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2015年8月 2日 (日)

Magic-Hand 「時空間疾走-2」熟年離婚 Pick up from heaven, banner town church, sediment-related disaster, volunteer divorce, home collapse, ‘Shinran Saint’ 親鸞聖人

:「奴隷の手」をお書きになった記者様へ(続きです

  つい最近のこともちょっとお話してもいいでしょうか?
 広島市の緑井八木地区で大災害が起こりました。80名近い方がお亡くなりになり、本当に痛ましい限りです。ほんの目と鼻の先での災害ですから、『あの宏は、あくる朝にもその現場に即駆けつけ、救援作業をやり始めているのだろうな。』と、テレビや新聞報道を毎日見ながら思っていたのです。
 ところが宏は現場の救助活動には参加していませんでした。
あとで聞くと、『行こうとしたのだけれど止めた。豊栄町の田舎道の草刈をする方を優先した。山沿いの市道の草を刈り続ける事にした。これも立派なボランティアだよ。」と言ってました。
 話が飛んでしまいました。
東北被災地から帰ってきた宏が、私の所に居たのは正味3日だけで、また尾道の岩子島(いわしじま)へと戻って行きました。・・・

 私の家には1ヶ月の内、約半分の2週間余りを過ごすだけで、後はあちら尾道でのボランティア”といえば聞こえはいいのですが、実質押し付け(いらぬお節介)甘えん坊の乞食生活を、その後も続けていた模様でした。
 長年住んでいた関東相模原の地を離れ、妻と一緒に、この広島の田舎豊栄町に帰って来てくれたのですが、妻との間はどういう訳か、相当まずい状態のようでした。
 御他聞に漏れずで(恥ずかしながら)嫁姑の問題も発生し、私と嫁(といっても還暦近い嫁でしたが)との軋轢(あつれき)も発生して、たまらず私が、
「宏や、私のためにも離婚しておくれ。お願いだから、私のために離婚しなさい。その内にきっと良い人と廻り逢えるから」なんて事を不用意に、ついうっかり言ってしまったのも、宏が尾道でのボランテイア乞食生活を続ける原因のひとつであったのだろうと後で思い至り、反省致しました。
 宏に豊栄町に住まわせ、かやぶきの建屋まである、古くて、ただ広いだけの館に引き戻す最善策は?と考えてみて、そうだ私がここに居なければいいんだ、私がここに居なければ、宏はここに住んでくれる、御先祖様も大切にしてくれるのだろう、
と思い至ったのです。
70年近くこの田舎で過ごしました。コーラス仲間も、野菜作り仲間、話し相手も沢山いますし、離れるには忍びないものもありましたが、『ぼけてからでは遅い、あの宏のためにも私みずからこの地を去ろう、去るのが一番良いと決心をし、老人ホームに入居する手続きを取ったのでした。
 ちょっと私事に話が振れ過ぎてしまいました。
私が老人ホームに入ったら、私の思惑通り、宏夫婦は豊栄町の館に戻って来ました。
 しかし、なのです。 どういう訳か全く理解に苦しむことなのですが、その1ヵ月後には二人は離婚してしまったのです。 そして宏は、再婚相手を探して全国行脚(あんぎゃ)の旅を続けています。
 行脚ではないですね、婚活会社に数十万円を払って登録し、北は北海道から南は九州鹿児島までの数百人の方々と連絡を取り合っては、その都度逢いに出かけているのです。私が小さい頃に住んでいた懐かしい宮崎にも二度三度と足を運んだ模様ですし、四国高知、山陰松江、大阪梅田、九州の大分熊本にも、お見合いに出かけて行ったと話していました。
 でも世の中が変わってしまったのですね。あの優しい宏が再婚できないのです。
34人にプロポーズして、40人から断られたよ。』って笑っていました。
 熟年離婚くらい家庭崩壊を促進してしまうものはありません。
それを助長・奨励する現在の法律や風潮こそ問題ではないでしょうか。
私も女ですから、大きなことは言えませんが、「戦後は靴下と女が強くなった。」は、当を得た表現ではありません。
「戦後は女が我がままになり、子殺し親殺し夫殺しを平気でやるようになった。」というのが適切な表現だと思います。
 ごめんなさい。つい気持ちが高ぶってしまって、取り乱してしまいました。
長生きをしてこんな辛い思いをするのは耐え難いものがあります。
『早く、天国からお迎えが来てくれないかなあ。』と毎日のように思うのですが、神様仏様はお迎えをよこしてはくれません。
お前の使命はまだあるぞ、まだまだ、やるべきことが、やれることがあるじゃないか。それがみんな出来た時には迎えに行ってやるよ。』
と親鸞聖人(しんらんしょうにん)が仰っておられるような気もします。
 あ、ごめんなさい。前置きが本当に長くなり過ぎてしまいました。
 実は先日、宏が『従姉のルミに誘われるままに、広島市内の幟町にあるカトリック教会を訪ねた。』と言って、一冊の本を枕元に置いていったのでした。
  人体実験ー3 へ続く。

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