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2015年8月 1日 (土)

Magic-Hand 「奴隷の手」をお書きになった記者様へ Human tests, slaves hand, psychological operation, Tohoku earthquake, meltdown.「宏の時空間疾走-1」・・原爆投下を阻止せよ!

2019/01/10 トップ記事として
 奴隷の手 とは、中国新聞の記者が、今から70年余り前に、「マジックハンド」に対して付けた名前です。 かの記者は、原子エネルギーの平和利用に対して疑問符を投げかけた世界で最初の人でした。彼が広島の原爆の被災者であったかどうかは明らかでは ありませんが、広島県人であったことだけは確かです。 恐らく、ドイツ人宣教師らと同様に、被災者の一人であったのでしょう。
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   中国短編文学賞、応募作品、(6)
    ”「奴隷の手」をお書きになった記者様へ”
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   住所 〒739-2313 東広島市豊栄町清武2463
        小山 澄子(おやま すみこ) 〔代筆 大山宏〕
            生年月日 大正13年2月27日(94歳)
                  自宅(082)432-3041
   職業  ボランティア教師(無給)
  就業先、〒739-0262 東広島市志和町志和東 1201-1
 老人ホーム ドエル東志和
                 電話(082)433ー0777
「奴隷の手」をお書きになった記者様へ

 拝啓 初めてお手紙を差し上げます。 私は小山澄子と申します。大正13年生まれのもうろくしかけた、94のお婆ちゃんです。貴方様は、お元気でお過ごしなのでしょうか。
私は貴方様の名前もお顔もお歳も、まったく存じ上げておりませんし、現在何処にお住まいなのかなど想像することも出来ません。 ひょっとしたら既に天国で、私がこれを書いているのを見守って下さっているのかも知れませんが、何かに揺り動かされるような気持ちで、これを書き送らせて頂きました。・・・

 貴方様に関して只一つだけ存じ上げていることは、貴方様が「奴隷の手」をお書きになった中国新聞の記者様であったという事だけなのです。
 あれは、戦後まもない頃の事でした。
ある朝、私の主人を学校へと送り出し、ほっとしながら新聞を手に取って開いてみた時でした。
 その時、小さな記事が目に留まったのです。
「奴隷の手」と題した記事でした。戦後復興の活気漲る中で、その潮流に逆らうかのような、あの記事を目にした時、妙な違和感を覚えて、記憶に残ったのでした。
 70年くらい昔に書かれたあの記事を思い出させ、まだ生きておられるのかどうかさえも分からない貴方様に対して御手紙を差し上げるきっかけを作ってくれたのは、私が産んだ子:宏でした。これからお話しするのは宏に関する私の思い出です。ちょっと長くなりますが、書かせて下さいね。
 宏は今年6月16日の誕生日に70となりましたが、幼ない頃からちょっというか一風も二風も変わった子供でした。生まれた時からしてそうでした。
眉間(みけん)に深いしわを寄せ、苦虫(にがむし)をつぶしたような様な顔で生まれてきたのです。 小さな胸には、鑓(やり)で突き刺されたかのような大きなあざ左胸一杯にあり、さすがに私もびっくりしました。
 「五体不満足」という本をお書きになった著者さんほどではありませんが、中学、高校生の宏の体は全身傷だらけという状態で、我が子を哀れむこと度々でした。
それが過保護についついなってしまったのかも知れません。
 宏は昔から甘えん坊の子供でした。今でも私に甘えていて、94歳にもなる私に自分の書いた小説を老人ホームまでわざわざ持って来て『これを読め読め、読んで聞かせてやるから感想を述べてくれ。』としきりに迫るのです。
そればかりか、老人ホーム:ドエルの看護師・介護師の十数名の方々にまで「読め。読め。」と、しつこく付きまとっている次第です。
そこには私の忘れたい過去、既に忘れ去ってしまっていた大昔のことまで、こと細かに書いてあるのでした。
 もうあと10年生きるかどうかも分からない者に取って、そんなことはどうでもいいことなのですが、ある夜、眠れないままにぼんやりと見ていた深夜テレビ番組( N H K )で、「奴隷の手」の記憶が、まざまざと蘇えったのでした。
 あれはテレビ番組の最後の方でした。”まとめ”の意味を込めた解説でした。マジックハンド奴隷の手)は、広島の復興活動と原子力平和利用への”希望の星”として提供され、それにみんなが乗っかっていった!
その大義名分に酔い、その夢にすがりつつ、全国民が原子力平和利用の賛同奨励へと走って行ったのでした。
 2011年3月11日は私が申し上げるまでもありませんが、東北地方を大地震が襲い、津波によって、「安全だ。希望のエネルギーだ。」と、小・中学校の給食時間にまで度々登場し宣伝された原子力発電所の原子炉が、あわやメルトダウンか、と思われるところまで達したのでした。
今でも福島県の皆様が放射能被害に苦しんでおられ、放射能汚染廃棄物処理に苦悩しておられる報道を見ながら、
『 あの安全宣伝は一体なんだったのか。』と思う一方で、『 私の余命はあとわずかなのだ。見なかったことにしよう、聞かなかったことにしよう。』と思いつつ、ここ三年半を過ごして来ました。
 あの宏が、東北震災直後に「東北大震災の復旧ボランティアに行く。」といって我が家に立ち寄った時には、私はまだ東広島市豊栄町の自分の家におりました。私の主人は13年前に亡くなっており、一人、そこで古くてだだっ広いだけの家を維持管理しておりました。

