帰った。この山はエルサレムに近く、安息日に許されている距離のところにある。 彼らは、市内に行って、その泊まっていた屋上の間にあがった。 その人達は、ペテロ、ヨハネ、ヤコブ、アンデレ、ピリポとトマス、バルトロマイとマタイ、アルパヨの子ヤコブと熱心党のシモンとヤコブの子ユダとであった。 彼らはみな、婦人達、特にイエスの母マリヤ、及びイエスの兄弟たちと共に、心を合わせて、ひたすら祈りをしていた。】
・・・この愛な弟子集団〔数10人〕は固まって行動していたのですね。「ヨハネ書」のヨハネもその一員ですし、「マタイ書」のマタイ(?)もこのグループの一員ですが、「ルカ書&使徒行伝」の著者ルカはこのグループ内にはいないようです。「マルコ書」を書いた医者マルコも、このグループ外 らしいです。
 勿論、使徒行伝の主人公というよりもローマカソリックの生みの親のパウロはこのグループでもありませんし、次の百二十人集団にも、加わってはいません
【その頃、百二十名ばかりの人々が、一段となって集まっていたが、ペテロはこれらの兄弟達の中に立って言った、「兄弟達よ、イエスを捕えた者達の手引きになったユダについて
は、聖霊がダビデの口を通して預言したその言葉は、成就しなければならなかった。 彼は私達の仲間に加えられ、この務めを授かっていた者であった。〔彼は不義の報酬で、ある地所を手に入れたが、そこへ、真っ逆さまに落ちて、腹がまん中から引き裂け、はらわたがみな流れ出してしまった。そしてこの事はエルサレムの全住民に知れ渡り、そこで、この地所が彼らの国語で、アケルダマと呼ばれるようになった。「血の地所」という意味である。〕
詩篇に、『その屋敷は荒れ果てよ、そこにはひとりも住む者がいなくなれ』と書いてあり、また、『その職は、ほかの者に取らせよ』とある通りである。そういう訳で、主イエスが私達の間にゆききされた期間中、即ち、ヨハネのバプテスマの時から始まって、私達を離れて天に上げられた日に至るまで、終始私たちと行動を共にした人達の内、誰かひとりが、私達に加わって主の復活の証人にならなければならない」。
 そこで一同は、バルサバと呼ばれ、またの名をユストというヨセフと、マッテヤとの二人を立て、祈って言った、「すべての人の心をご存知である主よ。このふたりのうちのどちらを選んで、ユダがこの使徒の職務から落ちて、自分の行くべきところへ行ったその後を継がせなさいますか、お示し下さい」。】
・・・ ”くじ”で決めるのですね。何処の国でも一緒ですな。日本でも「おみくじ」は、現代でも大はやりです。意外に当る から、これも不思議なことですが。
【 それから、ふたりのために「くじ」を引いたところ、マッテヤに当ったので、この人が11人の使徒達に加えられることになった。】
【第2章】
【五旬節の日が来て、みんなの者が一緒に集まっていると、突然、激しい風が吹いてきたような音が天から起ってきて、一同がすわっていた家いっぱいに響きわたった。また、舌のようなものが、炎のように分かれて現われ、ひとりびとりの上に留まった。
すると、一同は聖霊(精霊)に満たされ、御霊が語らせるままに、色々な他国の言葉で語り出した。】
・・・ これは、にわかには信じ難い現象ですが、文章を科学の目で吟味するに、作り話ではなさそうです。
  大音響と共に、ある種のエネルギーが飛来して、『舌のようなものが炎のように分かれて』という表現は具体的でして、結果として『様々な他国語』をペラペラと喋り出したというのです。
 これが嘘(作り話)ならその後の布教活動は起きて来なかったのですから、現実に起きたと捕えるのが正解でしょう。 これと似た事例は、旧約聖書の中のバベルの塔崩壊事件のあとで、『民が散らされ、言語が乱された』という記録がありました〔創世記の第11章〕。 あれと似たような事件、我々の能力を超えた存在が人間を集団としてコントロールする非常手段が存在するという一例 なのでしょう。
 精霊(聖霊)のなせる業なのかどうなのかは、判別できませんが、少なくとも、我々より遥かに能力の高い人(天からの御使か宇宙人)なら、あるいはお茶の子さいさいと考えられます。
【 さて、エルサレムには、天下のあらゆる国々から、信仰深いユダヤ人達が来て住んでいたが、この物音に大勢の人が集まってきて、彼らの生まれ故郷の国語で、使徒達が話しているのを、誰もかれも聞いてあっけに取られた。そして驚き怪しんで言った、
「見よ、いま話しているこの人達は,皆ガリラヤ人ではないか。それだのに、私達がそれぞれ、生まれ故郷の国語を、彼らから聞かされるとは、いったい、どうしたことか。
 私達の中には、パルテヤ人、メジヤ人、エラム人もおれば、メソポタミヤ、ユダヤ、カパドキヤ、ポントとアジヤ、フェニキヤとパンフリヤ、エジプトとクレネに近いリビヤ地方などに住む者もいるし、またローマ人で旅に来ている者、ユダヤ人と改宗者、クレテ人とアラビヤ人もいるのだが、あの人々が私達の国語で、神の大きな働きを述べるのを聞くとはどうしたことか」。】
・・・ やぶ睨みのコメントで申し訳ないけど、これらの国々や地方が、中近東に限られていることを認識して下さいね。 五旬節の祭に、その会場に全信徒たちが集まっていたとして、百二十人+愛弟子達(40程度)≒百六十名です。会話は複数人でなされる行為である事を考慮すると、その会場では、3分の1~4分の1程度の言語≒40言語以下が喋られていたとなります。  地名として挙げられている数だけでも、約20地方なんですよ。
この事実からも、聖書物語は「中近東に世界が限定されている」事は明確です。
もっとも(全世界対象の宗教であっても)、1千年後、2千年後に地球の裏側にまで広がることを想定して、アメリカインデイアンや、オーストラリヤのアボリジニの言語まで、あの会場で話していても、宣教の足しにはなりません けどね。
 今日はここまでにしておきましょう。

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