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2015年4月17日 (金)

使8、鎖がはずれ牢門が開く奇蹟。以降は、パウロ奇蹟の連続

【 その頃、預言者達がエルサレムからアンテオケに下ってきた。 その中のひとりであるアガボという者が立って、世界中に大飢饉が起るだろうと、御霊によって預言したところ、果たしてそれがクラウデオ帝の時に起った。 そこで弟子達は、それぞれの力に応じて、ユダヤに住んでいる兄弟達に援助を送ることに決めた。そしてそれをバルナバサウロとの手に託して、長老達に送り届けた。】
        【第12章】~ ・・・

【その頃、ヘロデ王は教会のある者達に圧迫の手を伸ばし、ヨハネの兄弟ヤコブをつるぎで切り殺した。そして、それがユダヤ人達の意にかなったのを見て、さらにペテロをも捕えにかかった。それは除酵祭の時のことであった。
 ヘロデはペテロを捕えて獄に投じ、四人一組の兵卒四組に引き渡して、見張りをさせておいた。過越の祭のあとで、彼を民衆の前に引き出すつもりであったのである。
 こうして、ペテロは獄に入れられていた。教会では、彼のために熱心な祈りが神に捧げられた。 ヘロデが彼を引き出そうとしていたその夜、ペテロは2重の鎖につながれ、ふたりの兵卒に間に置かれて眠っていた。兵卒達は戸口で獄を見張っていた。
 すると、突然、主の使がそばに立ち、光りが獄内を照らした。そして御使はペテロの脇腹をつついて起し、「早く起き上がりなさい。」と言った。
 すると鎖が彼の両手から、はずれ落ちた。御使が「帯をしめ、靴をはきなさい。」と言ったので、彼はその通りにした。それから「上着を着てついて来なさい」と言われたので、ペテロはついて出て行った。彼には御使の仕業が現実のこととは考えられず、ただ幻を見ている様に思われた。彼は第一、第二の衛所を通り過ぎて、町に抜ける鉄門のところに来ると、それがひとりでに開いたので、そこを出て一つの通路に進んだ途端に、御使は彼を離れ去った。】
・・・ 天使らしき人(宇宙人)は、まことに神出鬼没で、しょっちゅう獄の中に出入りして、鎖をはずしたり、門を開けたりします。 この前後の記述は、現実にあったことなのでしょうか? これまで、パウロやバルナバなど、生前のイエスを知らない新弟子が活躍している記事が出てくると、(それを邪魔するかのように)ペテロの活躍記事が、現れて来ています。
【 その時ペテロは我に返って言った、「今、初めて、本当のことが解かった。主が御使を遣わして、ヘロデの手から、またユダヤ人達の待ち設けていたあらゆる災いから、私を救い出して下さったのだ」。ペテロはこうと解かってから、マルコと呼ばれているヨハネの母の家に行った。 その家には大勢の人が集まって祈っていた。
 彼が門の戸を叩いたところ、ロダという女中が取次ぎに出て来たが、ペテロの声だと分ると、喜びのあまり、門を開けもしないで家に駆け込み、ペテロが門口に立っていると報告した。
 人々は、「あなたは気が狂っている」と言ったが、彼女は自分の言うことに間違いはないと、言い張った。そこで彼らは、「それではペテロの御使だろう」と言った。しかし、ペテロが門を叩き続けるので、彼らが開けると、そこにペテロがいたのを見て驚いた。
 ペテロは手を振って彼らを静め、主が獄から彼を連れ出して下さった次第を説明し、「このことを、ヤコブや他の兄弟達に伝えて下さい」と言い残して、どこか他の所へ出て行った。
 夜が明けると、兵卒達の間に、ペテロは一体どうなったのだろうと、大変な騒ぎが起った。ヘロデはペテロを捜しても見付からないので、番兵達を取り調べたうえ、彼らを死刑に処するように命じ、そして、ユダヤからカイザリヤに下って行って、そこに滞在した。】
【 さて、ツロとシドンの人々は、ヘロデの怒りに触れていたので、一同うち揃って王を訪れ、王の侍従官ブラストに取り入って、和解かたを依頼した。彼らの地方が、王の国から食料を得ていたからである。定められた日に、ヘロデは王服をまとって王座にすわり、彼らに向かって演説をした。 集まった人々は、「これは神の声だ、人間の声ではない」と叫び続けた。するとたちまち、主の使が彼を打った。神に栄光を帰することをしなかったからである。 彼は虫にかまれて息が絶えてしまった。 こうして、主の言はますます盛んに広まって行った。】
・・ 実に不自然な点が、幾つかあります。箇条書きしてみましょう。
(
疑問1)、エルサレムに居残った愛弟子達の隠れ家であったはずの「マルコと呼ばれているヨハネの母の家」まで逃げ帰って来たペテロが、家の中に入ることもしないで(玄関前で)、事の次第を大げさに喋った後で『どこか他の所へ出て行った』と書いてあるのですよ。不自然極まりなし。
(
疑問2)、ペテロが投獄された後、『教会では彼のために熱心な祈りが神に捧げられた』と書いてあったのに、ロダという女中は、何故直ぐに彼を家の中に引き入れなかったのか?
また、隠れ家で熱心に祈り求めていたペテロが帰って来たという報告を信じないで、隠れ家の中に居た人々が「そんな馬鹿な」という議論を長々とやらなければならないのか、不思議を通り過ごしています。
