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2016年1月20日 (水)

S14 ノア異変(天体衝突)コース・・突然ですが、50年前にタイムスリップ・・・ go back in time 50 years ago! I realized that the direction in which the icy planet is currently moving is the direction of the ecliptic plane of the winter night sky!現在氷惑星が運行している方向は、冬の夜空の黄道面方向と気が付きました!

灼熱の氷惑星 第三章 4節  原書房様「復刻版」が待ち遠しいのは今も変わりませんが、2024年の3月23日の本日、50年前にタイムスリップして高橋実氏や原書房様に申し上げます。『夏の方向に去っていった』というのが誤解の元だったかも…と気が付きました。取り合えず返信!

4 大異変のコース

Photo_9

 

 ノア大異変の時のコースを復元してみよう。
第Ⅲ-4図は、異変に先立つこと約40日の、天体Mの近日点の附近から、異変前2日すなわち”マイナス2日”までの位置を分解して示したものである。

 この図の天体Mの位置は、ゼロの位置で衝突が生起するような場合の位置なので3,000年毎に天体Mがめぐってくるたびに、必ずこういう位置にくるというのではない。
軌道そのものは決まっていて大きくは動かないけれども、MとE(地球)の相対位置は千差万別である。そういう何万回かのケースの中の、運命の1ケースを、第Ⅲ-4図は示している。

《 天体Mの見え方 》

 この図はマイナス 38.5日から始まっているが、ここへ来ては、もう人類はどう騒いでも、手の打ちようがない。
第一章”仮説への道”で、ビルマに現れた黒衣の人の話が出ているが、この最高の僧院から来たと伝えられている黒衣の人も、あるいはおそらくこのマイナス40日あたりで、あるいはもう少し進んだマイナス20日あたりで、運命を見極めたのかも知れない。

 近日点を過ぎると、その段階でかなり正確に軌道測定が可能になるからである。
 ところで、この位置での軌道測定の話であるが、天体Mは地球と太陽との中間に入って来ているので、肉眼では日出前か、あるいは日没後のわずかな時間 しか、見られない。

 その条件は水星または金星と似ているので、水星や金星の見え方と比較しながら考えるのがよい。
近日点の天体Mは、水星の軌道(太陽から 5,800万Km)より少し外側を通る。視直径は 33″(秒:角度°の″)となっている。
  まだ、ずい分と小さい。
月の視直径が 31′であるから、
 月の 50分の1 の大きさである。

この位置で肉眼で見えるとはいっても、よほどよく気をつけて見ないと気がつかないであろう。
マイナス 20日の位置では視直径が倍になって 約 50″になっている。やはり日没後、わずかの間だけ見えるようである。


 ちなみにこの第Ⅲ-4図で、
距離と視直径の点だけからいえば、マイナス2日になっても、その距離は500万Km以上もあり、月よりも 12倍遠い。

大きさはその時になって月の4分の1くらいに見えるようになるが、極めて細い(三日月のもっともっと細い形)のような形に見えるであろう。

《 二つの軌道交点 》

 第Ⅲ-4図の挿入説明には、地球の自転の方向および地軸(自転軸)の傾斜の方向が示してある。
これらは異変のあり方を分析した結果としていえることなのだが、同じ第Ⅲ-4図の説明には重要なことが述べてある。

 一つは天体Mと地球Eとのそれぞれの軌道の交点が実は二つあり、それは第1交点と第2交点なのだが、ノア異変は第2交点で起っているという指摘である。この第2交点というのは、
天体Mがこれから遠くへ去る方の交点で、天体Mは地球軌道の内側から外へ出てゆく。


従って、異変の前には天体Mは地球から見て太陽と同じ方向にあり、すこぶる観測し難い。

また、大異変の直前になってもほとんど人類にその接近を気づかれなかった思われるフシがあり、これは謎といえば謎の一つなのだが、これは後で明快に解ける。

 さて、もう一つの交点すなわち第1交点であるが、
これは天体Mがこれから地球軌道の内側に入ろうとする方の交点であって、この時は地球から見て太陽の反対側、すなわち夜の方向から近づいてくる

この場合において天体Mが極度に接近してくると、第1交点ではそれは夜中に起るのだが、マイナス6時の位置で月の2倍くらいの半径になり、太陽に照らされて
、月の数倍も明るくなる。夜の天に現れる本当の大異変である。
  つまり、事前数時間に判明する大異変になる。

