F・・「時間軸の矢」「等時間面」Arrow of time, Equivalent-surface of time

2017年5月26日 (金)

時間軸の矢は等時間面に直交。アインシュタインがこの世に残した思想とは?Einstein's ideas: Arrow of time is orthogonal to the Equivalent-surface of time.

概要:アインシュタインの思想:『時空間は曲がっている(歪んでいる)』という思想を玉ねぎの皮に例えて小中学生にも分かるように説明しています。時間軸の矢は等時間面に直交しているのがイメージできると思います。
Summary: Einstein's thought: "bent time and space (distorted) ' of thought compared to the skin of an onion, in the elementary and middle school students, can be explained. The arrow of time, I think that image is orthogonal to the Equivalent surface of time.
 EMC^2 で知られるアインシュタインは時空間の概念を完全ひっくり返したのです。『時空間は曲がっている、歪んでいる。』どころの話ではないのですよ。
 これまで「幾何学」と言えば、3次元空間の図形をイメージして扱う学問でした。この3次元空間に追加して時間軸を持ち込んだのではなくて、まず時間軸を真っ先に設定し、その時間という次元3次元空間とを同列に扱うことを提唱したのです。
 Einstein, who is famous by E=MC^2, he tipped the concept of the space-time completely.
"Time and space is bent and distorted." Things in it is not talking about.
Was ever put "geometry" and the 3-d shape a handle. He proposed that, rather than add Time in 3-dimensional space but time brought first and set the time first and foremost, on a par with the dimension of time and 3-d.

 時間軸の矢は質点から出射し、空間長さ比例で伸び縮みしながら広がっていると述べたのです。この「時間軸が伸び縮みしながら」という概念が世の学者先生たちには、中々受け入れてはもらえないのでした。GPS衛星の時計の進み遅れのデータで時間軸が伸び縮みしている」現実を目の当たりにしている現在でも、相も変わらず宇宙論議に、地球上で体感する等間隔の時間流れのイメージ(流儀)を引きずっておられるのでした。

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2017年2月 6日 (月)

第88話、相対論的ドップラー効果⇒宇宙のバブル構造は細胞膜みたいなもの。エントロピー増大の法則

 エントロピー増大の法則って言葉を聞いたことがありますか?
「世の中は、ドンドン複雑化の方向に進む」という科学的かつ哲学的な言葉なのですが、
すでに死語化しているのかも知れません。
宇宙論が盛んになり、ニュートリノの発見で、ノーベル賞受賞者が日本に出て来ている今日、『今さら、エントロピー増大の法則でもないだろう』とおっしゃるかも知れませんが、これがアインシュタインの相対的宇宙論と密接な関係にあるし、
宇宙が加速度的に拡大しているという事実とも、深い関係にありそうなのです。
 このお話しは長くなりそうです。
いずれお話ししましょう。今日は「エントロピー増大の法則」という言葉があったことだけを記憶に留めておいてくださいね。

 

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2016年5月30日 (月)

第108話、〔1〕と〔∞〕が対応するという(数)のお話。

 「〔1〕と〔∞〕が対応する」という数のお話。

 という8の字を横に寝かせたような絵文字があります。これは「無限大」と人々から呼ばれている正の数のことです。
この無限大という数は1個2個と数えられるのでした。
易しく例を持って、納得できるようにお話ししましょう。
何でもいいですから、思いつく最大の数をMと置いてみます。
そうすると、あなたが心で思った最小の数は、そのMで持って〔1〕を割り算した値となります。

〔M : 最大の数〕、〔1〕、〔1/M : 最小の数〕

 Mは人によって様々な値が考えられますが、この関係式 M x 〔1/M〕 = 〔1〕は何時でも成立します。この値にという絵文字を与えただけの事なのでした。
即ち、
     〔∞:無限大〕、〔1〕、〔1/∞:無限小〕
式で書くと、
     〔無限小〕 = 1/〔∞:無限大〕 =〔1/∞〕
 分かり易しいでしょ。

