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2016年11月 5日 (土)

豊栄図書館の田村さんへ。地域社会の活性化に関して一言。Regarding the revitalization of the local community, let me tell you one word.

 いつもお世話になっております。出しゃばりの大山宏です。
先日、田村さんより「この図書館の活性方法に関して何か良い方法はありませんか」との問いかけを頂きました。「私はアイディアマンですので、何でも解決策をお出ししますよ」と、答えましたら、「我が豊栄町のこの図書館は、立地条件に失敗しているように思います。山の上にあるでしょう。ここまで登ってくる人は限られているように思うのですが、こればかりはどうしようもないし、、。」と言い添えられました。
 お答えしましょう。

 確かに交通の便の良い図書館は人の出入りが多くなる可能性は高いのですが、図書館とか役場(市役所)の機能は、人の生活に深く関わっているものなので、立地条件とはあまり関係がなさそうです。
 例を申しましょう。
東広島市の「中央図書館」を見て下さい。山の上にあるではありませんか。決して便利なところとは言えません。付近には古墳公園もあって、私はちょくちょくおとずれていますし、結構な人数で、大きな館内がにぎわっています。
蔵書の数が多いのも事実ですが、蔵書が少なくてもにぎわっている図書館は東広島市でもありますよ。安芸津の図書館がいい例でしょう。あのへんぴな図書館ですよ。
ここの最大の明るさは、青少年向けの漫画ふんだんに備えられているのが一役買っている模様です。
 この他、町としては河内という町もさびれた田舎町ですが、図書館は結構にぎわっています。ここも、蔵書の何割かはマンガではないか、と見紛うほどに、真面目なマンガが漫画喫茶店の如くに並んでいます。
サンスクウェア図書館はにぎやかで立地条件の良い図書館です。でもマンガに関しては1階の1室に集中させてあり、二階は主に専門書です。でも、結構にぎわってます。ここの司書も大変親切で、広島市内三原市からも私が読みたい図書を見つけ出し取り寄せてくれるのでした。この親切さについてはまた後でふれましょう。

 マンガの蔵書は少ないけど、明るい雰囲気の図書館の代表は、福富図書館です。隣り町の図書館ですが、ここの明るさは格別です。道の駅(湖畔の里)のすぐ近くとはいえ、決して便利な場所とはいえないのです。でも、出入りが非常に多い図書館です。

 この福富図書館の明るさにはもう一つ理由があります。
それは、3~4人の女性のスタッフが、実に話しやすくて親切であり、雑談にも気軽に応じてくれるのでした。
読んだ本の感想など話すと、その話にも即、応じてくれるのです。更に、「その関係なら、こんな本がありますよ。あなたなら興味深いのでは、、」と、その場所まで案内しながら、興味を引くような自分自身の読後感想を話してくれたりします。

 私は、この福富図書館で「ダビンチ・コード」を読むように勧められたのでした。
テレビでは見たことはあっても、あの本を書棚で探す気は毛頭なかったのですが、その私にその図書を借り出して読んでみようという気を起こさせたのは、若いお姉さん達の腕ですよ。
私はそれから、著者ダン・ブラウン氏の虜(とりこ)になり、他の図書館からも取り寄せてもらってまでして、全10数冊の著書を読み切りました。
更に、古本屋に立ち寄って「ダビンチ・コード上下」は購入までしたのです。

 「活字離れが激しい」と嘆かれる時代であり、読みたい本があれば図書館に行ってまず読んでみる、というのが現代の時代風潮です。
「1秒禅(高田明和著)」という薄い冊子本は、尾道でのボランティア時代に知った図書ですが、この本はまことに素晴らしい本であり、数回読み返しました。その文章全てをノートに書き写しての筆読まで致しました。
あの本をたびたび豊栄図書館から借り出すのが申し訳なく思うようになり、とうとう最後には、本屋さんから取り寄せてまで自分の蔵書にしたことは、田村さんも覚えておられるでしょ。
 豊栄図書館の良いところもありますよ。狭い通路ですが、そこに新刊図書が目立つように並べてあります。あれは良い工夫です。思わず手に取って、パラパラっとめくってみますよ。そして、ついでに借りていくのです。
ついこの間、新刊書コーナーで『ユダヤ人、最高の知恵(前島誠著)』のタイトルが目に留まり、借り出したのですが、半分ほど読んだところで、近所の本屋に注文番号を知らせました。読む価値がある本は、図書館で読んだ後でも買い求めるものですよ。