 『宏さんと一緒に住んでおられていたのではないのですか?』
という質問ですか?
 住民票の上では、宏夫婦と私の三人暮らしでしたが、離婚騒動の真っ最中でして、宏は4ヶ月前から尾道市向島町岩子島(いわしじま)という小さな島で、海岸清掃などのボランディアをしつつ、乞食 のような生活をしていたのでした。
 宏の妻は、すぐ近くの実家両親の世話などで、向こうへ行ったきりの状態でした。
向こうのご家庭には百歳まであと少しというお父様もおられ、過疎化の進む限界集落の中、大変な状況であることは、想像に難くありませんでした。
 その宏ですが、三ヵ月後に無事広島に帰っては来ました。
しかし、ある意味放心状態であり、不思議なことに東北震災現場の写真は、一枚も撮っては帰らなかったのでした。
『 本当に其の震災現場に行ったのかどうか怪しい。』とか、
『 また何しに遠い東北の、こともあろうに放射能汚染地区までうろついて来たのか』と、陰口をたたく人までいたほどなのです。
  ”米軍の人体実験-2”へ続く

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コメント

アテネ以来、体操団体の金メダル獲得のニュースが入り、嬉しい朝になりました。興奮冷めやらず、白井選手の4回転宙返り、美しく最強のメンバーの並々ならない努力や、メンタルの強さの結果だと絶賛致しました。
判断・度胸はもって生まれたもの、技術は教えられるもの、一番難しいには人材育成です。
「奴隷の手」を拝読させて頂き、20年前に他界しました我が母を思い浮かべ、重なる部分、母親ならではの心情を理解しつつ楽しませてもらい、大変有難うございました。
我が母は寺の長女として誕生し、幼少より御仏(みほとけ)の子供として常日頃より、『供を生きるもったいなさ、人間に生まれた有り難さ、仏法に遇えるかたじけなさ、人生何があろうと決して悲観せず・落胆せず・雄々しく生きていくように!!
思うがまま、あるがまま生きるようにが口癖でした。
 69歳で急死し、還暦の自分の誕生日に記したと思われるメモが出て来ました。
☆振り返れば幾多の苦悩があった。女として妻として母として精一杯生き抜いてきた。60年生きて来て幸福だった。
☆3人の子供も育て上げ、可愛い孫も抱き、思い残すこともなし。私は満足して死んでいく・・・。
☆いつ『お迎え』が来ても覚悟は出来ている。先にあの世で我々の席を取り、待っておく、と、締めくくっておりました。
小説を通して先生とお話しさせて頂いておりますと、脳が活性化して来るのがわかります。読書を通してのおしゃべりは必要だと感じております。
★情報発信していると決して老いないそうです。★普通に行儀よく生きていれば、人間は100歳までは、体上部だそうですよ!
★どうか、お身体置きお付けて頂き、執筆活動にお励み下さいませ。私も日々、仕事に精を出し、頑張っております。社会貢献・自己成長の仕事だと確信し、昨日より今日、今日より明日をモットーに本音で生きております。
 くれぐれも母上様をお大事に!!
この世に生きていて頂けるだけで有り難い(半面羨ましくも思いつつ)。しっかりと親孝行して差し上げて下さいませ。
エコシステム広島 山根茜(あかね)