 今度は〔2〕という数を定義しましょうか。
〔2〕という数は、思いつく最大数Mで割り算しても掛け算しても、〔1〕の2倍にしかならない数のことを〔2〕というのです。
 ちょっと話が飛び過ぎました。

 等比級数という数の並びがあります。それは、例えば、

・・・、1/16、1/8、1/4、1/2、〔1〕、2、4、8、16、・・・

という具合に、ある小さな数を倍々ゲームで大きくしていった時、〔1〕を通過して、ある大きな数へと続いていく数の並びのことです。
この例で〔5〕という数を定義すると、

・・・、5/16、5/8、5/4、〔5/2〕、5、10、20、40、80、・・・

ということになります。等比級数という数の並びは、必ず〔5〕を通過するのです。

 どんなに大きな数Mに関しても同じです。
M/16、M/8、M/4、M/2、〔M/1〕、2M、4M、8M、16M、・・・

 今は倍々ゲームですから、2倍していますが、この掛けている数のことを比例定数と呼び、通常〔r〕で表し、何回〔r〕を掛けたかの回数を〔n〕として、〔r^n〕と算数では表現します。
これで無限大を定義してみましょう。

 無限大〔∞〕とは、
∞/r^4、∞/r^3、∞/r^2、∞/r^1、〔∞〕、∞r^1、∞r^2、・・・
となる数字のことです。
〔無限大:∞〕とは、より大きな数から等比率〔r〕で割り算していっても、非常に小さい数から掛け算を繰り返して大きくしていっても、必ず通過する数の一つということ納得出来ましたね。

 さて、この等比級数という数の並びには一つの性質があります。
大きい方からと小さい方からの数字を順番に掛け合わせて御覧なさい。
どの掛け算結果も〔∞^2〕となるでしょう?

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2015年7月18日 (土)

キトラ古墳の天文図から「古代歴史年代」を割り出す。

 第91話、”天文図からその観測年代を割り出す”

 久しぶりに、「易しい光技術のお話」を書きます。
先日、キトラ古墳の天井に描かれた天文図が、意外や意外にも、もの凄く正確に描かれていていることが解かって来ました。
現代の天文学では、宇宙にある無数の星の動きは、過去何億年の昔に遡ってまで、正確に捕えられているのです。その現代天文図に照らし合わせてみたら、”キトラ古墳の天文図が
超正確に描かれているということが解かって来た”、
キトラ天文図には、350個の星々が描かれているのですが、その内のわずかに、
個か、25個の星の位置をコンピュータ内部で分析してみただけで、
(1)、キトラ古墳の天文図 の高精度が確認出来た。
(2)、製作された時期が、イエス・キリストが生まれた頃の前後だろう、と推定出来た。
という訳なのです。

 わずか25の星の位置だけでの分析でこんなことが推定できるならば、
350個(25の14倍)を用いれば、もっともっと多くの情報がその中に秘められているのが解かるはず、と考えるのが自然ですね。
 その解析の考え方を教えて上げましょう。

【手順1】、350個の各星の現在位置と移動速度とを調べ、過去に
     逆算する簡単なプログラム(小学校で習う程度の算数式)
     を組んでおく。・・・ A群
【手順2】、350個のキトラ天文図で表現されている各星の位置を、
     コンピューター内部に取り込む。・・・ B群
【手順3】、A群データとB群データとの差の2乗を足し加えた値を求
     めておく。  これが基準値です。 ・・・ C群
【手順4】、ある時間T(例えばT=100年)遡った時の星の位置を
     コンピュータに計算させて、A’群を作る。
【手順5】、A’群データとB群データとの距離差の2乗を足し加えた
    値を求めて、これを基準値〔C群〕で割り算した値、〔F(T)〕を
    求める。
         式で書けば、F(T)=〔(A’-B)/C〕^2  
T=0 の時には、このF値は〔 1.000・・・ 〕、であることは明らかですね。
T=100年、200年、300年、400年、・・、2000年、2400年、・・・
と変化させながら、の値を求めていけばいいのです。