 福富図書館の明るさの話に戻しましょう。あの3~4名の図書館司書のお嬢さんたちは、とにかく読書好きで明るいのです。
2年前に、私は某新聞社の中国短編文学賞の応募作品を書いていました。投稿前に誰かに前もって読んでもらいたい、という衝動に駆られていたのですが、彼女たちは、勤務時間中の開いた時間や自宅に持って帰ってまで読んでくれて、一言感想を述べてくれたり、誤字脱字などをチェックしてくれたりしたのです。
 私に取っては実にありがたい存在だったのです。一度や二度(1作品や2作品)ではないのですよ、7つの短編作品の全てを事前チェックしてくれたのです。彼女たちの反応を見て、作品の内容の校正も進めましたし、大幅な筋書きの変更をした作品もありました。『7作品の内、絶対に1作品は入選するだろう』なんて確信を抱いた裏には、彼女たちの協力も大いに働いていたのでした。
 こんなにも親切な図書館は、明るい雰囲気であり、繁盛するのは当たり前でしょ。

 これに対して豊栄図書館は、失礼ながら明るくないのです。照明のことを言っているのではありません。雰囲気が明るくないのです。明るく感じられないのでした。
今はいらっしゃらない図書館司書の若い女性ですが、彼女や田村さんに中編小説作品の下書きを持ち込んだことがありました。
あの時のあなた方の反応は、「(自分の意見はしまっておいて)『感想は差し控えたい』とか、『私はこの主人公は嫌いです』とか、『忙しくて読めないからパス』」という具合でした。中には『読んでみてはくれないか』と、声さえ掛けにくい雰囲気の司書の方もおられます。これではその図書館から、足は遠のきます。
 「ここのところはいいですね。良くは分からないけど、こうしたらもっと良くなるのではないかな」なんて、建設的で明るい反応が、その人を図書館に引き付けるのです。
 
 そうは言っても他部署に転勤になられた司書の方は、良い情報を私に与えてくれました。「短編文学賞の応募作品7つが皆、落選の憂き目にあった。入選くせを付けたいのだけれど、何かいい方法はない?って尋ねたら、「ちょうど江田島の能美図書館が作品を募集してますよ」と言って、チラシを手渡してくれたのでした。
 これが私のささやかなデビュー作品となったのでした。彼女には感謝しています。向こうで元気にやっておられるでしょうか?

 江田島の能美図書館も島内の小さな図書館でしょう。その「小鳥」という童話集は年1回の発行ですが、地域社会と密着して広島県内の図書館のほとんどに、その童話集「小鳥を届けるまでに至っています。
「この豊栄図書館も本を発行しろ」とは言いません。『文学サークル活動を起こすべきである!』というような難題を持ちかけるつもりもありません。
 ただ、『本当に心から我が図書館が活気のある図書館となって欲しい』、と望まれるなら、まず明るい方向に変身されることではないでしょうか。これは町民全体に対して言えることかも知れません。
 明るい方向とは、自分の殻に閉じこもったまま正論を吐くことではありません。少々は非難されたとしても、後ろ指をさされたとしても気にしないで前に前進する姿勢が、あかるい方向なのだと私は思います。
 あなたがその気になりさえすれば、周囲は付いて来ますよ。付いて来てくれますよ。自信を持って「変身」なさってみて下さい。
 勝手な事ばかり書きました。乱筆不悪。
  心から応援しています。
        2016 8/3 大山宏

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