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2015年7月18日 (土)

キトラ古墳の天文図から「古代歴史年代」を割り出す。

 先日、キトラ古墳の天井に描かれた天文図が、意外や意外にも、もの凄く正確に描かれていていることが解かって来ました。
現代の天文学では、宇宙にある無数の星の動きは、過去何億年の昔に遡ってまで、正確に捕えられているのです。その現代天文図に照らし合わせてみたら、”キトラ古墳の天文図が超正確に描かれているということが解かって来た”、
キトラ天文図には、350個の星々が描かれているのですが、その内のわずかに5個か、25個の星の位置をコンピュータ内部で分析してみただけで
1キトラ古墳の天文図 の高精度が確認出来た。
2】製作された時期が「イエス・キリストが生まれた頃の前後だろう、と推定出来た}という訳なのです。

 わずか25個の星の位置だけでの分析でこんなことが推定できるならば、350個(2514倍)を用いれば、もっともっと多くの情報がその中に秘められているのが解かるはず、と考えるのが自然ですね。
 その解析の考え方を教えて上げましょう。
【手順1】350個の各星の現在位置と移動速度とを調べ、過去に逆算する簡単なプログラム(小学校で習う程度の算数式)を組んでおく。  ・・・ A群
【手順2】350個のキトラ天文図で表現されている各星の位置を、コンピューター内部に取り込む。・・・ B群
【手順3】A群データとB群データとの差の2乗を足し加えた値を求めておく。  これが基準値です。 ・・・ C群
【手順4】ある時間T(例えばT=100年)遡った時の星の位置をコンピュータに計算させて、A’群を作る。
【手順5】A’群データとB群データとの距離差の2乗を足し加えた値を求めて、これを基準値〔C群〕で割り算した値、〔F(T)〕を求める。
    式で書けば、F() [(A’-B)/C]^2
 T=0 の時には、このF値は〔 100  であることは明らかですね。T=100年、200年、300年、400年、・・・、2000年、2400年、・・・ と変化させながら、F の値を求めていけばいいのです。
 F の値はどのように変化すると思いますか?

答えを先に言っちゃいましょうね。それは、減衰振動と呼ばれるグラフが得られるのです。ピアノの鍵盤を一つだけ、ポーンと押すと、段々と音が小さくなって行くでしょう。音は振動しながら段々と小さくなっていきますね。あれと同じような減衰振動曲線が得られます。
 国立天文台の相馬充助教・中村名誉教授らは、25個の星星を、このような手法で分析されただけなのですよ。彼らは、『中国から天文図が伝わって来たのだろう。』という先入観念をお持ちですから、製作された時期は、今から千数百年前~2千100年前頃に、中国で観測された天文図を元に、描かれたものだろうと推定されたのですが、惜しいですねノーベル賞級の大発見を見逃されておられるのですから
 確かに、今から2095年前(BC80年)頃に、このグラフは最小値となったのでしょう。が、しかし、です。
このF値は、それ以前に更に遡って計算させ続けると、再度、再々度、更に一致度の良い値を示してくるはずなのです。
『そんな馬鹿な!』と、あなたも思われたことでしょうね。国立天文台の相馬充助教も中村名誉教授も、きっとその様に思われたはずですから、あなたがそう思うのは不思議でもなんでもありません。
 ただ単純に、力任せにコンピュータ処理を続けてみれば、正しいか、間違っているかが判明するのですから、やってみれば良いのです。 こんな計算は、(データ入力後は)あなたのお持ちのパソコンに付属しているEXELコンピュータでも、1時間もかからないで解かる事なんですからね。
 論より証拠です。
 国立天文台の相馬充助教・中村名誉教授らは、25個の星データでしか実行されていませんが、両教授は既に、350個の天空上の位置データをコンピュータ内部に蓄えておられるはずです。
 350個は、25個の14倍です。大体に於いて、データ数が10倍になれば、推定精度は一桁、向上 しますので、もの凄く精度良く、天体観測がなされた時代(年代)を推定出来るはずです。
 国立天文台が、350個の位置データと、実際のその星々の位置と速度情報とをオープンにして頂けるならば、高校生のあなただって、ノーベル賞候補なれるでしょう。
 長くなりましたので、続きは明日にでも。
 2015年 718日、 大山宏
2018/10/03
 文章校正を実施。Hiro. Oyama

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コメント

 相馬充助教も中村名誉教授も気が付かれた模様ですね。良かった!あなた方がEXCEL計算をやってくださるのがBESTです。日本放送協会NHKへの成果報告や科学雑誌「ニュートン」とかへの投稿をお考えなら、ちょっとかったるいですよ。ブログ発信をなさる事をお勧めします。何故なら、インターネット出版の方が、時代に合っているのですから。
【1】雑誌への投稿には、審査が必要であり、数か月の月日がかかり、先入観念の似非科学者の重箱の隅を楊枝でほじくる様なあら捜しを無事パスしなければ、なりませんでしょ。そんなの時間の無駄ですよ。
【2】インターネット出版物は、不具合や勘違いなどがあった場合には、即、発信元のブログの記事を修正するだけで、世界中の科学者に向けて、記事訂正文を届けることが出来るでしょ。インターネット出版物は、生きた本なのです。未来永劫、生き続ける生きて成長し続ける本なのですよ。
【3】特許(パテント)や意匠登録なども、する必要はありません。そんな事したって、小銭は稼げません。むしろ、その科学的な分析手法を活用しようとする後輩の足を引っ張る(使わせ難い状態にする)ことになるでしょ。
 もう、時代はボランティア時代ですよ。タダ(無料)でその技術を使わせてあげて、その経済的効果を(世界中の科学者の協力でもって)タイムリーに上げるのです。そういう時代に我々は生きているのですよ。 参考になりましたでしょうか? 健闘を祈っております。早々 Hiro. Oyama(大山宏)より、相馬充助教殿、中村名誉教授殿へ 2020 1/16

投稿: 相馬充助教も中村名誉教授も気が付かれた模様ですね。 | 2020年1月16日 (木) 16時51分

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