 F の値はどのように変化すると思いますか?
答えを先に言っちゃいましょうね。それは、
減衰振動と呼ばれるグラフが得られるのです。
ピアノの鍵盤を一つだけ、ポーンと押すと、段々と音が小さくなって行くでしょう。音は振動しながら段々と小さくなっていきますね。
あれと同じような減衰振動曲線が得られます。

 国立天文台の相馬充助教・中村名誉教授らは、25個の星星を、
このような手法で分析されただけなのですよ。
彼らは、『中国から天文図が伝わって来たのだろう。』という先入観念をお持ちですから、
「製作された時期は、今から千数百年前~2千100年前頃に、中国で観測された天文図を元に、描かれたものだろう」と推定されたのですが、惜しいですね。
 ノーベル賞級の大発見を見逃されているのですから。

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2014年7月13日 (日)

第88話、パラボラ・楕円面・山彦・木霊・空耳・夢・虫の知らせ・・・

 何処の公園だったか忘れましたが、100mくらい離れて大きなパラボラが向かい合わせで設置された遊具がありました。
 そのパラボラの前に自分が立ち 蚊の鳴くような小声で話をすると、
遠く離れた向こうのパラボラの前に立っている友達の耳に
はっきり聞こえる(声が届く)という通信システムとなっていたのです。
 原理はまことに簡単でして、反射望遠鏡そのものなのです。光の代わりに音(波)を通信手段にしているだけなのですね。

 この装置、相手の声が聞こえること以上に驚くべきことがあります。
自分自身がひそひそと話している話声が、自分の耳元で、
あたかも他人が自分に話しかけている如くに、聞こえるのです。
 自分のひそひそ声が、向こうのパラボラアンテナで反射集結して一旦〔結像(音)〕し、そのままパラボラ面で再反射されて戻ってくるのです。
 原理的には 山彦(やまびこ)効果 なのです。

 山彦は、予想外に大きく自分のヤッホーが返ってきますが、自分が発した声が反射して戻って来て自分の処で〔結像(音)〕するだけのこと。
付近の山々は様々な形をして木々や葉っぱもてんでんばらばらであり、反射方向もバラバラですが、入射して来た方向には障害物は無いのですから、確実に何割かは反射音を送り出すのです。山は大きいですから、その反射音は、ヤッホーと叫んだ貴方の処に戻って来て〔結像(音)〕して、予想外に大きく聞こえる」という訳です。

 山彦の話がしたかった訳ではありませんでした。パラボラアンテナの話でした。
パラボラとは放物面であり、その焦点から発した光は平行光線(光束)となって遠方に届きます。
その平行光束を無限遠方にあるパラボラアンテナが捕え集結した後再反射して送り出すのです。{だからひそひそ声が聞こえた}。

 放物面は実は”楕円面の2つの焦点間距離を無限大に設定したもの”なのですから、今までの話は(正確には)楕円反射の話とした方が適切なのです。
 地球から大宇宙に向かって光を発したら、2000年後にその光振動エネルギーが地球に戻って来て結像して大音響として皆に聞こえた。
これって、不思議でもなんでもないことなんですよ。
《一般相対性原理の下に起こり得る と、証明出来そうです。》

 お寺の鐘の真下に立ってて、誰か他の人に鐘を軽く突いてもらってごらんなさい。耳をふさぎたいほどの大音響にびっくりしますでしょ。
 どうやらあれと似通ったことらしいですよ。
ニュートンさんもケプラーさんも、アインシュタインさんも、その事に気が付いて理論化しただけと言ったら言い過ぎかな。
~~o(^o^)o~~

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2014年6月25日 (水)

第81話、偶然の一致とは恐ろしいもの、歴史は繰り返す!