ここで考えているノア異変の時にはこういうことは起こっていないわけである。
ノア異変の前に地球上の人々で事前数時間に異様な大きさの天体を見たという人は極めて少ない---と思われる。

 そうして夜明けになって、ほとんどゼロ・ポイントの直前になって、
あっと気が付いた時は頭上に迫っている。---という状況である。


こういう状況は後の分析で少しづつ確定的に推理されてくるが、いまは第Ⅲ-4図の挿入説明に戻ろう。


 要するに、
そこに書いてある第2交点というのは、このような意味をもった交点である。なお、地軸は下に 23度半傾いてり、第2交点が春ならば第1交点は秋になる。ノア異変は春に起った---と考えられる。

旧約聖書には2月27日と記載してあるが、これは他の古伝説でも3月という月を挙げている。

《 天体Mは夏の空にいる 》

 さて,最後に第Ⅲ-4図への註解として最重要の一事が残っている。それは天体Mの軌道の長軸の方向と、そして天体Mの遠日点の方向である。長軸の方向は明らかにの方向、否、正確にいえばを結ぶ角度にある。

旧約聖書の暦法の場合でも春分点は3月20日頃になるのだとして測れば、天体Mの軌道の長軸の方向は春分点からおよそ70日進んだ位置にある。つまり5月30日頃のところを 長軸 は、通っている。

 最後に『では遠日点の方向はどちらなのだろう?』というと、あるいは読者不審に思われるかも知れないが、第Ⅲ-4図は遠日点を夏の方向に取っている。
それに決まっているではないか?といわれる向きもあるかも知れないが、実をいうと天体Mの軌道の向きを第Ⅲ-4図とは鏡対象のように反対側に左の方、つまりの方向に向けて考え、天体Mは太陽を向こう側の方から廻り込んでくると考えることも、可能ではある。

 もし、その方が正しいのなら、現在天体Mは夏の空の方にいるのではなくて 冬の空にいることになる。180°近い反対方向にいることになるから、将来天体Mを探すにしても、逆方向の空を一生懸命無駄に探ることになりかねない。

そこで、第Ⅲ-4図のようにの方向が遠日点の方向だとするのが正しいか否かの問題であるが、答えとしては第Ⅲ-4図のようにの方向が正しいと考えている。
そうして、その理由は、もし軌道の向きを正反対にすると、天体Mの運行は時計方向になり、地球は反時計方向にまわっているから、相対速度は非常に速くなる。向い合いの衝突になる。

第Ⅲ-4図の方向だと天体Mも地球も反時計方向に回るので、相対速度は衝突位置において約30Km/秒 であるが、対向衝突だと67Km/秒 ほどの相対速度になる。この速度は非常に速くて、衝突時の力学事象を相当難かしく解き難いものにするのである。

 しかし本当は、そこまで言わなくても、すべての惑星は第Ⅲ-4図のごとく回っているのだから、天体Mもまた反時計方向に、すなわち第Ⅲ-4図の如く回っており、遠日点はの方向にある---としてよいだろう。

この第Ⅲ-4図を基本にすればさらに詳細な分析にも入ってゆけるのだから、一応、この図の示す意味を明確にしておくわけである。

《 大異変前 6時間 》

第Ⅲ-5図は天体Mが さらに迫ってきたところである。
Photo 時点はマイナス6時すなわち大異変に先立つ6時間の位置である。天体Mはすでに---見えるとすれば---月の約2倍の大きさに見えているはずである。

この第Ⅲ-5図の場面にも謎があることは先に第Ⅲ-4図の説明ででも述べた。天体Mは相当に大きくなっているのに、地上の人は誰も気がつかないのだろうか。

この時点で起きたことや観測されたことがあるいは第一章の禁書の所で述べた、焼かれた書物の中にはあったのかもしれない。

 しかし、口碑伝説のたぐいの中にも、このマイナス6時の辺りに起っていると思われる事象を示唆するものは、極めて少ない。いったい何が起っているのか?
 第Ⅲ-5図の段階では、まだ正確には論じられないのではあるけれども、ここでは天体Mが太陽を遮る位置に来ている確率がかなり多いのである。


天体Mの見かけの大きさは、この図に先立つ6時間のマイナス12時の時にほぼ月と同じ大きさになっており、それはまた太陽の見かけの大きさとも同じなのだから、このマイナス12時の位置でも、場所および条件によっては既に皆既蝕の可能性がある。