この記事を使徒行伝に偽装追記した人の頭の程度が知れるというものです。馬鹿じゃないか!
(
疑問3)、そして、この事件報告の直後の記事が、以下の3行であって、それで御終いなのです。これも、不自然極まりなし。
バルナバサウロパウロとは、その任務を果たした後、マルコと呼ばれていたヨハネを連れて、エルサレムから帰って来た。】
・・・ 以降が、パウロ主役のストーリーです。途中から「私達は・・」という語り口で、語られているので、パウロ自身かパウロの愛弟子が、書き残したものを編集したものであるのが解かります。
【第13章】
【さて、アンテオケにある教会には、バルナバ、ニゲルと呼ばれるシメオン、クレネ人ルキオ、領主ヘロデの乳兄弟マナエン、及びサウロなどの預言者や教師がいた。 一同が主に礼拝をささげ、断食をしていると、聖霊が「さあ、バルナバサウロとを、私のために聖別して、彼らの授けておいた仕事に当らせなさい」と告げた。そこで一同は、断食と祈りとをして、手をふたりの上に置いた後、出発させた。
 ふたりは聖霊に送り出されて、セルキヤに下り、そこから舟で、クプロに渡った。そしてサラミスに着くと、ユダヤ人の諸会堂で神の言を宣べ始めた。彼らはヨハネを助け手として連れていた。
 島全体を巡回して、パポスまで行ったところ、そこでユダヤ人の魔術師、バルイエスという にせ預言者に出会った。
彼は地方総督セルギオ・パウロのところに出入りをしていた。この総督は賢明な人であって、バルナバとサウロとを招いて、神の言を聞こうとした。
 ところが魔術師エルマ(彼の名は「魔術師」との意)は、総督を信仰から逸らそうとして、しきりにふたりの邪魔をした。
サウロ、またの名はパウロ、聖霊に満たされ、彼を睨み付けて言った、「ああ、あらゆる偽りと邪悪とで固まっている悪魔の子よ、すべて正しいものの敵よ。主の真っ直ぐな道を曲げることを、止めないのか。見よ、主の御手がお前の上に及んでいる。
お前は盲になって、当分、日の光が見えなくなるのだ」。 
 たちまち、かすみと闇とが彼にかかったため、彼は手探りしながら、手を引いてくれる人を捜しまわった。総督はこの出来事を見て、主の教えにすっかり驚き、そして信じた。】
【パウロとその一行は、パボスから船出してパンフリヤのペルガに渡った。ここでヨハネは一行から身を引いて、エルサレムに帰ってしまった。しかしふたりは、ペルガから更に進んで、ピシデヤのアンテオケに行き、安息日に会堂に入って席に着いた。律法と預言書の朗読があったのち、会堂司達が彼らの所に人を遣わして、「兄弟たちよ、もしあなた方のうち、どなたか、この人々に何か奨励の言葉がありましたら、どうぞお話し下さい」と言わせた。 そこでパウロが立ち上がり、手を振りながら言った、「イスラエルの人達、並びに神を敬う方々よ、 ・・・  ・・・ 割愛 ・・・
 だから預言者たちの書にかいてある次のような事が、貴方がたの身に起こらないように気をつけなさい。『見よ、侮る者たちよ。驚け、そして滅び去れ。わたしは、貴方がたの時代に一つの事をする。それは、人がどんなに説明して聞かせても、貴方がたの到底信じないような事なのである』」。】
・・・ 『貴方がたの時代に・・』は、誰もが近未来と捕えるでしょう。
   この預言が行われてから既に、約500年が経過していた。ですから、聞いていたみんなは、『早ければ数10年以内、遅くとも2,3百年以内に、信じられない事が起きるらしい』、と受け取ったのでしょう。
 でも、待てど暮らせど、2千年が経過した今だに、起きていない?・・・ 要らぬ御節介でした。
【 ふたりが会堂を出る時、人々は次の安息日にも、これと同じ話をしてくれるようにと、しきりに願った。そして集会が終ってからも、大勢のユダヤ人や信心深い改宗者たちが、パウロとバルナバとに付いて来たので、ふたりは、彼らが引き続き、神の恵みに留まっているようにと、説き勧めた。
 次の安息に地には、ほとんど全市をあげて、神の言を聞きに集まって来た。するとユダヤ人達は、その群集を見てねたましく思い、パウロの語ることに口汚く反対した。
パウロとバルナバとは大胆に語った、「神の言は、まず、あなた方に語り伝えられなければならなかった。しかし、貴方がたはそれを退け、自分自身を永遠の命に相応しからぬ者にしてしまったから、さあ、私達はこれから方向を変えて、異邦人たちの方に行くのだ。主は私達に、こう命じておられる、『わたしは、あなたを立てて異邦人の光りとした。あなたが地の果てまでも救いをもたらすためである』」。
異邦人はこれを聞いて喜び、主の御言を褒め称えて止まなかった。そして、永遠の命にあずかるように定められていた者は、みな信じた。こうして、主の御言はこの地方全体に広まって行った。
 ところが、ユダヤ人達は、信心深い貴婦人達や町の有力者達を煽動して、パウロとバルナバを迫害させ、ふたりをその地方から追い出させた。 ふたりは、彼らに向けて足のちりを払い落として、イコニオムへ行った。弟子達は、ますます喜びと聖霊とに満たされていた。】

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