 スタンレー電気のSさん、先ほどは電話有難うございました。
私はちょうどその時、うたた寝していたのですが、スタンレー電気社内からの16年ぶりの発信電話にびっくりして目が覚めました。
 あなたへの星占いは後日してあげることとして、
  まずは今朝の出来事に関して書かせてもらいます。

 実は今朝5時15分ごろ、誰かに玄関先でよばれたような声がして飛び起きたのですが、玄関先には誰もいない、パジャマのまま出て周囲を探しても誰もいない、という状況でした。田舎道を、隣りのおじさんが新聞配達を終えてバイクで帰還途中でした。
 その時です、妙なことに気が付きました。

 オレンジ色の朝日が真東の山の木々の間から明るく輝いていたのです。
 6月25日ですよ、
夏至の日の太陽は家の後ろの裏山から上がってくるはずなのに???
それで腕時計を見て、その時刻が、05時20分、
飛び起きたのが、5時15分ごろだと割り出したのですが、
 それはともかくとして、

 水平線から上がってくる朝日なんか拝む事は、山に囲まれたこの田舎では、不可能なことなんです。それが、拝めたんだから、不思議を通り越しているでしょ。

 朝飯をたべ、NHKの朝どら を見たあとで、またベッドでうたた寝してて、
あなたからの電話で飛び起きた・・・って経緯です。

 この半年間、不思議なことの連続でして、世間の人からは狂人としか見えないはずです。
私のベッドの電波時計の表示は今は正常に、6月25日水曜日10:59分18秒を示していますが、水平線から朝日が昇る時刻には、

Photo_2

このような表示のまま止まっていたのです。不思議でしょ?

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2014年6月 9日 (月)

第77話、ゴルゴ13 とダイヤモンドの関連:完璧な夏休み宿題候補

 ゴルゴ13  の中には幾つかダイヤモンドに関連する話が出てきます。
その中に 英国のダイアナ妃 から依頼されたダイヤモンド職人 がそのダイヤをカットする話があります。
 そのダイヤをダイアナ妃がパリで暗殺されたのちに、
その無念を晴らすべくゴルゴ13 に依頼。 見事そのダイヤを依頼どおりに葬りさる!
という話もあります。

 なんでこんな話を持ち出したか? というと、ダイヤの光り輝く美しさ 完璧性なのです。
限りなく球面に近くカットされて光り輝く姿には誰もがひかれるから
貫一お宮のお宮でさえも、目が眩んだのではないかな?

 それはともかく、超一流の ダイヤ職人には
ダイヤのカット方向が見える/わかる と言われています。

 原石を手にした時に、その光り方から内部の結晶組織が わかるらしいのです。
その結晶構造に逆らわずにカットするから、原石ダイヤを最高の美しさ/:完璧さ/:最も硬い宝石/に仕上げられるという事です。

  先日 除夜の鐘108っの話をしましたが、このダイヤの結晶構造の中にも108っが秘められている模様ですし、黄金のはだ〔仏身の32相のひとつ(広辞苑)〕とも関連している!   
 その証拠の結晶構造の絵を載せておきましょうね♪
ゴルゴ13とダイヤモンドの関連:完璧性
~o(^o^)o~

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2012年6月27日 (水)

第147話、ダウンバースト現象だってシミュレーション出来る?

 前回のようなヒートシンクの絵を示すと、『天井に穴を開ければ、熱は篭らなくなるではないか?』という意見がすぐ出て来るでしょう? なるほど、そうすると、熱は篭りにくく、冷却効果は増します。そういうモデルを前回示さなかったのには、ある意図があったのです。
放熱フィンの製造のし易さ・ランプ内部に開けた穴が外観上問題にならないようにする・・なども、ありますが、それ以外にも、冷却ベッドの目的があったのです。それは、寒冷地で付着する雪対策のため なのでした。

 HID 電球でも”雪が解けない(解け難い)”という問題がありましたが、LED ヘッドランプの場合は(赤外放射熱がほとんど発生しないため)、その光でレンズに付着した雪を融かすことは不可能なのです。

 そこで、冷却ベッドの排熱通路をレンズ近辺にまで延ばして、出て来た暖かい空気に前面レンズを内側から舐めさせるようにしてみたのです。( 排熱の積極活用であり、京都議定書にも貢献出来るアイディアかな?)
 おふざけは別として、単純な形状をしている電子部品用のフィンに関して、この進歩した時代に、まだ、かような面白い展開があるとは、私も想像していませんでした!