 マイナス6時の位置では視半径が太陽の2倍にもなっているから、さらにその確率は多い。この問題を、もっと正確に論証するには、天体Mの軌道の性格、すなわち近日点における太陽との距離、離心率、最高速度などを確定することができれば可能となる。
 いまの仮説段階では近日点での天体Mの速度が 毎秒60Km になっているが、これがもう3%大きくて毎秒 62Km になっていると、非常にはっきりと天体Mが地球を追い越す現象がみられ、追い越しの途中でかなり長い暗黒の時間ができるはずだ。

 この蝕は通常我々が知っている所のによる日蝕よりは、継続時間が遥かに長い。しかし、やがて天体Mが地球を追い越し切ると再び太陽はもとのとおりに輝き始めるが、その頃には天体Mは、もう、マイナス1時(異変前 3,600秒)くらいの位置にいっている。

 この辺の接近状況は、いずれもっと正確に描くことが出来るようになるのであるが、仮説の最初の段階としては、このあたを飛ばして、一挙にもっと切迫した場面へといってみよう。

《 地球とあわや衝突・・・ 》Photo_2

 

 

 

 

 

  第Ⅲ-6図は天体Mが危うく地球に衝突するような運行をする---つまり、地球から 1,500Km を離れた所を通過するというような事態になる---ときの、直前・直後の位置を分解して示したものである。

この図を読み取る時には、地球または天体Mの直径を単位にして、それを”タマ(球)”一つ”の距離と考えてゆくと、いろいろなことが判り易くなる。

この単位でもって今までの説明を復習すると、タマ一つはおよそ 12,000Kmであるので、秒速30Kmの相対速度をもった天体Mは、およそ400秒でこの距離を走る---ということがわかる。記憶しておいて頂きたい。

二つの天体が、いったいどこで衝突するのかを分解すると、第Ⅲ-6図のように一連の相対位置が描ける。そこで地球をストップさせて、天体Mが近づく様子を考えてみる。天体Mが動く速度が“相対速度”であって、相対速度は約毎秒30Kmである。
この操作によって、はじめて”地球の近傍を通ったと思われる巨大な天体・・・”の運行が、目に見えるようになったわけである。

《 二つの衝突のケース 》

第Ⅲ-7図は、地球先行型(午前6時)の衝突と天体M先行型(午後6時)の衝突との二つのケースが、同じく1,500Kmの間隔をおいて、あり得ることを示した図である。
地球の自転の方向は矢印で示す通りで、自転軸は紙面にほぼ直角に、下へ23.5°傾いている。この方向は紙面の裏から表へ向かう方角である。

Photo

この図は前掲の第Ⅲ-6図と変わらない平凡な図のように見えるが、あとで回帰検討をしてみると、実に色々なことが分かってくる図である。 

第Ⅲ-5図を説明した際に、”・・・天体Mが地球を追い越すとき、広い範囲の日蝕現象が起ると思われるが、やがて追い越し切った時には、再び太陽が元のとおりに輝き始める、しかし、その時はすでに、異変前1時間の位置にある・・・”という趣旨を述べた。


その1時間前の位置というのが、この第Ⅲ-7図におけるタマ九つの位置なのである。タマ一つは400秒であるから、タマ九つでちょうど1時間になる。
従って、この第Ⅲ-7図を眺めるとき、3,600秒を1時間と読みかえると、地球自身との関係、とくに地球の各地の時差との関係がよく分かってくる。

 以上が、灼熱の氷惑星で書かれている文章ですが、球面幾何学での検討を子供たちとやっている内に、氷惑星が太陽系の重心点周りで半周する間に、太陽自身も半周している!という事実に気が付いたのでした。

『現在のところ、氷惑星は長楕円軌道の長軸を廻り込んだところであろう』と予想されています。ですから、太陽は短半径方向(の方向)を運行中である、と考えるのが自然です。

 天文観測を職業としておられる方々は、ぜひこの観点に立って再度、灼熱の氷惑星を見つける努力をして頂けないでしょうか。

 黄道面上であり且つ、冬の夜での観測であり空気も澄んでいます、長軸方向を少し回り込んだところ!という事で、探す範囲は相当絞り込まれています。
  皆様のご健闘をお祈りしております!
   2024/ 3/23  大山宏

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