投稿: 茜 | 2016年8月24日 (水) 15時19分

 役所の所員にはモバイル端末を常時持ち歩かせ、24時間携帯させるべきです!これが21世紀のお役所の常識になるでしょう。【全ての福祉行政の仕事の業務改革を!】
 ある優秀な保健師さんとの電話の一コマを紹介しましょう。
時間:2019/ 1/10 18:46 ~《 夜の7時近い時間ですよ》
「・・・。随分と丁寧に私のブログを読んでくれていたんだね。1時間半ぐらい丁寧に読んでくれていたみたいだね。有難う」
「・・・。そんなには読んでません。包括支援センターに戻って来たのが6時だったから、伝言メモを見て読み始めたから」
「それでもたっぷり45分間は[光世界の冒険(大山宏)]を読んでくれた上で、電話してくれたんだ。有難う。早速だけど、それを踏まえた上で、本日の貴女の報告・意見・提案を聞かせてくれますか?土屋さんや阿部さんと話されたのでしょ。」
「意見・提案っていわれても、・・・。貴方が何を言いたいのか、あのブログを読んでも良く分からなかった、・・・」
「えッ? あそこにハッキリと、書いてあっただろ?一体全体どの記事を読んでいたの?」
「時空間疾走(時空間の瞬間移動:タイムスリップ)で、72年前の原爆投下の飛行機の中に居た・・・原爆投下を阻止したい、やれるだけやってみる・・・って記事よ」
「なんだ、それは母「澄子の回想」の記事(ノンフィクション小説)だよ。 机の上にあったメモに『最新のコメント欄のトップに「内容証明郵便とは?」』って記事があるだろ。あれを読んで欲しかったんだよ。
 だから、モバイル端末を全所員・民生委員に必携させ、自宅でも情報交換/緊急連絡が付けられるようにすべきだ、って言ったんだよ。土屋さんには歳暮代わりに、中古パソコンを持って行ったんだ。「そんな高価なもの受け取れない。」となったけど、福祉行政に関わっている公人や民生委員にはモバイル端末を必携させるべきだよ。ボランティアは24時間体制なんだよ。役所で働く人々が1日8時間労働であぐらをかいていたら、福祉行政なんて効率が悪くて役に立たないよ。おまけに土日祝祭日は遊び惚けているんだろ。こちとらボランティアは年中無休の24時間体制で活動してるんだ。 月給泥棒!って言われないように、改善すべきだよ。大体が、そちらの包括支援センターは8人いるけど、忙しく動き回っているのは貴女だけでしょ。他の大半は電話番として席を温めてるばかりじゃないか。
 まあ、お説教はこの位にして、光世界の冒険(大山宏)の文字をクリックして。・・・。クリックした?」「クリックしたわよ」
「左欄を見ながらスクロールすると、【最近のコメント】って太字があるでしょ。そこに「内容証明郵便とは?」って言葉があるでしょ。そこをクリックして。」「クリックした」
「その記事を読んで欲しかったんだよ。「今日、貴女は土屋民生委員や安倍さん達と澄子救出作戦を協議して来たのでしょ。私はその結果を聞きたいけど、私の期待する意見はそのブログ記事に書いてあるから、それを読んだら改めて電話くれませんか。」
「あなたの口で喋ってよ」
「分かったよ、一緒に読みましょう。・・・・」
 こんな会話を中山相談員と、夜も更けた8時過ぎまでやってました。
「最後に一言助言するよ。ひとりで仕事を抱え込んでいては、組織の長としては失格ですよ。部下に仕事をさせるのです。貴女は実質上司なんだから、部下の仕事を取ってはいけない。部下にもモバイル端末を配布し、24時間体制の福祉行政シフトを敷くべきですよ。おやすみ。」と、またまたイラン事を言ってしまいました。役所から大山宏は【目の敵(めのかたき)】にされるわけです。
     2019/01/11 04:08 大山宏

投稿: 所員にはモバイルを24時間携帯させよ! | 2019年1月11日 (金) 04時08分

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