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[参考] の方が長いという変ったお話です。( 興味ある方はどうぞ!)
(1)、密着? 冷却ベッドの上辺はランプ内部の空気も暖めます。これも雪を融かすのには有効です。が、それにも増して、レンズ内面を舐めるように這わす方が効果的でしょう。 穴を開けると外観上は、困りものなのです。
穴を隠そうと思うと隙間が小さくなりすぎる。隠す部品が必要になって来る。と、大変です。その隠す部品が、ともすると、光の通路さえも邪魔してしまう・・といった具合です。

LEDの発光箇所とヒートシンクとは出来るだけ近づけたい(出来れば埋め込みたい位)です。 なお、LED素子とヒートシンクとは、密着がベストです。標準仕様はハンダ付けです。

(2)、ランプ内で、ダウンバースト現象? ジェット機がダウンバースト現象にあって、数百メートル急下降して、ヒヤリとする事故で有名ですが、このダウンバースト現象も、ランプの中で起こし得るのではないか?
その方法は、フィンの埋め込みピッチを広め(20mm程度以上)にしてLEDへの電流供給を止め、上辺が少しだけ冷えると起きるのです。天井方向は塞がっていて、その部分が少し冷えると、その内部に隣接した空気は、天井に張り付いているよりも、左右両脇から「どけどけ」と言われて下方に移動した方が安定になるので、下降を始める。

 一旦下降が始まれば、急激にそれが加速して、大量の空気が、両側のドーナツ状の流れの一部として、大挙下方移動するようになるはずです。これは遊びですが、ピッチを広く取ると、冷却効率が下がるのは、道理です。
 一番良くないのは、金属ヒダの割合が下がり(断面積比率が減少して)、ヒダ内部での熱の移動速度(温度差)が大きくなって来きます。(従来のフィンは、このことに重点を置いてフィン間隔を狭く設定してありましたが)、この発想に於いては、広め(境界層の2~3倍以上≒6mm程度以上)に設定しています。

しかし、広すぎても冷却効率が下がります。その上限は、境界層の厚さの5倍程度と予想されます。即ち、升目で仕切られた空気の塊が入れ替わる範囲を越えると、かみ合った歯車の歯が隣の歯車を”逆転”させる如くに、なってしまうのです。(これがダウンバースト現象)。
なお、ちょっとモデルを変更すると、竜巻や台風まがいも、ランプ内部で再現できそうです。広い板を準備しておいて、その板をそろりと過熱し、周囲に冷たい空気の層を重ね置くと、突如として竜巻が起きるのです。暇な時に考えて見て下さい。

(3)、サイズを小さくするには、? 前回示した冷却ベッドの絵は、随分と馬鹿でかいフィンでした。どこまで小型化することが出来るかは、実験とか、熱シミュレーションとかを実施して調査する必要があります。めったやたらと、条件ばかり増やしても、結論が散漫になるだけでしょう。 肉厚とか隙間・長さなど、パラメーターをシッカリ押さえた(第14話)上で、”実験計画法(第21話)”に基づくシミュレーションが有効でしょう。

それらを実施する事前の頭の作業として、四角い升目での試行錯誤で絵を描いてみる作業は、有効的と、(我田引水的ですが)思う次第です。

以上    2007年 7月 21日  大山宏

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2011年8月14日 (日)

第76話、浮力差による入替り現象が自然対流現象ですよ。

自然対流によって放熱効果を高めることを考えてみましょう。( 頭の体操のチャンスと考えて、自分で想い描いて下さい。) そこには、空間を前後・左右・上下の3方向に、四角で仕切った升目が並んでいます。その升目の一部に、太い線が引いてあります。

この太い線が、"放熱フィンの有る場所"です。( 空気と較べて金属の熱伝導率は非常に大きいので、熱伝導の速度を 同じオーダーになるように形を描くと、フィンのモデルとしては肉厚が無視できる升平面と表現しても おかしくはないのです。)

このモデルでは、升を空気一塊の空気として扱います。空気は温まると膨張して軽くなりますので、浮力を生じ、わずかに移動します。( 実際には周囲の空気と入れ替わるという動きです。)
その”わずかな移動の直後”、元の升目で空気を切り分けるのです。(同時に升内の温度を平均化してしまいます。)

この操作を順繰りに繰り返すと、わずかづつの空気移動が計算できます。この移動を繋いだものが”流線”です。流体の運動方程式(ナビエ・ストークス方程式)と、それを元にした熱流体シミュレーションは複雑ですが、とどのつまり、升目を微小にして同様の操作を実行しているだけなのです。
気象庁が毎日発表している天気予報も同じです。》

『 日が照ったり曇ったりするじゃあないか。もっと高等なことをしているのでは?』と思われるかもしれませんが、さにあらず。同じなのです。多少の違いといえば、境界条件として、各地の観測データーを毎日しつこくインプットし直している事( その影響度を高速コンピュータで計算している!)
それでも当りはずれが大きいのは、方程式とモデルとが厳密過ぎるから!

日が照ったり曇ったりというのは、太陽からの放射熱が地表に送られる度合いが変化しているのですが、ランプの中に於いても”光源”という 太陽 があるので、同じでしょう?

( ランプの中にも霧が出たり、雨が降ったりするのですよ。)
話が横道にそれましたが、”流線”について話している最中でした。
添付の絵を見て下さい。
これは、LED PKGを幾つか、ヘッドランプの下辺に配置するための、冷却ベッド(ヒートシンク)です。通常の放熱板に較べてフィンの間隔が広い(数倍)でしょう? この中での空気の動きを概念的に描いたのが、次の図です。
即ち、下方の隙間から空気が(自然対流で)流入して上昇し、天井に阻止されるので左右に分かれて流れ出していく。という様子が描いてあります。

次の図は、フィンが伸びた方向から見た流線の図です。LEDの壁に沿うように暖められつつ空気が上昇して行き、天井に当たると、内側に流れが曲がります。
その空気が天井に沿って流れているので、天井に当たる前でも、一部の空気は行儀良く内側に流れを変えています(イメージとして判って頂けることと思います)。フィン(という橋げたみたいなもの)の間隔を半分にしたらどうなるでしょうか?

答えは、中央の長四角の”排熱通路部分”が実質無くなって(非常に小さくなって)しまい、フィン伸び方向への流れ速度が激減するのです。隙間を4分の1位に縮めると、隣のフィンからの熱が伝わって来るようになると、想像が付きます。
更に極端に縮めると、暖められた空気は動くことも出来ず、フィンの間に”熱篭り”することになりますね。これが、現状のフィンを安易にヘッドランプに転用した状態のようには思えませんか?(言い過ぎでしたらゴメンなさい)。

     2007年 7月 22日  大山宏
追伸、今日のお話は、「ハロゲン電球や HID の中でも対流は起こっていて、シミュレーション計算が出来る(やってました)。」というお話を、LED版に展開したものです。
詳細内容をお知りになりたい方(御急ぎの方)は、日本国特許庁 特許第 3200724 号「粘性流体の解析装置」 を参照下さい。

とは言っても特許は煩雑です。このブログに、英語Englishと日本語で(ネーチャーにも載せ得る?)やさしい論文として掲載してありますので、そちらご参考に。

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2009年10月24日 (土)

第64話、宇宙人の鳩山由紀夫殿 貴方には分かる理数科問題(CO2と気温の関係)

 この「宇宙人の鳩山由紀夫殿・・・」のお話しは、
2009年、10月24日 10:10 に、ブログ上にオープンしたものです。
以降、2014年、6月までの約15年間に、日本国内はもちろん、多くの海外の方々からも根強くアクセスされ、読み続けられるという栄光を頂きました。感謝です。

 易しい光技術のお話しとしての番号付けをこれまで行ってはおりませんでしたが、このたび、タイトルの最初に、【第64話、】と追記させて頂きました。

 この15年の間に、私(大山宏)は、悩みつつも、皆さまに「光世界の事をやさしく伝えるお話」を、書き貯めて来たつもりでした。
非ユークリッド幾何学が、ようやく自信をもって易しく語れるようになったのを機に、それらを第65話~83話に整理・統合してみました。
  早々 大山 宏
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 宇宙人であり、理工学博士でもある鳩山首相なら「グラフ分析」はお得意なはずですね。少々お付き合い下さい。

 先日、皆で「CO2と温暖化、どっちが先?」というグラフ遊び(分析)をやりました。
その時分かった事は、『地球が温暖化した後で、CO2は(1,2年遅れて後追いで)増えている。』という事。その理由は、『地球表面の7割は海で占められており、その海が空気中のCO2量をコントロールし調整してくれているため。』という事でした。
”海”は本当に有難い存在なのですね。

 地質年代を通してもその通りなのでしょうか?
調べてみましょう。
Co2
 南極ボストーク基地の表彰コアの分析から得られた過去17.5万年の気温と二酸化炭素濃度の変化(Barnola ほか、1987)と、注釈があります。

 「CO2と温暖化、どっちが先?」を考える前に、一つ注意です。
横軸タイトルが”現在からさかのぼった年数となっていますので、過去15万年前が”右端”であり、左端が現在です。
 通常は(一般的には)時系列変化の場合、左端が過去、右端が現在(未来)という並べ方をしますが、この図では逆になっています。
 余談ですが、経済成長などで、右肩上がりの経済成長という表現は、「時系列グラフが左から右に向かって時間経過を取る常識の上で成立っているから」、成立する言葉なのです。その常識が守られていない(不親切な?時系列変化を読み難い)グラフという事です。

 その点に注意して、「CO2と温暖化、どっちが先?」を検討してみましょう。

1)、14万年前に温度とCO2とがほぼ一緒に急上昇しています。
2)、その直後、気温は急降下していますが、CO2濃度は、もたもたと275ppmv辺りでもたついた後、温度変化に引きずられるように降下しています。
3)、7万5千年前にも、気温の急降下に対して、CO2量が5千年ぐらい遅れて降下するという現象が認められます。

 この目で見ると、最初の14万年前に関しても、それ以前のレベルがCO2(点線)が高く、気温レベル(実線)が低いということは、気温変化の方が傾きが厳しくて、CO2はその9割程度の上昇率が低いということに気が付くでしょう?
《 上昇カーブに於いても、
 グラフから受けるイメージとは異なって
 気温変化の方が激しく、CO2が後追いしている!》

 先日の「CO2と温暖化、どっちが先?」は、過去30年間の気温とCO2濃度との時系列変化でした(根元順吉著「超異常気象」中公新書 P.213より)。
Photo
 今回は、17万5千年間の気温とCO2濃度との対応変化を調べてみたのですが、やはり、CO2の濃度は、気温を追っかける(後追いする)形で変化していたのでした。
 この傾向は地質年代に関して成立つ傾向と見て間違いないでしょう。

 CO2温暖化説は、間違っているのでした。
最近30年間のみならず、過去17万年間のデータで調べてみても誤りだと分かりました。

 自民党政権が犯した判断ミスの政策(地球温暖化対策の間違い)を、今また民主党政権が実態を知らない(知らされない?)まま、世界に鳩山首相は宣言し、間違い政策をより強烈に実行しようとしておられるのです

 経済界も、その温暖化対策には頭を痛めているのですが、この経済人達も、知らない(知らされていない、気が付いておられない)らしいです。京都議定書は間違っていた。

 もっとも、気が付いている人達はいるのです。少なくとも欧米の科学者/政治家は気が付いていて、それを知っててああいう事を言っているのです。酷い話だと思いませんか?
鳩山首相、貴方がこの事実を知ったなら、もっと違った政策(経済効果のある政策)をきっと打ち出されることでしょうね。
 あっという間に、数兆円の投資先が変わり、世界に果す日本の役割が変わるのではないでしょうか?

 大山宏

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